● ネットに “「栃木県の幸福度が高い自治体」ランキングTOP13! 第1位は「さくら市」”という記事があった。調査したのは大東建託。
「栃木県に住む20歳以上の男女を対象に街の幸福度調査を実施し,その結果を「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング<栃木県版>」として発表しました」ということらしい。
● この種の調査をどういう方法で行うのかは知らないし,幸福度をどう定義しているのかも知らないが,栃木県ではさくら市がトップということ。
2位は高根沢町。1位のさくら市と2位の高根沢町は隣り合っている。このあたりが栃木県では住みやすいんですかね。
● ぼくの基準は,鉄道が通っていて,最寄駅から徒歩圏内に自宅があれば,それで良しというもの。東京へのアクセスがすべてなんですよ。で,東京へは電車で行くしかないわけで。
東京に出やすければ,それだけで幸せ。どの市町に住んでるかじゃないんです。
東武線の沿線,足利市や栃木市も,同じ理由で,幸福度が高い人が多いんじゃないかと思ってるんですけどね。
● 幸せは東京にあり,なんですよ。エンタメもサービスも東京に一極集中してるんですから。
インターネットによってこの面での都市の優位性は失われたという見方もある。映画は Amazonプライムや Netflix によって,どんな田舎にいても見きれないほどのコンテンツが提供される。音楽やバレエ,オペラ,落語といったものも,自宅でいくらでも鑑賞できる。
買物にしてもわざわざ東京まで出かけて行かずとも,欲しいものがネットで買える。ブランドものから古着に至るまで,買えないものはない。
● たしかにそういう面はある。その恩恵をぼくも受けていることは自覚している。
であっても,それでは音楽はすべてネットですむのか,生の演奏会に行ってみたくなることはないのか,という問題だ。歌舞伎の動画もネットに落ちているが,歌舞伎座に観に行きたくなることはないのか。
あるとしても,たまにだから,東京へのアクセスなどあまり問題にならない? その “たま” のために東京に出やすいところにいた方がいいと思う。
● かと言って,東京(都心)に住むのはダメです。わざわざ行くのがいい。東京はそっくり祝祭空間なんですよね。24時間,365日いちゃ,いけないところですよ。
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