● 若い頃,JRの全線を乗りつぶそうと思ったことがあった。北海道と四国,九州は全部乗った。本州も北半分はほぼ。
その中で,千葉と山梨,静岡,長野が残ってしまっている。すでにその情熱(?)は冷め果てて,今さら残っているところを乗っておこうとはしないだろうなぁ。
● 大糸線と飯山線も乗っていない路線だ。長野は“あずさ”で松本まで行ったことがあるのと,飯田線に乗ったのと,上田や小諸を歩いたことがあるだけだ。あと,かつての夜行列車で信越線に乗った。
長野市にも行ったことがないなぁ。だから,善光寺も知らない。
● これからの時期は,たしかに車窓から見る紅葉が見ものなのかもしれない。なにせ乗ったことがないんだから,どのようにでも想像できるわけだ。
が,この路線に乗るなら,やはり冬がいいでしょうね。豪雪地帯を走る気動車。暖房の効いた車内から雪に覆われた日本の里を眺める悦楽というやつだね。
そこで住んでる人にしてみれば,ざけんなよ,このヤロー,ってことなんだろうかな。
● 今の自分は,交通費にかけるお金があるなら近場に行って,その分を宿泊や食事に充てた方がいい,と思うようになってしまった。具体的には東京に泊まって,都内のそちこちを歩いてみるのがいい。
自分のアンテナが鈍いせいだとは思うんだけど,地方はどこでも似たようなものだ。変わり映えしない。自分がその地方に住んでいるんだから,わざわざ交通費をかけて同じような地方に行っても仕方がない,と。
● その点,東京は面白い。緑の多い都市だし,お寺や神社もそちこちにある。京都と比べるからいけないので,東京はいろんな様相を見せる街だ。
美術館(ぼくは行かないけど)やコンサートホールもたくさんあって,毎日どこかで何かが演奏されている。
大学が集中しているから,若者が多い。これはかなり大きなポイントになる。
● とはいえ,トロトロと走る鈍行列車に乗ってボーッとしてみたいものだとも思う。行くとすれば“青春18きっぷ”が使える時期だね。計画を立ててみようかね。
だけど,トロトロと走る列車はわが家の近くにもあるんだよね。烏山線。
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