● スーパーに行くと,60円台のカップラーメンがある。あまり聞いたことのない地方のメーカーが作っている。
とあるコンビニではそのメーカーが製造したものを110円くらいで売っていたりする。でも,大手ブランドに比べれば安いから,けっこう売れているんじゃないかと思いますね。
● ところが,セブンイレブンに行くと,当然だけどセブンプレミアムブランドのカップ麺がある。値段はやはり110円程度。
で,そのセブンプレミアムのカップ麺。天ぷらそばは東洋水産が,とんこつは明星食品が,カレーカップ麺はサンヨー食品が製造してるんでした。
● ぼくの行くセブンには,PB以外には日清のカップヌードルが各種置かれているだけで,東洋水産やサンヨー食品のメーカーブランドの商品は置いていないんだけど,日清との価格差は40円程度になる。
だとすると,それを買う人はいるんだろうかと思いますなぁ。セブンプレミアムを買っちゃうでしょ,どうしたって。これだけ安かったら。
● で,これって,カップ麺に限らないわけでね。ぼくはコンビニ大好き人間なので,たいていのものはコンビニで調達する。
で,品質なんてわからないから,値段で決めちゃう。いきおい,セブンプレミアム商品が多くなる。
っていうか,セブンプレミアムの商品ってけっこういいんじゃないのと思ってるんですけどね。
● 結果どうなるかといえば,セブンプレミアム商品で生活していることになる。醤油もポン酢もゴマ油もセブンプレミアムだし,石鹸もシャンプーもヘアコンディショナーも然り。
やめたいと思っていながらやめられなでいる,家飲みで飲んでる甲類焼酎もそうだし,あわせる肴の生ハムロースや明太ポテトサラダ,ナッツもそうだ。
蕎麦やうどんの乾麺もそうなら,パスタもパスタソースもそうだ。
● 自転車でどこぞに出かけるときは,セブンを見かけるたびに水分補給をする。500mlのウーロン茶を飲む。そのときも,セブンプレミアムとメーカーブランドではけっこうな価格差があるので,セブンプレミアムのお世話になる。
1日走ると,夏場は10本くらいは飲みますからね,どうしたって安いのはありがたいわけで。
● しかも。セブンプレミアム商品は,セブンイレブンのみならず,イトーヨーカドーでもヨークベニマルでも,セブンイレブンと同価格で売られている。それをセブンイレブンで買うと,いっそう割安感がある。
昔は,コンビニっていうと定価販売だったじゃないですか。朝の7時から夜の11時までやっているんだけど,その代わり定価販売ですよ,みたいな。
● それを破ったのがPB戦略。メーカーブランドを売るより,PB商品は利幅が大きいらしい。しかも値段は安い。
とすると,メーカーが犠牲になっているのか。セブンイレブンのような大手になれば,発注ロットが大きくなって,メーカーにとってもありがたいってことですか。
● そのあたりはよくわからないし,わかる必要もないと思ってるんだけどね。
でも,ほとんどのアイテムにPB商品ができて,たとえばセブンイレブンだとセブンプレミアム商品しか置いていないってことになるのかな,と思った次第。
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