2015年5月1日金曜日

2015.05.01 少欲知足はいいことか?

● ぼくが見るところ,女性は際限のない欲を持っていて,これで充分ということはないように思われる。どこまで行っても「もっともっと」が消えることはない。
 コレクションってのは男性のもので,女性でコレクション趣味に走る人はいない,ということを聞くけれども,女性の場合はコレクションと思っていないコレクションがある。洋服だったり靴だったりバッグだったり。

● 洋服にしてもバッグにしても,実用品であるところがミソだ。ファッションって流行するもので,すぐに古くなるけれども,どんなファッション品でもいくばくかの実用性を備えている。
 なにせ着たり履いたりするものだから。実用性がいくらでも買う口実になってくれる。

● ともあれ。女性に少欲知足を説くのは,お喋りをやめろというのと同じだ。女じゃなくなれと言うに等しい。

● では,男性はどうか。男性の場合は,実用性など眼中におかないで,趣味に大金をつぎ込む人がいる。その典型はオーディオだと思う。つぎ込みだしたら際限がない。
 ゴルフなんかもそうかな。総じて,実用性とは無縁の遊びに,お金と時間を注ぎたがる。

● でも,大方の男性はおとなしいものだろう。ぼくなんかは,そのおとなしい男性の典型だと自覚している。
 ささやかなものだ。服はユニクロ。昼食は470円の日替わり弁当。酒は大衆居酒屋もしくは家飲み。しかも,飲むのはブラックニッカかセブンイレブンのプライベートブランドの甲類焼酎だ。

● 人をチマチマと羨んだり妬んだりすることがないとは言わないけれど,では自分に欲があるのかというと,どうもないようなんだね。
 足るを知っちゃってるっていうかなぁ。

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