2017年10月19日木曜日

2017.10.19 居酒屋は混んでる方がいい

● 某所で飲んだ。モヤシ炒め,鶏の唐揚げ,ホッケ焼き,マグロの山かけなどで,ハイボールを数杯。
 スタッフの多くは年増のお姐さんたち。元気で活きがよくて,声も出ていて,愛想がいい。主には彼女たちの働きによるのだと思うんだけど,お客が入っている。

● 6人ほどが座れるカウンターのほかは,4人掛けのテーブル席が2つ。それ以外は座敷になっている。その座敷がメイン。つまりは,団体客が多いのだろう。
 木曜日なのに,フリの客が座れるのはカウンターのみ。あとはすべて予約席の標識(?)が並んでいた。
 ごめんなさい,満席なんです,と断られるお客も出る。大変に繁盛しているわけだ。

● 全体的に昭和で,お客が入っていて,活気がある。居酒屋は混んでる方がいい。ここがカフェとは違うところだ。カフェは静かな方がいいからね。
 なぜ居酒屋は混んでる方が快適なのだろう。ひじょうに雑な分析をすれば,カフェは一人でぼんやりしたり,何か作業をするところなのに対して,居酒屋は社交場だからだろうか。社交場だとすると,自分を見てくれる観客がいなければならない。お互いに見られる側であり,見る側でもあるっていう立ち位置にあるわけだから,そこに集まる人が多ければそれだけ多数の関係を取り結ぶことができる。

● ところで。その予約席に来る団体さんなんだけど,ひと晩でそこに座るお客はひと組だけのようだ。団体さんを取るってことはそういうことか。回転率はひじょうに悪い。っていうか,回転しないわけだよね。
 メインの席がひと組の客に占拠されてしまうのはもったいないような気もするが。せっかく来てくれたお客さんを帰さないですむ手立ては何かないものか。

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