● 今陽子『60歳からのフェイスブック』を読んで,少し惹かれるところもあったんだけど,やはり自分には必要ないものだという結論になった。
● Facebook利用者は若者より中高年に多いという見方もあるようだ。そうかもしれないと思う。つながりに飢えているのは,中高年に多いのかも。ぼくのブログへの傾倒も同じことかもしれない。
つまり,つながりに飢えているというのは,リアルの人間関係に嫌気がさしているのではないか,と。
● 若い人たちの中には,人間関係を作れなくて悩んでいる人もいるのかもしれない。自分の人間関係はゼロだ,と。
中高年の中には,今の人間関係から逃れたいと思っている人がけっこういるだろう。自分の人間関係はマイナスだ,と。
この場合,マイナスよりゼロのほうがマシなのかどうかは,かなり微妙だと思うんだけども。
● ネットでなら理想的な人間関係を築けるという幻想を持ってしまいがちなのかなぁ。ちょっと考えれば,あるわけねーだろ,そんなもん,とわかるはずだ。
わかっていてもなお,そう思いたいのかもなぁ。人って弱いものだから。
● あと,Facebookをやっている中高年の中には,ネットを使いこなしている先端的な自分っていう快感に惹かれる人もいるのかも。それだけの人はさすがにいないか。もしいれば,はっきりバカ。
そういうバカが垂れ流す汚物は見たくないぞ。ま,汚物はブログだろうとFacebookだろうと,見なければいいだけだ。ぼくのこのブログはその筆頭だと,言われる前に言っておくけどさ。
● でも,何でもそうだけれども,表に出るのは反対意見に限られる。賛成の人は黙っているから。Facebookも同じであって,有用だと感じている人の多くは,黙って使い続けているのだろう。
書店にあふれているFacebookのガイドブックは,それを書くことを飯の種にしている人たちだから,黙って使っている人たちから,ここがいいよという話を聞いてみたいものだ。
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