が,これは失敗だった。カマボコ,漬物,味噌汁でご飯を食べるのが,ぼく的には正解かと。
● ホテルの売りはたぶん洋食かと思うんだけど,ぼくは和食を勧める。おそらく,人形町のどこかから仕入れているカマボコと漬物。あえて大げさな物言いをするけれども,これを食べないでは損をする。
カマボコは当然ながら醤油をつけて食べる。しかし,ホテルには醤油しかない。つまり,ワサビや柚子コショウは置いてない。毎回,持ってくればよかったと思う。が,必ず忘れる。
しっかりしたカマボコなら,ワサビなんか入れずに,醤油だけで食べた方が旨いんだろうか。
● スタッフが紫色の野菜ジュースにミルクを混ぜたものを持ってきてくれた。まろやかになって旨いんだよ,と言う。世話好きなスタッフがいるのだが,彼の名をつけて,わが家ではこれをト○タ・スペシャルと呼んでいる。
これはぼくはアリだと思った。奥様の評価は???だったのだが,ヨーグルトに近い味になる。甘みはジュースにたっぷり載っているので,さらに味を加える必要はない。
● 11時過ぎに再びラウンジに。今年初の柏餅にありついた。言うまでもないだろうけれども,味はホテル水準。ひと口で食べられる大きさ。甘さ控えめ。
率直に言うと,このラウンジでホテル水準に達していないものはお客だけだ。もちろん,ぼくらを含む。
そんなことをしていたら甘酒横丁に入っていた。ここをまっすぐ進むと,“谷崎潤一郎生誕の地”に至る。至ったところで,そこに何があるわけでもないのだが。
● 昨夜入れなかった「兔屋」。13:30頃だったが,5人ほど店外で並んでいた。こういうところにも女性の1人外食派がいる。
前回はつけ麺を食べたので,今回はラーメン。大盛りで980円。豚骨&煮干し。麺は浅草開化楼のストレート麺。汁がかなり濃厚だから,縮れ麺はあり得ない。旨いラーメンを食べたと思った。
● 17時からラウンジでカクテルタイムが始まる。が,「兔屋」で大盛りラーメンを食べているのだ。とても飲める胃袋じゃないわけで。缶のお茶を飲んだだけだった。
その後は部屋に戻ってベッドでウツラウツラ。何もしないですごした1日だった。いいもんだ。徹底して“何もしない”ができるのが,ホテルの功徳の第一だと思う。
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