特集も彼女のインタビュー記事。彼女の発言をいくつかピックアップしておこう(いずれもP7)。
あの頃の自分を愛おしいと思うし,あんな子がいたらおもしろがると思う。あの頃の私を,まわりの大人たちがおもしろがってくれたように。
『負けたくない』という感情はまだ私の中にあって,それが原動力になっている。
根本的にモデルの何が好きかというと,自分を好きな自分を楽しめるからだと思う。自分を好きじゃないと,たぶんあんな顔をして歩けないと思うから。
『こういうスタイルがモデルだ』という大前提があった時代とは違う。だからこそ私は私のスタイルで,モデルとはなんなのか追求していきたい。● 次が巻頭の特集記事にちなむ書籍の紹介。「フカボリ! 恵比寿」というタイトルの恵比寿の街を紹介する連載。
「恵比寿おとなレストラン」と題する,恵比寿のレストランの紹介が続く。「恵比寿シネマ案内」も。他に,コラム的なエッセイがいくつか載っている。
● それぞれにプロのカメラマンが撮った見応えのある写真が添えられる。あるいは,写真が主役かもしれない。
紙質も良くて,こんなに格調高いフリーパーパーのタウン誌は,ぼくが知る限り,他に存在しない。フリーペーパーにありがちなセコサがまったくない。
発行はサッポロ不動産開発株式会社。潤沢な資金があるんだろうな。
● で,この「YEBIS STYLE」のたたずまいが,恵比寿が標榜する街のイメージを形にしたものなのだろう。ハイソで知的な大人の街というね。
光があれば影も絶対にあるはずなのだが,その影はとりあえずないことにしておく。少なくとも,恵比寿ガーデンプレイスにはないことになっているはずだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