2016年6月30日木曜日

2016.06.30 続・夢の話

● 長屋のような部屋に住んでいる。今の言葉でいえば1Kくらい。ぼくはその長屋を2棟借りているようだ。
 街に出てみたら,若い女の子に出会った。眼鏡をかけている。背は低めだったようだ。どういう知り合いなのかはわからないんだけど,知り合いであることはわかっている。

● その彼女,泊まるところがないようだ。ので,自分の長屋に連れてきて,二人で寝た。何事もなかった。
 翌日は,何人かがぼくの長屋に集まった。すでに物故している爺さん(ほんとの爺さんの弟)もいる。これでは彼女をこの部屋に泊めてやることができない。

● ので,もうひとつの長屋に案内した。夜も静まって,お客さんも寝た。ぼくはもうひとつの長屋に移った。
 彼女はまだ起きていた。ドキドキした。長屋が安普請で音が筒抜けになるのを気にしていた。そこで目が醒めてしまった。

2016年6月29日水曜日

2016.06.29 夢の話

● 車で烏山を走っている。那珂川の方から町内に向かっている。宮原か日野町あたりか。このときは,家族3人(ヨメとムスコ)で車に乗っていた。

● 次の瞬間,自分ひとりになった。ヨメとムスコを残して,自分だけで偵察に向かったのかもしれない。何の偵察かはわからないけれど。
 場所も変わって仲町あたり。山あげ祭の準備をしているのか,道路の両側で若衆や年寄りが作業をしている。

● つまり,走れる道幅が狭い。途中,これじゃとても無理だ,ぶつかると思ったところがある。が,止まらないで突っこんでしまった。
 突っこんだところ,何事もなく,通過できた。こちらの車が道幅に合わせて縮んだようだ。

● ここでまた場面転換。神長(かなが)の坂になった。現実には,ここはトンネルで抜けられるようになっている。
 ぼくの夢の中ではトンネルはなかったようだ。ひょっとしたら,架空の場所だったか。
 波打った坂で,そこを幼児用の自転車のようなものでぼくは登っている。車はどうしたんだろうか。こんな勾配は登れないと思うんだけど,順調に登れてしまう。

● 登って着いたところは,お寺のような建物の屋根の上。いやお寺の建物が見えたんだから,自分がいるところはお寺じゃないのか。狭いけれども平らな場所だった。
 今まで見たことのない風景だった。中国のかつての長安のようでもあった。
 さてこのあとはどうしたものか。と思ったところで,これは夢なんだなと夢の中で気がついた。

2016年6月26日日曜日

2016.06.26 カメラのキタムラ

● カメラといえばデジタルカメラになった。ケータイやスマホのカメラもけっこう本格的になった。
 現像という言葉は死語になった。銀塩カメラはごく一部のマニアのもの。

● デジタルカメラに替えてもしばらくは,紙にプリントしてアルバムに整理していた。が,その時期はすぐに過ぎて,デジタルデータのままパソコンのハードディスクに溜めておくようになった。写真はパソコンの画面で見るもの。
 せっかくデジタルになっているのに,なんでわざわざ紙にしてアナログ化する必要があるのか。

● そのうち,Twitter,Facebook,Instagramと写真を扱える(っていうか,写真がメインになる)SNSが普及したから,いよいよ写真はデジタルのままにしておいた方が活用範囲が広くなった。
 銀塩カメラにこだわるマニアというのは,写真を芸術として取り扱う指向に染まった人たちということになるだろうか。

● ということになると,かつてのカメラ屋はおまんまの喰いあげになるはずだ。実際,店じまいをしたところもたくさんあるのだろう。
 現像やプリントをする人がいなくなるんだから。デジカメとパソコンとスマホで撮影から画像整理まで完結してしまうんだから。
 それでも,しぶとく残っているカメラ屋がある。ベルモールに入っている「キタムラ」などは全国展開している大手だ。

● で,「キタムラ」ではどういうサービスを提供することによって生き残った(あるいは,全国を席巻した)のかといえば,コンビニでもやっている多機能プリンターの設置。お客さんが自分で好きな写真を好きな大きさで好きな枚数,プリントできる。インデックス印刷を始めとする変則印刷もできる。
 フォトブックや缶バッジもすぐに作れる。ぼくも,息子の写真を2つ,缶バッジにした。

● その他,中古カメラの下取りや販売だの,ハードに絡むアレやコレも手がけている。店員は最小限のアルバイトに抑えて,ほとんどのことはお客さんがセルフでやるように按配。

