2018年10月11日木曜日

2018.10.11 自然災害は自然災害なのか

● 右は今日の下野新聞。
 災害で失われたのは“経済”だけではない。どれほどの人命が犠牲になったか。今年の西日本の大雨だけではない。毎年,自然災害で死者が出る。

● それほどの自然災害がなぜ起こるようになったか。河川改修は着々と進んでいるはずだ。それでも捌けないほどの大雨が降る。
 地震を除けば,災害の原因は温暖化だろう。温暖化が進むと,気象は荒れると言われる。シベリアのツンドラがなくなるのではないかと思われるほどの今夏の猛暑は,荒れた気象の象徴ではないのか。

● そうだとすれば,人類の択るべき喫緊の対策はただひとつ。化石燃料を燃やすのをやめることだ。火力発電を全廃して,原発に置き換えることだ。自動車もサッサと電気自動車にして,その電気は原発で作る。
 自然には甘く,人工物には厳しすぎる風潮を改める。自然に奪われた人命が,人工物で犠牲になった人命より軽いわけではないのだ。自然が相手じゃ仕方がないね,ではない。今の自然災害は人間がわざわざ拵えているようなものではないのか。

● という意見は,しかし,素人の戯れ言の域を出ないものだ。ひとつは,火力発電でのエネルギーの取りだし方が格段に効率化していること。熱を余さず吸収してエネルギーに変換できるようになっているようだ。
 もうひとつは,二酸化炭素の増加と温暖化は関係ないという意見があること。どうなんだろう。地球自体が温暖化に向かっているんだろうか。化石燃料云々とは関係なく。

● 技術の進歩,技術革新のみが,解決法になるのだろう。今この瞬間にも,そのために昼夜を分かたず献身している人が大勢いるのだろう。
 何もわからない素人がノイズを垂れ流しても仕方がない。

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