● 某日。夕方から雨が降りだし,あっという間に雨脚が強くなった。駅前の広場(ちょっ蔵広場と申す)の屋根のあるところで,雨宿りをした。
ここ,ベンチもあるし,風も通るしで,わりと気持ちよく過ごせる場所なんですけどね。
● で,ベンチに座り,近くのセブンイレブンで買った缶酎ハイを飲みながら,雨がやむのを待った。
ちょうど暗くなりかけてきた時分。雨があたかも熱帯雨林に降り注ぐスコールのように思えた。
● 近くに森や林があるわけではない。少し前までは北側に平地林が残ってたんだけど,地主が樹を切り倒して更地にした。
しょぼしょぼと草木が成長してはいる。その草木に叩きつけるように降り続ける雨。そこから“熱帯雨林に降り注ぐスコール”を連想したのだった。
● ここは日本だよな,でも目の前の光景は日本離れしたものだなぁ,とも思ったし,この時期の日本は熱帯だと言われても違和感がないな,とも思った。
なんだか妙な気分だった。アルコールのせいもあるだろう。
● ま,基本は,雨もいいものだなぁってことなんだけど,結局,やむのが待ちきれず,雨の中を歩きだした。家に着いたときは,衣服が貼りつくほどに濡れた。傘はあまり役に立たなかった。
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