● 昔,パソコンは高かった。高かったけれども,無理をしてでも手に入れたいものだった。
今,パソコンは安くなった。安くなったけれども,無理をしてまで欲しいものではなくなった。なぜなら,すでに持っているから。5年前のパソコンでも充分に使える。
● という状況では,売れるパソコンを作るのは至難だろう。昔はWindowsがバージョンアップすれば,パソコンを買い換えることもあった。
が,それも今は昔の話。ぼくの例でいうと,3.1→95→98→2000→xp→7と変わってきてて,今も7を使っている。
● パソコンを買い換えるのは,壊れてしまった場合のみになった。パソコンは特別な道具ではなくなった。
かつてのMacintoshは,売れなかったけれども,特定の人たちには訴求力があった。が,それもだいぶ薄れているのじゃないかと思う。
Appleもいずれ他メーカー群に呑みこまれると予想しておく。時代の然らしめるところだから。
● とはいっても。パソコンにはお世話になっている。もちろん,プライベートでの話。パソコンがなかったら,このブログだって続けられない。
ま,やろうとすればスマホでもできるわけだけど,あまり現実的な話じゃない。やってる人もいるようだけどね。
● 年賀状を書くのだって,パソコンがなかったら,やってられない作業になる。スキャナをつないで紙資料の削減にもつなげられる。CDもパソコンに取り込んで,だいぶスッキリした。
とりわけ,紙資料の削減効果は大きいと思う。
● 何だかんだいって,Excelは役に立つ。ぼくも1万件を超えるリストを作っているけど,これをカードでやったらどうなるか。1万枚を超えるカードをどうやって検索すればいいのか。それ以前にどうやって保存しておくか。
● そんなこんなで,パソコンはぼくが持っている道具の中で,最も活躍してくれている。パソコンのない生活は考えられない。パソコンのない老後も考えられない。
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