2021年10月9日土曜日

2021.10.09 東武線で川崎,銀座を巡る

新栃木駅
● 普段は昼夜逆転。今日は死ぬ思いで7時起床。最寄駅(JR宇都宮線)から8:10発の上野行きに乗った。そのまま乗っていれば,上野で乗換えて,10時半には川崎に着いているのかもしれないが,宇都宮で下車。
 東武駅まで宇都宮の旧市街を歩いて,東武線の南栗橋行きに乗った。今日は川崎まで行く。9月19日以来の県外移動だ。

● 東武電車の中吊り。門脇麦のポスター,外して持って帰りたい。

● 曳舟で乗換えた浅草行きに,小さな男の子を連れたママさんが多いんだが。浅草で何かやってるだろうか。
 東武伊勢崎線は北千住を過ぎてから,隅田川を渡りそうで渡らない。荒川(放水路)と隅田川の間の中洲を走って,浅草に着く直前にようやっと隅田川を渡る。その渡橋のときの風景が東武線の白眉ですかねぇ。

● 東京の地下鉄ほど面白い乗物はないと思うようになった。以前の田舎者にはありがちなJR中心主義は過去のものにできた。やれやれ。
 特に面白いのが銀座線。次に丸ノ内線。その次が半蔵門線。何で銀座線なのかと訊かれても困る。答えられない。何となく,だ。
 最初にできた地下鉄なので地下の浅いところを走っているから,あまり下に潜って行かなくてもホームに到達できるのが理由の1つかもしれない。都営大江戸線のように深く潜っていく必要があるところでは,かすかに気分が沈んでくるのを感じる。
 ただ,そういうことになると半蔵門線もだいぶ深く潜るのだが,半蔵門線はまったくOKなんだよねぇ。

● 乃木坂46のメトロ24時間券の使い初め。まずは齋藤飛鳥から。
 新橋で銀座線を降りて,JR東海道線に乗換え。やってきた電車は品川行きだったが,構わずに乗って,
品川駅12番線ホーム

品川でまた乗換え。常磐線から来るのは品川止まりが多いような気がする。

● ミューザでオーケストラ・ゾルキーの演奏を聴いた。そのために来たのだが,ここでは感想は述べない。
 富士そば川崎東口店。自分的には定番になった「ラーメン+大盛券」。富士そばって,蕎麦屋じゃなくて,ラーメン店だというになっている。

● 帰りは新橋から銀座を歩く。並木通りは緊急事態宣言が解除されても人出はさほど増えていない
並木通り
ように見えたので,アレアレと思ったが,中央通りに出てみると,おぉぉ,増えてるじゃないですか。生き返れるか,銀座。
 いやいや,銀座は死んでいない。生き返るんじゃなくて,盛り返すと言うのが正確だ。でもって,盛り返すに決まっている。
 ぼくは銀座でも通行人に過ぎないのだけども,銀座を自在
中央通り
に泳げる人がいるはずだ。しかも,大勢。そういう人たちがコロナ以前のように銀座を泳ぎ始めるに違いないのだ。

● 伊東屋を覗いて,銀座駅から銀座線に乗って,三越前で降りた。メトロの駅で一番好きなのが三越前。なぜかというに,改札を出るとタロー書房があるからだ。
 タロー書房には由緒正しい貴婦人のイメージがある。昭和の書店の趣を湛えつつ,凛としてそこにあるという風情。
 新潮文庫の『宮沢賢治万華鏡』があったら買おうと思っているのだが,宇都宮の書店にはない。タロー書房にもなかった。

● 半蔵門線をひと駅乗って,水天宮前。ちょっと歩くと隅田川。隅田川の風に吹かれてみたくなった。ロイヤルパークホテルを定宿にしていたときには,必ずここに来て,癒やしというか救いというか,隅田川の風景に助けてもらったという思いがある。
 久しく泊まっていないロイヤルパークも見てみたかった。JR中心主義を脱することができたのも,このホテルが半蔵門
線の駅に直結しているからだ。否応なくメトロを使うことになり,メトロの路線図が頭に入るようになった。
 東武線に注目するようになったのも,人形町に馴染むようになったのも,このホテルからだ。

● 気持ちがいいものだ。川の流れを見るとこれほどの快を感じるのはなぜなのか。このまま泊まってしまえればいいのだが,そういうわけにも行かない。帰るとしよう。

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