● デジカメによって,カメラはハレの場を記録するものから,日常の記録装置に変わった。写真が特別なものではなくなった。今の生活には写真が溢れている。
 その身近になった写真を上手に整える,記念品的な形にして残す,贈答品として作り替える。そういった工夫をして,生活の様々な襞に写真をはめ込むという商売をしている。

2016年6月13日月曜日

2016.06.13 ウォークマンを拾った

● ウォークマンにはあまり詳しくないんだけど,たぶんSシリーズだと思う。小さいやつ。イヤホンが接続されていた状態で,氏家の某定食屋の駐車場に落ちていた。車はなかったから,落としたのに気づかないまま帰ったんだろうな。
 夜だった。この日は雨だったので,そのウォークマンにも雨滴がのっていた。

● でも,こういうときはどうすべきだろうね。このまま放置するのが一番いい? ひょっとして,持ち主がこの場所に探しに来るかもしれないしね。
 でも雨でダメになってしまうかもしれないよ。ゴミとして捨てられてしまうかもしれない。

● 結局,拾って持ち帰った。使ってはいないけれど(これからも使うことはないと思う),充電はした。
 どうしようか。元の場所に戻しておこうか。

2016年6月8日水曜日

2016.06.08 炊きたてご飯は七難隠す

● 普段の食事は質素というより粗末なものだ。一汁一菜まで行かない。つまり,めったに一汁はないので。一菜のことが多い。
 納豆だけ,ふりかけだけ,サバ缶だけ,明太子だけ。要は,調理しないですむものが多い。

● ただし,ご飯だけはその都度炊くようにしている。電気炊飯器が炊いてくれるわけだから,米をとぐだけでいいので,ぼくにもできる。
 でもって,ご飯が炊きたてなら,おかずは何でもかまわない。

レトルトでもご飯が炊きたてなら
● 先日は,コンビニで買ったレトルトの親子丼ですませた。ご飯が炊きたてならば,それでも充分に旨いのだった。
 というと,レトルト親子丼を作っている企業に失礼かもしれない。研究を重ねて世に出しているんだろうから。

● でも,具が入ったものを温めればいいだけにして出荷するのは,超えなければならない条件がたくさんあるに違いない。互いに相反する条件もあるだろう。ので,そんなに驚くほどに旨いものは作れないだろうと思う。
  だけども,レトルトカレーは初期のボンカレーに比べると,驚くほど旨くなっているからね(しかも安くなっている)。この分野にも技術革新はあるんだろう。

● ともあれ,けっこう旨かったんですよ。でも,レトルトそれ自身というよりは,ご飯が炊きたてだったことが効いているように思うんですよね。

2016.06.07 赤城乳業の季節

● 関東も梅雨入りして何日かたつ。その梅雨が明ければ,本格的な夏だ。ぼくはマリンスポーツはまったく不得手というか,縁がない人間だけれども,夏は嫌いではない。
 つまり,暑いのがそんなにイヤじゃない。寒いよりは暑いほうを歓迎する。日が長いのもいい。

● で,この時期は赤城乳業のお世話になる時期でもある。「ガリガリ君」と「ガツンとみかん」。日本の湿度の高い厚さには氷菓がピッタリだ。
 ゴディバのアイスクリームと赤城乳業の「ガリガリ君」の両方が冷蔵庫にあった場合,「ガリガリ君」のほうが減りが早い。

● 「ガリガリ君」にも各種あり,「ガツンと」にもみかんのほかに,桃やパインなど各種ある。どれも旨いんだけど,「ガツンと」シリーズに関していうと,やはりみかんにとどめを刺すね。桃もパインもいい。だけど,どれかひとつと言われれば,みかんになりますよね。

● 「ガリガリ君」でいうと,昨年登場したスイカはブックマークしたいほどだ。今年はまだ見かけていないので,昨年で終わったのかと思っていたんだけど,ネットを見ていたら今年もあるという情報が。イヤッホー。

● 自転車で遠出をするとき,コンビニがあるたびに立ち寄って,「ガリガリ君」のスイカを買っていたのは去年のこと。
 今年もできるだけ自転車で走りたいと思っている。その際の心の友は,コンビニと赤城乳業ということになる。

