● 「青春18きっぷ」を持って,出かけた。行き先は決めず。宇都宮線の上りか下りの早く来る方に乗ろうと思った。上りが早かった。宇都宮行き。
で,まずは宇都宮へ。駅構内の「いろり庵きらく」で朝食そば。380円。
● ぼく的3大朝食というのがあって,一番目は宝積寺駅前の「ちょっ蔵食堂」の250円の朝食。
ごはんと生卵(または目玉焼き),味噌汁,お新香。洋食セットもあって,トーストとハムエッグになる。味噌汁も付く。コーヒーを飲みたければ,100円玉を入れると動くコーヒーメーカーがある。
次は,吉野家の納豆定食。あまりにも有名。
で,もうひとつが,この「いろり庵きらく」の朝食そば。
納豆と卵,ごはん,汁がわりのかけそば,という420円の定食もあって,こちらを食べたかったんだけど,すでに売り切れていた。
● 朝食を出すのは大変だと思う。朝から準備を始めるのでは,とんでもなく早起きしなければならないだろうから,あらかた前日までに用意しておくのだろう。
それでもって質を保つというのはなかなかねぇ。だから,火を通さなければならないメニューは少なくなる。
● 「ちょっ蔵食堂」の朝食は,この点でもちょっと驚異なんですな。百パーセント,手作りだし。
7時から営業している(以前は6時からだった)。スタッフは何時に店に入っているんだろう。田舎であまり数も出ないだろう。だからできるのでもあるのだろうけど。
250円は安くしすぎかもしれないね。そこは,店の考えというものがあるんでしょうけどね。
● モスのモーニングセットのお世話になることもある。どうしてもコーヒーを飲みたい,ってときとか。
でも,ぼくの年代だと,基本,和食系になっちまうんですな。
そもそも,朝食を外で食べるのは,ひじょうに限られた機会しかないわけなんですが。っていうか,普段は朝食って食べないもので。
● 宇都宮からは,湘南新宿ラインの逗子行き快速に乗った。このまま逗子まで行ってみるか。横須賀線は久里浜まで乗っているはずなんだけど,逗子で降りたことはなかったし。
ところが,古河で先に出た小田原行き鈍行に追いついた。その鈍行に乗り換えた。逗子にこだわる理由はないや。長く乗ってられる方がいいや。
● 東大宮で30歳前後の男性が乗ってきた。ぼくは最後尾の車両の一番後ろの端に座ってたんだけど,その隣に彼が立った。
ウワッ,何だこの臭いは。刺戟臭だ。饐えた汗の臭いだ。風呂に入っていないか,1週間ほど同じものを着てるか。昼も夜も。
長袖のポロシャツとジーンズ。色白で眼鏡。小太り。絵に描いたようなオタク。オタクはけっこうなんだが,風呂には入れ。洗濯もたまにはしろ。
● ひょっとすると(ひょっとしなくても),ぼくも同じような臭いを撒き散らしているかもしれん。相方によく言われるんで。
うぅむ,しかし,ここまで強烈なのはめったにないな。大宮で降りてくれたから,ぼくはそのまま乗り続けたけど,もし彼が乗り続けていれば,ぼくが大宮で降りたろう。
● さて,どこまで行こうか。終点の小田原まで乗っていようか。
小田原といえば,内山理名の出身地じゃなかったでしたっけ? 好きな女優さんの一人ですな。って,どうでもいいですな。
● 結局,上野で降りてしまいましたとさ。
駅構内の「ブックエキスプレス」に下川裕治さんの新書があったので,購入。
隣の「Angers」も覗いた。京都に本店のある文具店。
● 上野駅の改札口を出てみたものの,特に行くところもない。アメ横って話にもならない。入谷口を出たところにあるコンビニで,パンとお茶を買った。昼食はこれ。350円。
はい,では次はどうしよう。常磐線で水戸に行ってみるか。高崎線で高崎に出てみるか。
ここでも,一番早く来る列車が宇都宮線だったので,そのまま宇都宮に舞い戻ってしまった。
結局,アレですかね。電車に乗り続けるにも体力が必要で,だんだんその体力が減耗しているってことですかねぇ。
● 宇都宮駅構内のモス。ビールも商うようになっていた。チーズバーガーのポテトSセット。140円を追加すれば,アイスコーヒーやオレンジジュースに代えてビールを選べる。
ポテトを肴にビールを飲んだ。が,これは人様にはお勧めできない。ハンバーガーはどうしたかって? 家に持ち帰りましたよ。
● これだけで帰宅するのも何なので,烏山まで往復してみることにした。烏山線に乗るのは久しぶり。
山上げ祭が終わって,静かになった烏山。
● 駅前に“山上げそば”なる立ち食いそばの店がある(テーブル席もある)。ここは,そばよりうどんが吉。大盛りたぬきうどん。380円。これが夕食。
粉を精白しすぎていないからか,野趣のあるうどんだ。このうどん,お勧めです。おまえの勧めにしたがって喰ってみたけど,あまり旨くなかったぞ,と仰る向きもあるかもしれませんが。
● うどんを喰ったら,しかし,他にすることがない。
仕方がないから,折り返し運転の“アキュム”にまた乗って,わが家に帰還。
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