● 職場での雑談。20日にTDLに行った人がいた。激混みだったらしい。こってりとハロウィンしてる人ばかりで,“みんな,自分が大好きなんだな”と思った由。
自分を好きなのはいいことだけどね。その表現の仕方に知性の欠落を感じるというだけで。そこから受ける印象は“付和雷同”だからさ。皆がやるから自分もやる,という。
● でも,大勢が集まってワイワイ騒ぐのは楽しいことだし,同じ嗜好を持つ仲間意識も味わえるだろう。自分の工夫を互いに見せ合って,Facebook的な「いいね!」を無言のうちに出し合う。疑似コミュニティができる。
つらつら思うに,そうした一時的なコミュニティが,これからは重要になるかもしれない。長く続くコミュニティの閉鎖性に穴をあける役割を果たす。安定は必ず閉鎖性を随伴する。この閉鎖性がいろいろと悪さをする。
● 他者がとやかく言うことではない。好きな人が集まってやっていることだ。そういうがイヤな人は,その種の場所に行かなければいいだけのことだ。
みんな違ってみんないい,というのとはちょっと違うけれども,いろんな人がいていいわけだ。いかにこってりとハロウィンしようと,別に人に迷惑をかけているわけじゃない。
他者が自分と違うことを責めてはいけない。そう言うおまえは何様だ,ということになる。
● 以上を認めた上で言うんだけれども,それでもあの光景はぼくには異常に映る。何かを捨ててしまった人たちのように見える。
って,その光景をぼくは見たわけではないんだけれども。
0 件のコメント:
コメントを投稿