2016年6月7日火曜日

2016.06.06 新名人誕生を機に谷川九段の復活を願う

6月1日の朝日新聞
● 将棋界に新名人が誕生した。佐藤天彦名人。誰もが認める第一人者の羽生さんから奪ったのだから,文句のつけようがない。たとえ羽生さんが本調子ではなかったとしても。

● しかし,年輩者とすればだね,谷川九段がもう一度タイトル戦に登場する姿を見たいんだよねぇ。
 将棋連盟の会長になってから,勝率を含めて成績がガタンと落ちた。ついにはA級からも陥落してしまった。
 会長の仕事にそれだけ力を注いでいるということだろうけど,できればその職は誰かに譲って,もう一度現役棋士の本分に力を注ぐってのは許されないことなんだろうか。

● ぼくが谷川九段を知ったのは,21歳で就位した名人を失って,次のタイトルの棋王位に就いた頃。その頃,NHK(教育テレビ)の将棋講座の講師を務めたんだよね。
 その番組をずっと見てた。ほんとに若き獅子という印象だったんですよ。圧倒的に輝いていたよねぇ。

● その後,名人に復位し,永世名人の称号は得たものの,羽生さんが出てきてからは,彼の陰に隠れることが多くなった。
 が,何と言うんだろうか,こすっからく勝ちに行くんじゃなくて,形を求めるというか,谷川流の美学に殉じるというか,素人目にはそんなふうに映っていた。

● 年齢も50歳を過ぎている。棋士としての全盛期はすでに過ぎているのかもしれないけれども,彼だけは特別だと思いたいんだよね。いわゆるファン心理というものだろうけどね。

2016年6月6日月曜日

2016.06.05 「道の駅きつれがわ」の日帰り温泉

● 夕方,「道の駅きつれがわ」の温泉に。入浴料500円の日帰り温泉。500円でこれだけの贅沢を味わえる。
 身体を隅々まで洗って,源泉かけ流しの露天風呂に。極楽だなぁ。

● 基本,こういうのを究極の贅沢というのじゃないかなぁ。高級ホテルに泊まるとか高級レストランでフレンチを食べるなんてのは,これに比べたら,数段劣る体験。
 つまり,贅沢をするのにそんなにお金はいらないってことだよなぁ。
 そうなんだよ,お金はあってもぜんぜん困らないんだけど,お金に頼らない贅沢ってあると思うんだよな。
 だから,贅沢っていうのは,一握りのお金持ちに限らず,誰でも味わうことのできるものだ。

● もうひとつ。贅沢って単純なものなんだよね,たぶん。
 あれやこれやと複雑な行程(予約とか計画とか)を要するものは,単純なものに劣るんだよ。

● お客の多くは地元のおとっつぁんたちだ。雨が降らなくて困ったという話をしてた。入梅っていっても雨が降らねぇ,と。畑の作物が育たない。
 ちなみに,このあたりでは,梅雨に入ることを入梅というのではなく,梅雨そのものを入梅ということが多い。

● というような話を聞きながら,温泉に浸かっては出て,出ては浸かって。500円の贅沢を満喫した。

2016.06.04 郷ひろみ「裸のビーナス」

● 突如,郷ひろみの「裸のビーナス」を聴き始めてまして。iTunesでリピートをかけて,そればかり何度も何度も。
 1973年,ということは43年前の曲。郷ひろみがデビューして爆発まもない頃だったと思う。

● “まっぶしいぃっな,きみをみっているっと”っていうところが,妙に気に入ってしまってねぇ。何なんだろうねぇ。男の子と女の子の最も幸せな関係ってこれだよなぁ,っていうかね。
 で,そういう関係で一瞬成立したかと思うと,次の瞬間には消えているっていうね。儚さの極致でもある。
 そういうものに惹かれる。加齢に伴う子供返り? つまり,老化? んなこたぁ,ねえよなぁ。

● 43年前の曲をこうして何でもないように聴けるってのが不思議な気がしてね。つまり,当時はCDなんか影も形もなくてドーナツ盤だったからね。当時のドーナツ盤なんか,もちろん持ってない。
 今ではほぼすべての音源がネットに落ちてるもんね。今聴いているのは,レンタルショップで借りたCDをパソコンにリッピングしたものだけど。

2016.06.03 お台場の観光パンフ

● “ゆりかもめ”の駅にあった観光パンフ。観光というか,主には食に関するコマーシャルペーパーだ。
 生き馬の目を抜くがごとく,次々と企画を打ちだしているんでしょ。それができなくなったら飽きられてつぶれる。だから,個々の店はかなりのスピードで変わっているのではないか。
 それでもお台場だからこれだけのコマーシャルペーパーが成立するんだろうな。

