2015年8月9日日曜日

2015.08.09 自分の格が見えてきた

● たとえば,ノートはダイソーのダイスキン,ペンは200円のプラチナPreppy,自転車はヤフオクで買ったドッペルギャンガー。
 それが自分の身の程に合っているなと,かなりゆるぎなく思えてきた。

● そうした安いものを用途を問わずに常用したい。自分のスタイルはそれでいいと思い決めた。高級品は雑誌やムック本で,そういうものもあるのかと眺めるだけにしよう。

● ウィスキーならブラックニッカ以上のものは求める気にならないし,酒を吞むならチェーンの居酒屋でかまわない。洋服はユニクロで充分すぎると思うし,靴は今の時期ならサンダルでいいんじゃないか。
 外で食べるなら,「おむすび権米衛」のおにぎりでいい。あとは,吉野家とか廻る寿司とか。
 “でいい”んじゃなくて,そういうもののほうが落ち着く。

● ホテルはビジネスホテルで過分だと思う。カプセルでもかまわない。要は,汗を流して眠れればいいんだから。
 それ以上のものは求めても仕方がない。

● 雑誌に登場するような高級レストランで供される料理のひとつひとつに,芸術を語るがごとく蘊蓄を垂れるのは,そうしたい人がそうすればいいので,自分の役柄ではない。
 それでいいのだと思い決めて,右往左往しないことにする。

● ぼくのような者でも,高級ホテルのスイートルームに宿泊したとか,航空機のビジネスクラスに搭乗したとかの経験はある。
 けれども,元々の育ちがよくいえば堅実,普通にいえば貧乏だったものだから,そういうものに密着できないっていうか,足が浮いているような感じがしていた。要するに,自然に楽しむことができなかった。

● もう一点。そういうもの(高級ホテルとかビジネスクラスとか)は意外に飽きやすいものだということも知った。お金を使ってする遊びは飽きる
 唯一の例外はギャンブルくらいのものだろうか(これだってもし人間の寿命が200年や300年もあったら,もういいやってことになるのじゃあるまいか)。

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