● 朝食のシステムが変わっていた。従来はラウンジで食べる方式だったのが,ラウンジのほかに館内の3つのレストラン(和・洋・中)とルームサービスから,好きなのを選べるようになった。かなり嬉しい。
和食にしてみた。「大和屋三玄」。かりにお金を払うとすると,3千円の和定食。
● きれいに飾り付けてあるのも価格のうち,と頭ではわかっていても,その水準に生活感覚が付いていかない。吉野家の360円の朝定食と基本的には変わらないんじゃないかと思ってしまうんだから,出す方は出し甲斐がないわなぁ。
全体として薄味でまとめている。和食は,基本,ごはんの旨さで決まる。ぼくが知っている狭い範囲でいうと,旨いごはんを出すのは,烏山の「ステーキハウス・クローバー」かな。
● 女性スタッフ,お年寄りが頑張っている。お客の平均年齢もかなり高い。聞こえてくる話も,市井のそれと変わるところはない。
● 細かい変化。コスメ製品も変わっていた。石鹸はLANVIN。それ以外はMIKIMOTOになった。相方が喜んでいる。
コーヒーメーカーも部屋に置かれているので,部屋でコーヒーをいれることができる。ラウンジが開く前,閉まった後に重宝するかもしれない。ぼくはあまり使わないような気がするが。
● 何度か泊まっているうちに,過ごし方にパターンができてきた。ロビーで過ごす時間が長くなった。何をしているかというと,ソファに座って備えつけの新聞や家から持ってきた本を読んでいる。
このソファ,けっこう空いていることが多いので。テレビはずっとCNNが映っているが,音は消されている。読むのに支障はない。
● ぼくは自宅や図書館で本を読むのは苦手にしている。けれども,ここなら読める。電車の車内の次に読める。適度な雑踏があるのがいいのだと思う。
● ところで,11~12階がエグゼクティブフロアになったことで,今後,ラウンジが混むようになるかもしれない。
そうなったら魅力半減だなぁと,まったくもって身勝手な心配をしている。それがイヤなら金を出せ,と自分に突っ込まなければなるまいね。
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