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さくら坂 |
プリンスは総帥堤義明さんの証券取引法違で逮捕(2005年)から,あれやこれやがあった。もちろん,プリンスホテルのイメージを棄損した。かつては客室数日本一のホテルチェーンだったが,今はその面影はない。
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プリンス高輪 貴賓館 |
そのプリンスホテルのモットーは「Beyond Your Expectations」であるらしい。顧客の期待を超えること。
世界の人々が行き交い,新しい文化が創造される街,東京。 私たちは,そんな東京で,常にお客様の喜びや幸せを共有できる,信頼されるホテルでありたい。 紀尾井町,芝公園,高輪,品川。 伝統と進化が融合する4つの都心エリアで,あなたの期待を超える体験をご用意してお待ちしています。● ラウンジは1階にある。カードキーをかざさないと入れない仕組み。庭園を臨んで,眺望絶佳。
小さい子供の親子連れが2組いた。当然,子供は騒ぎ放題。親はそのままにさせている。こういうのは厄介で,止
めようとすると,そのために親が発する音声が不快を生む。
ぼく一個はラウンジに未就学児を連れ込むときには,未就学児分は有料にすべしと思っているが(結果において来なくなる),そこはホテル側が決定する事項となる。
ぼくらはそれに対して,対応策を考える。ありていにいうと,インターコンチネンタル東京ベイとシェラトン都は,そのために行くのをやめた。
ハイボールを3杯飲んじまった。肝臓の薬を飲みながら酒を飲むという。こういうヤツもラウンジに来てはいけないかもね。
● 部屋は1572号室。昭和の感じ。風呂場もバスタブとトイレが隣あっているタイプ。
昔,西武は新たに作るのは得意だけれども,いったん作ると作ったものをいじらない,と言われた。そろそろ改
修に着手した方がいいのかもなぁ。わかっていてもなかなか手が付かないんだろうかな。給水管の水圧もちょっと弱いようだ。
でもって,デスクやソファなどの備品が多い。これはありがたいし便利だが,これだけ備品があると,ルームキーパーは大変だろう。が,その掃除はほぼ完璧だというのが相方の評価。
● 夜の庭園を歩いてみたよ。勾配がないので,年寄でも歩きやすい。じつは庭園だけは一度歩いたことがあるのだ。シェラトン都に泊まったときに,泉岳寺に行こうとして,ここに迷いこんでしまった。
この庭園の周囲に高輪,新高輪,さくらタワーの3つがあって,相互に利用できる。では,ラウンジのハ
シゴをしようというわけなんでした。
● で,さくらタワーのラウンジで二次会。サントリーのオールドがあった。ここはオールドに敬意を表して,ハイボールではなく水割で1杯。
新高輪のラウンジで三次会。こういう貧乏くさい真似
はくれぐれもしないように。基本,いいことは何もない。肝臓がヘタるだけだ。
● ここから品川駅に降りて,街をふらついてから,自分たちが泊まっているホテルに戻ってきた。
● なかなかに幽玄感のあるロビーのたたずまい。建物の設計は名のある著名人が手掛けたはずだ。が,何かが足りないのか,何かが過剰なのか,一流になりきれない。
そう感じるのは年配のホテルマンに出会わないのが一因であろうか。スタッフがみな若い。
● 一流になるなんて,プリンスは考えていないようにも思える。これでいいと思っているのではないかという気配を感じる(だから,ぼくらが泊まっていられるのでもあるという言い方もできる)。このあたりは,こちらの感度がおかしいのかもしれないが。
● 朝食。朝食も3ホテルのラウンジから選べる。ぼくは泊まっている高輪のラウンジ(和食がメイン)を所望するも,相方は新高輪のラウンジ(洋食かメイン)に行きたがり,結局はそこで。
おかげで食べ過ぎなくてすんだ。ご飯は残してしまった。ま,朝食はこの程度の量がいいわけでね。
● 庭園を歩いて,さくらタワーへ。そこのサウナを使わせてもらうためね。サウナはドライとミストがあり。水風呂がない。これではサ道が完結しない?
サウナのあとのリラックスルーム。いや,サウナを使わないで,このリラックスルームだけを使うことも可能だ。男女兼用。新聞はあるが,雑誌は置いていない。ここを読
書室にしてもいいだろう。
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