その理由はといえば,場がいいというか自分に合っていると思えることだ。人形町という場の力だと思う。
● もちろん,それだけではない。ロイヤルパークは食のレベルが高いと思える。街に出ればもっと旨い店があるのだと思う。
逆に,街あればこそのホテルで,街の食の水準が高いから,ホテルもそうなるのかもしれない。
● ラウンジに未就学児がいない。未就学児の利用を有料としているからだ。
未就学児は無料で利用できるとしているホテルもある。ぼくの知る限りでは,インターコンチネンタル東京ベイとシェラトン都がそうだ。未就学児のいる家族連れはそういうところに行く。ここにはこない。
未就学児がいないラウンジは落ち着く。基本,イライラしなくてすむ。ホテルラウンジに必要なものはたったひとつ。静謐さ,だ。
そのラウンジで奥様と落ち合って,早速,ハイボールをば。
● やっぱり,兎屋に行ってしまった。炭水化物をガッツリ摂ってしまう。しょうがないね。昼は完抜きだから許してもらおう。
若いお嬢さんの3人組がいた。仕事帰りではなく,これから仕事に出るのでもなく,日本橋で遊んでこれから帰るところのように思われた。屈託がない。ひょっとすると,人生で一番いい時期にいるのかもしれない。
日本橋でこの麒麟の写真を撮ってる人が他にもいた。いずれも男性。男の人ってああいうの好きよねぇと相方が言う。妙に納得もしたんだけど,ちょっと違うような気もした。
ここが舞台の阿部寛主演の映画(2本あった)は,Amazonプライムビデオで見た。
● ホテル内のクリスマス飾り。ぼくの感じでは,クリスマス商戦も盛りあがらなくなってる。不景気だからではない。
ハロウィンもそうだ。初詣客も減っているのではないか(→ そうでもない?)。1年がのっぺりとしてきた。いよいよ,日本社会は成熟してきたということか。
っていうか,インターネットのせいだね。インターネットが時間の過ごし方を個別化した。何人かで何かを一緒にやるというのは苦手,という人をネットが増やしたように思う。
それをいいとか悪いとか言ってみても始まらない。いいも悪いもない。
● ホテルでの朝食。いつもはラウンジなんだけど,今日は1階の「シンフォニー」で。ラウンジでの朝食券に1,500円を追加すると「シンフォニー」が使えるのだが,今回は追加なしで使えたからというサエない理由による。
食べたのはいつもの和食なんだけど,色々あって選ぶのに困ってしまう。 結局ね,ご飯と味噌汁をお代わりして,意地汚く食べましたよ,と。
● JALのラウンジって,カレーと明太子が有名じゃないですか。でも,それ以外は???ってことなんですよね。
ここの明太子はJALより旨いです。朝から飲みたくなりました。
● パンのところに,6種のフルーツソースというのがあって。ソースというよりジャムと捉えた方がいいかもしれないもので。
ヨーグルトに載せるのが吉。これだけでも1,500円追加の価値はあるかもね。同時に,和朝食だけならラウンジでこと足りる感もある。迷わなくてすむ分,かえって有難いかもね。
● 朝食後は隅田川を散歩。写真は改装なった清洲橋。今日も小春日和の穏やかな天気だ。天気は穏やかだ。
T−CAT。2階のイベントスペースでは沖縄の観光案内。首里城は残念だったが,城跡として保存整備するのもアリかなと思う。国は必ず復元に動くが。
観光案内のビデオが流れていたので,ひと通り見てきた。歴史に焦点を当てているが,沖縄の観光資源は歴史だけじゃない。
最大の資源は何かと言ったら,たぶん“緩さ”だと思う。アジアでも珍しくなってきているもの。
● はい。というわけで,そろそろチェックアウト。帰りたくないけどね。お金で買える最も良質な安楽はホテルでしょうね,やっぱり。
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