2017年7月8日土曜日

2017.07.08 シェラトン都ホテル

部屋からの眺望
● 東京で泊まるのは,このホテルに決まった感がある。もちろん,決定権は相方にある。っていうか,ぼくだけだったら,わざわざ泊まらないで日帰りしちゃうと思う。
 贅沢に対して,相方はぼくよりだいぶハードルが低い。おかげでぼくもその恩恵を受けられるのはありがたいことである。

● どのホテルを選ぶかっていうのは,当然,経済力との兼ね合いがある。ぼくらがリッツカールトンやパークハイアットに泊まることは,まぁ,ない。帝国の上級スイートなんてのは雲の上の話になる。
 かつては,恵比寿のウェスティンを定宿にしていた。その後は竹芝のインターコン。そして今はシェラトン都。

● 相方がそのような変遷を辿ったについては,非常にはっきりした理由があって,すべてコスパで説明できる。
 ウェスティンの頃はSPGのゴールドやプラチナ会員だった。安い舞浜や横浜のシェラトンでポイントを稼いで,東京ではウェスティンにするというパターン。
 ところが,シェラトン都ではSPGを介して予約したことは一度もないらしい。SPGを通すと高くなる。主には「一休」に出る安い宿泊プランをチェックしているんだそうだ。
 そこでもポイントが貯まる。安いプランにそのポイントを投入して,さらに安くする。そういうことらしい。

● コスパといえば,ぼくらが泊まるのは,必ずクラブ・ラウンジ付きプランになる。実質2食付きになる。いや,それ以上だ。3食といっていいかも。アフタヌーンティーも楽しめる。そこでサンドイッチをつまめば,それが昼食になるからね。
 シェラトン都に関して言えば,ラウンジで供されるのは館内のレストランと同じ水準のホテルクオリティーを保っていると思われる(館内のレストランで食べたことのない人間が言っちゃいけない?)。

● 夜はアルコールも飲み放題になる。ビールと洋酒とワイン。同じことを館内のレストランでやったとすると,宿泊費の倍ではすむまい。
 クラブ・ラウンジ付きプランはコスパがいいという水準ではなく,とんでもなく格安なのだ。
 コスパを求めるのは,でも,ぼくらだけではない。ラウンジ効果が大きいので,コスパを求める人たちがエグゼクティブフロアのお客になる,という逆転現象が生じる。本当のエグゼクティブはエグゼクティブフロアを避けるだろう。

● このホテルでは順次,改装を進めていて,まず2階を改装した。次は11階と12階。この2フロアをエグゼクティブフロアとした。というわけで,ぼくらは12階の1218号室に。
 改装で浴室が“和バス”になった。洗い場ができた。これはありがたい。シャワーブースなんかよりずっといいぞ。浴室はジャパニーズスタイルに限るもんね。

● そのシェラトン都のラウンジで飲んだ。ぼくらには過ぎた贅沢。快適な空間で,ホテルクオリティーの肴でハイボールを飲むっていうね。たまにはそういう贅沢を自分に許してもよかろう。
 ただね,そのうえで言うんだけど,酒は居酒屋で飲んだ方が旨いね。酒って気取って飲むんじゃなくて,気安く飲むものだなぁ。居酒屋の活気と人の出入りも味のうちだ。
 それから,ここ大事。酒って夫婦で飲むものじゃないよねぇ。
 ちなみに,マグロ(赤身)はいいものを使っていて,こういう食べ方もあると納得はするんだけど,カルパッチョ的にするよりも,ワサビ醤油があったらなぁと,かなり切実に思った。

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