2019年12月8日日曜日

2019.12.08 シェラトン都でまったりする

● 7日。2週間ぶりで東京の別荘に。しがない勤め人なので,1泊しかできないのだが。経済的にも時間的にも。
 寒いにつけ暑いにつけ,ホテルで過ごすのが最も快適。これがすなわちリゾートというものか,と。

● 今の時期だと,スキーリゾートか。スキーが好きな人にとっては,まさにリゾートに違いない。
 夏場のマリンリゾートもそうだね。南の島につながるイメージ。
 ぼくはそういうアクティブなのがあんまり好きじゃないのと,普段は田舎に住んでいるので,アーバンリゾートが最上だと思っている。
 都市の利便性に寄りかかってまったりするということね。何もしない贅沢っていうのは,都心でこそ味わえるものではないか。

● 基本,ホテル内で過ごす時間が長くなる。となると,いいホテルがいい。ホテルの良し悪しなんて結局,宿泊料金に比例するものだという意見もあるだろう。というか,ぼくもそう思っている。
 ホテルで最も重要なファクターは,スタッフの練度でもなければ,ハードの立派さでもなく,館内レストランの水準でもない。宿泊客だ。彼らが調度の第1であり,備品の第1であり,館内の空気を作る第1要因だ。
 その宿泊客は,宿泊料金に見合った人たちになるのだ。何だかんだ言って,そうなのだ。

● ではあるのだが,ホテルは東京に限る。東京というか都心に限る。他の地域より競争が激甚だからだ。
 いわゆるリゾート地(国内だったら,たとえば沖縄)のホテルに行くと,ガッカリさせられることが多かった。特に掃除がてんでなってないことが多い。本土では使いものにならなかったヤツが沖縄に逃げていって,チンタラチンタラやっているのではないかと,何度思ったことか。
 そういうことが都心のホテルにはまったくないとは言えないにしても,明らかな有意差はある。そこは安心できる。

● 場の魅力もある。そのホテルが建っている場,背負っている場。日本橋だったり,東京駅だったり,白金台だったり,赤坂だったり,日比谷だったり,ウォーターフロントだったり。
 スキー場だったり海だったり。セントラルパークだったり万里の長城だったりセーヌ川だったりモンマルトルだったりハイデルベルク大学だったりするわけだが,その場の吸引力もホテル選びに与って力がある。
 この場の力というのは,連泊するとはっきりわかりんですよね。単純にホテルだけだと,どんなホテルでも3泊くらいが限界かなぁと思うんだけども,場が良ければいくらでもいられる。って,長くいたことはもちろんないんだけどさ。

● 今回は1153号室。ラウンジでハイボールを飲むのもいつものごとし。朝に炭水化物を摂っているので,昼食は抜いた。が,ここで2回目の炭水化物を。毒を喰らわば皿まで。ガッツリ喰ってやった。
 つまりだ,こういう客が来てしまうんだよね。ここがねぇ。この時間帯のラウンジは正直,長居は無用の雰囲気。下層の巣窟になってしまった。おまえが言うなという話なんだが。

● で,その後はサウナ。今日は4セット。サウナの中にいる時間も水風呂に浸かっている時間も,従来に比べると長くなった。サ道を究めんとする探究心のゆえでありますね。
 サウナからドブンと水風呂に飛びこむのが最高なのだが,シャワーを浴びてからにしろと言ってくるウザいジジイがいた。賢いつもりのバカという最低のやつ。
 ここでシャワーなんぞという迂遠なものを省略するのは水風呂族の共通了解事項だろう。それにだ,人間の体ってのはどうやったって汚いものだぞ。
 ここまでのバカは駆除するしかないのだが,何か上手い方法があるかね。これほどのバカに通じる日本語をぼくは持ち合わせていないんだよね。

● 4セットの間に水分を取る。ホテルのサウナだから,そのあたりはすこぶる快適に水分補給をすることができる。レモン水の用意もあるし,ファミレスに置いてあるようなドリンクバーの機械もある。
 けれども,サウナで汗を絞ったんだから,摂取した水分も汗になったと思ってはいけないようだね。かなり体内に残っているようなんですよね。夜中に何度も目が醒めてトイレに行くことになったからね。

● 翌日。ホテル1階の「四川」で朝食。うどんがあった。これ,ラウンジでは何度か見かけたことがある。揚げ玉と小松菜を入れて,ガーッと食べた。
 この汁にね,うどん抜きで小松菜をちょっと入れて,そのまま飲むとメッチャ旨い。今日はこれが味噌汁代わり。

● 定番のひよこ豆のカレー。1日分の糖質摂取完了。というか,炭水化物の過剰摂取になってしまった。
 が,お代わりはしなかったのでね,そんな自分をほめてやりたいわ。トマトとカットフルーツ,コーヒーで終了。

● 相方は,ここで一番旨いのはジュース(オレンジのフレッシュジュース)で二番目がご飯だ,と言う。ご飯に鮭フレークをかけて食べたりする。彼女は目が食べたがるタイプで,いろんなのを取ってくるから,皿の中が何とも形容しがたい状況になる。
 しかし,まぁ,真理はカオスにあり,ということなんでしょ。この場合,カオスとは自由奔放ということだ。

● ホテルの庭園。2週間前も昨日もクローズ。雨が降っていたからね,滑りやすくて危険ってね。
 今日はオープン。朝食後の散歩というには,少々短すぎるわけだけども,管理が完璧なので,とても気持ちがいい。

● 庭園散策のあとはサウナ。3セット。この時間帯はほぼ貸切状態ね。
 ところで。サウナをあがるときに体重を測ったら,2週間前比でちょうど1kgの減。もっと減っていると思っていたんだが,思うようにいかないのが現実ですなぁ。
 しかし,1ヶ月で2kg,半年で12kgってことだよね,単純計算だとね。1年なら24㎏だ。おいおい,そんなに痩せちゃ死んじゃうよ。

● というわけで,ほとんど部屋にはいないので,ぼくにスイートの必要はない。せっかくのスイートなんだからと部屋にいるのは,スイートに負けてるってことだしね。それって,けっこうミットモナイよね。
 相方はスイートでもワンルームでもずっと部屋で過ごしている。っていうか,バスルームで過ごしている。今日はジムで1時間ほど歩いたらしい。わが相方ながら,これはこれで,なかなかいい時間の過ごし方だな。

● 部屋には14時までいられる。が,ぼくはそろそろ出ようと思う。
 調布に行く。新宿で乗換。ため息が出るほど鬱陶しいね,新宿で乗換えるのはさ。渋谷での乗換もイヤだけど。
 で,今回2度目の,そして最後のラウンジ。これが昼食。

0 件のコメント:

コメントを投稿