2015年6月19日金曜日

2015.06.19 地図を見る楽しみ

● 高校のとき,地理の授業はつまらなくて仕方がなかった。試験ではいつも赤点だった。だいたい,どの国どこが綿花の生産が盛んで,どこは機械工業の生産額が多いなんていうのは,およそ興味が持てなかった。どうでもいいじゃん,みたいな。
 その代わり,歴史の年号を憶えるのはさほど苦にしなかったんだけどね。

● ところが,今は地図を見るのが楽しみのひとつになっている。妄想にひたるのに地図帳は必須のツールだ。
 帝国書院の『TVのそばに一冊 ワールドアトラス』は何度か買って,今も手元に置いてある。前半が世界で,後半が日本。資料が巻末にまとまっている。索引もきちんとしている。ぼくには充分な情報量があって,しかも安価だ。

● これを開いて妄想を膨らませていく。もちろん,通過できない国境とか,道路があっても治安その他の理由で通行できない区間があると思うんだけど,そこまでは地図帳ではわからない。
 そういうことは考えに入れずに,ともかくルートを頭の中でああでもあるかこうでもあるかと考えている。これをやっていると,あっという間に時間が過ぎる。

● あと,ダイソーの東京23区の地図も見ることが多い。ぼくの中では,最も面白い街が東京。少なくとも,国内最大の観光地が東京だ。
 交通費をかけて遠いところに行くんだったら,その分を宿泊や食事に回して,近場の東京に行くほうがずっと実があるように思う。
 実際には,その分を回すなんてことはしなくて,カプセルホテルに泊まったりしてるんだけど,安上がりですんで,しかも面白いのが東京だな。

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