わが別荘は,こちらの長期にわたる不在期も,高度に専門的なスタッフが留守を守ってくれているのだ。事前に電気だのガスだの水道だのの手続きをしなければならないといった,面倒くささもないのだ。
別荘に着いたからには,付属する広すぎて野趣に富む庭
所があるんだけど,最近,認知力の低下が著しいオーナーの安全を確保するためには,やむを得ない措置であると存ずる。
● 要するに,別荘なんか持たないで,ホテルを使う方がいいよね,ということだね。何度も泊まっていれば,周囲の地理も含めて,馴染んでくる。既視感が固着する。
そうなれば,もはや別荘だ。この方法なら持とうと思えば,世界のどこにでも自分の別荘を持つことができる。しかも,飽きたら手放すのも簡単だ。行かなければそれでいいのだから。
● ちなみに,今回の部屋は2階の233号室。例によって,相方が安い宿泊プランを見つけたわけで,費用は2泊で6万円ほど。3連休にこの料金で泊まれるとは,なるほどお得感がある。
オリンピックが近づいているので,だんだんぼくらが泊まるのは難しくなってくるのだろうと思っているんだけども,まだそういう状態にはなっていない。
● もちろん,オリンピック期間中はぼくらが泊まれる部屋はなくなっているだろう。けれども,オリンピックの最中に東京に行くのは,バカだけだと思っていてさ。
再来年だっけ,真夏の東京でオリンピックというのも思い切ったものだと思うが,この時期だけは地元の温泉場(那須になると思う)に避難することになりそうだ。
えへん,那須にも別荘があるのでね。もう,だいぶご無沙汰している別荘が。
● 夜はホテルのラウンジでハイボールを3杯。酔う前に満腹になった。いかんな。
ぼくは午後3時頃に到着したんだけども,相方は昼には着いていた。昼もラウンジで過ごしたらしい。ときどき,本格的なホテルメイドのケーキが出る。ホテル内のカフェのが余った場合に限られるっぽいのだけど。
● で,今日はそのケーキが出たんですと。12,3個。あっという間になくなるらしい。目ざとく見つけた人が一人で3個持っていった。次が相方で2個で我慢(?)したんだと。次の人は3個持っていった。その人がシュークリームを持っていかれたと延々グチっていたんですと。
要するに,客質はそんなに高くないっていうか,この程度のものだということね。ぼくらがお客になっているくらいだから。
● 露骨にいうと,宿泊料金と客質は概ね比例するという印象をもっているんですよね。安さに引かれて来るお客って,やっぱり安い人が多いのかな,と。
といっても,今より高いところに泊まったことはないわけなので,本当に比例するのかどうかっていうのは,確認のしようがないんですけどね。
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