2018年9月11日火曜日

2018.09.11 安上がり体質

● 酒はすっかり家飲み派になった。基本的には年齢のせいだと思う。
 ちなみにですね,ウィスキーはトリスで充分だと思っている。山崎とか白州とか,ぜんぜん飲んでみたいと思わない。若い頃はオールドでしたよね。年取った今はトリス。つくづく安上がり体質。

● 常用しているノートはダイスキン。ダイスキンで不満を感じたことはない。高級ノートは色々あるけれども,見るだけでいい。あ,こういうのもあるのか,と。
 ペンはプラチナのプレジール。千円万年筆。以前は2百円のプレピーを使っていた。樹脂なのでキャップにヒビが入ったり,嵌合が弱くなったりする。補修しながら使っていたが,オレンジ色のプレジールに惹かれて,転向した。
 モンブランやペリカンなど眼中にない。タダでやると言われても要らない。

● 洋服はユニクロ。あるいはユニクロの安価バージョンのGUで間に合う。あるいは“しまむら”とかね。
 間に合うというか,それ以上のものは不要と思っている。流行だのファッションだのには無頓着だ。

● 食べものに関してもそうだ。ぼく一人なら,ひと月の食費を1万円以下に抑えることはさほどに難しいことではない。ご飯さえあればいい。米なんて安いものだ。パスタの乾麺も重宝する。
 オカズ? 納豆,ふりかけ,生卵,魚肉ソーセージ。そんなもので充分ではないか。だから,光熱水費もあまりかからない。
 パスタを茹でておかかのふりかけをまぶすと,超簡単和風パスタのできあがり。これ,めっぽう旨いと思ってるんですけど。

● しかも,ぼくは物持ちがいい。安いものを使い捨てるんじゃなくて,長く使う。ノベルティのボールペンをリフィルを替えながらけっこう長く使っているくらいだ。
 必然的にモノを買う頻度は下がる。したがって,ゴミも少なくなる。安上がり体質はエコ体質でもあるのだ。

● こういうのをケチというのかもしれない。そう言われても特に反論すべき根拠を持たない。向上心がないと言われるかもしれない。それに対しても,反論できない。
 ただ,若い頃からそうだったかというと,そうではない。若い頃は高級品志向が強かった。服もペンも鞄も靴も,いわゆるブランド品が多かった。
 持ち物がその人を作る的な言い方をマジで信じていたというか。

● そんなことあるわけないだろ,と今は断言できるのだけどね。そういう言い方って,誰か仕掛け人がいるんじゃないかと思いたくなる。
 要するに,宣伝なんだよね。情報といわれるもののかなりの部分は,じつは宣伝だったり広告だったりするんじゃないか。
 昔は婚約指輪は給料3ヶ月分とか言われたものだ。こんなの,明らかに業界発だよね。バレンタインデーもそうだなぁ。持ち家じゃないと世間の信用を得られない,なんてのもそうだろうな。ぼくなら,そんな信用など必要ないと一蹴するが。

● だから安上がり体質を維持するには,“みんなと同じことをする”や“つるむ”から距離を置く必要があるのだ。
 なので,ぼくは自分の安上がり体質をけっこう気に入っている。

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