● 別に用事はなかったんだけれども,時間調整もかねて雀宮にある南図書館へ。何度か利用させてもらっている。初めてではない。
図書館というのは,おしなべて言えば,本を借りるところであって,本を読むところではないと思っていた。ぼくの知る限り,唯一の例外と言っていいのが,芳賀町図書館。
が,南図書館も本を読める図書館だったね。少なくとも平日は。
● 多くの図書館(市町村立の)は増え続ける本を収納するためか,書棚が面積を喰ってしまっていて,館内で本を広げるためのスペースが犠牲に供されていると思うことが多い。
新しい図書館ほどスペースが広くて,配架がゆったりしている。読書するための椅子やデスクも確保されている。南図書館もそうなんでした。
● ぼくは使ったことがないんだけど,社会人用の学習席がある。衝立で仕切られていて,各々にコンセントがあるらしい。ノートパソコンを持ちこんでいる人が多い。
携帯用のWi-FiあるいはSIMが使えるパソコンを持ちこめば,ネットにもつながる。ひょっとすると,南図書館がWi-Fiを設置しているかもしれない(スマホで確認すればよかった)。
● とすれば,引退後はここを書斎がわりにできる。日参してもいいと思う。図書館側には迷惑かもしれないけどね。
6ヶ月の通勤定期なら,ひと月あたり7,000円までかからないと思う。毎日出かけることになるし,家でやるよりずっと作業が進むだろう。本気で検討する価値があるような気がしてきた。
● 宇都宮市の図書館は全部で5つある。そのうちの2つは旧河内町,旧上河内町にあるから,わが家から行きやすいのは3つ。
その3つがそれぞれ独自というか,中の構造も雰囲気も違うような気がする。南図書館には“南図書館の歌”まであるくらいで,独自のイベントも多い。運営はいずれも市の直轄ではなくて委託らしいのだが,委託先がそれぞれ違うんだろうか。
このあり方はけっこうなことだと,ぼくは思う。ひと色に染める必要はまったくないので。
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