● 今日はこれから横浜に向かう。湘南新宿ライン(横須賀線直通)でも上野東京ライン(東海道線直通)でも,宇都宮から乗換えなし。
切符は宇都宮駅前の金券ショップの自動券売機で回数券のバラ売りを買う。2,180円。しかし,厳密には桜木町まで乗りたいので,横浜~桜木町の140円が別途,かかってしまう。宇都宮駅で桜木町までの切符を買うと,横浜でも桜木町でも同じ料金ではないかと思う。結局,Suicaで乗ってしまってもよかったなということ。
セコい話が続いて申しわけないけれども,山手線内までの回数券を買って桜木町で乗越精算をするのが,最も賢いやり方ではないかと思う。
● ともかく,鉄路つつがなく横浜に着いた。が,横浜駅はあまり好きな駅ではない。新宿駅や池袋駅が好きじゃないというのと同じ理由による。むやみに混雑するからだ。
街も駅も,横浜より川崎の方が好ましい。横浜はハイソで川崎はゴミゴミしているというイメージがあるかもしれないが,今の川崎は決してそんなことはない。
● ただし,根岸線に入ると事情は変わる。桜木町,関内,石川町。いずれも他にはない垢抜けた佇まい。横浜は根岸線にあり。
が,コロナ・ウィルスが喧伝されるこの時期に,中華街に行ってみようとは思わない。そもそもが1人で中華街に行っても仕方がない。
● 桜木町駅の川村屋で天ぷらそば。390円。朝は抜いているから,これくらいは食べてもいいと思ったんだけど,糖尿病患者としては我慢のしどころだったか。とはいえ,桜木町に来て川村屋に寄らないで帰るってのはあり得ないでしょうよ,ねぇ。
川村屋ってそんなにいいのかと言
われると,返事に窮する。要するに,立ち食いそば屋だから。しかし,独特の風情がある。雰囲気が柔らかい。
駅そばのスタンドは「いろり庵きらく」が席巻するようになった。「いろり庵きらく」は「いろり庵きらく」で好きなのだが,独立系が健在となれば立ち寄ってみたくなる。
● みなとみらいに春色が濃い。ほんと,もう春ですか?
バブルがはじけて,みなとみらいはゴーストタウンになるのではないかと思ったことがある。実際にはそういうことにはならず,相変わらず人でごった返している。日本有数のショッピングモールであり続けている。慶賀にたえない。
● みなとみらいに3つあるホテルには,そのいずれにも泊まっている。最も多く泊まったのはヨットの帆の形をしたインターコンチネンタルだろうか。
初めてここに泊まったとき,小さかった息子を窓際に呼んで,サッとカーテンを開けた。観覧車に代表される横浜の夜景が現れる。それを見て,息子がピョンピョンと跳びはねて喜んだのを鮮やかに思いだした。
● が,このあたりの景観の醍醐味は,夜景ではなくて桜木町駅からみなとみらいの間に広がる空き地(広場)がつくる開放感だと思う。広場の先に見える海景がいい。
九龍半島の突端(尖沙咀)から眺める香港島に比すわけにはいかないけれども,ここはここでなかなかだと思う。だったら山下公園に行けばって言われますか。
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