● 都民が“ゆりかもめ”に乗ってお台場に行くことはまずないだろう。地方か海外からのお客さんでお台場の店はもっている。
 となると,水準もそれ相当になるんだと思う。偏見だろうか。

● ぼく自身,竹芝までは行くけれど,レインボーブリッジを渡ることはなくなって,数年以上が経つ。
 お台場ができて,それ以前に開発された天王洲アイルはすっかり寂れてしまった。お台場がそうならないという保障はない。

● が,今のところは頑張っているんだろうな,お台場。

2016年6月3日金曜日

2016.06.02 「登竜」で飲む 7回目

● もう,「登竜」が最もお気に入りの居酒屋になったといっていいんだろうな。週に1回行ってる感じだから。

ホルモン炒めで水割り
● で,この日はホルモン炒めで安ウィスキーの水割りを飲んでみた。肉野菜炒め,レバニラ炒めと来て,今回はホルモン炒め。
 ではなくて,初めて「登竜」で飲んだときにも,ホルモン炒めを注文している。今回はいうなら先祖帰りだ。

● 値段は少し安くなる。量は肉野菜炒めやレバニラ炒めに比べると少なめだけれども,普通にいえばかなり多いとなるだろう。
 水割りを2杯飲んだ。腹も空いているから,ガツガツ喰ってしまうけど,これで水割りが2杯しか飲めないってことはない。

メンマキムチ
● 今回,始めた注文したのはメンマキムチ。メンマというのはタケノコを発酵させたものだ。それをさらに発酵させるのか。それとも,メンマを白菜キムチと和えたものなのか。出てきたものを食したところ,たぶん後者だと思われる。
 とはいうものの,しばらく置いておけばメンマがキムチの汁を吸って,シンナリしてしまう。メンマ独特の歯ごたえがなくなる。キムチではない普通のメンマのほうが旨い。

● が,値段は安い。量は多い。やはり,何人かで来てひとつ頼めば充分。そもそも,そういう前提になっているのが,中華料理店というものだろう。テーブルの配置もそうなっている。
 ともあれ,メンマのキムチで水割りをもう1杯。

● 〆は当然にしてラーメン。前回は王者たる醤油ラーメンにした。が,気になっているのがひとつある。季節限定のざるラーメンだ。5月からメニューに登場した。
 今日はひとつ,このざるラーメンにしてみよう。「登竜」の手もみ麺がざるに盛りつけられ,きざみ海苔がかかっている。薬味はきざみネギと辛子。汁の成分は突きとめきれない。旨いということはわかる。スルスルと入っていく。

● これで会計は2,530円だった。お金のことだけをいえば,ここより安いところはある。安かろう不味かろうではない,安くてめっぽう旨いという端倪すべからざる居酒屋も知っている。
 が,これだけ飲み食いして,この値段は間違いなくリーズナブル。ケチ人間の心の琴線にふれる。

2016.06.01 細麺のパスタ

● パスタの乾麺を茹でて,レトルトのミートソースをかけて食べるのは,もっとも簡便というか,簡単にできる食事だ。
 で,今日の夜もそれですませた。

● そのパスタ,ザ・ビッグで安く買ったものなんだけど,やけに細い麺なんだよね。パスタのソーメン版。4~5分で茹であがるので,そこが便利ではあるんだけど,ソーメンパスタはあまり旨くないな。少なくともミートソースでは。
 次は,タラコソースで試してみるか。500グラムの袋なので,かなり残っているんでね。

● ある程度太いほうがモッチリ感があって,いいようだな。もっとも,このあたりは好みの問題でしょうけどね。うどんだって,太めの讃岐がいいという人もいれば,細めの稲庭がいいという人もいる。オレはオールシーズン,ソーメンがいいよ,という人もいるに違いない。

● ところで。パスタ乾麺の多くは輸入品で,原産国はイタリア,チュニジア,ギリシャ,トルコ。この4ヶ国以外のものはまだ買ったことがない。
 デュラム小麦は南米でも栽培されているのじゃないかと思えるが。

● と思っていたら,輸出量ではカナダが多いらしい。イタリアのメーカーがカナダから小麦を輸入し,パスタに加工して日本に輸出しているということなんだろうか。
 ちなみに,ザ・ビッグのソーメンパスタは,原産国はトルコと表示されている。