2022年6月1日水曜日

2022.06.01 また,鎌倉散歩

● また,鎌倉にやって来た。わが家の最寄駅から鎌倉まで,電車賃は3,080円。
 セコいことを言って申しわけないけど,川崎で切ると200円ほど安くなるんだよね。もちろん,そんなことはしないで湘南新宿ラインで直行しましたよ。

● 小町通り。修学旅行の小中学生が沢山いてね,大変な賑わい。彼らにしてみれば,鶴岡八幡宮より小町通りの方がずっと楽しいよなぁ。

● 鎌倉といえばシラス丼と鳩サブレしか思い浮かばない,鎌倉初心者。そのシラス丼を食べてみようか。
 が,小町通りで食べるのは避けたい気分。賑わっている観光地の空気を感じながら食べたいと思う人もいるのだろう。お客さん,入っているようだから。でも,ここは小中学生にお任せしよう。

● このあたり,相方が研究熱心だ。彼女がササッと目星をつけた御成通りの「山助」さん。「まかない丼」というのを注文した。1,500円。
 これを見たら飲みたくなるでしょ。ハイボールを頼みましたよ。380円。良心的な価格です。2杯飲んだ。いやぁ,鎌倉はいいとこだぁ。

● 生シラス丼は売切れていた。10時半に店を開けるそうだから,明日は10時半に来て,遅い朝食を生シラス丼にしてもいいよな。
 ところで。地元の人はシラス丼って食べるんですかね。ラーメンとか海老フライ定食を食べてるんじゃないかなぁ。京都人だって京野菜なんて滅多に食べないのと同じでね。
 でも,シラス丼はね,自分でも作って食べるけどさ。大葉を散らしてね。あれは贅沢な一品ですよ。鰯を稚魚のまま大量に喰っちゃうんだからさ。

● 先週(5月27日),鎌倉駅から銭洗弁財天に歩く途中にあったスタバに来た。帰りに寄ってみようと思ってたんだけども,高徳院に回ったので,寄らずじまいになった。
 市役所の前にある。緑に包まれた西洋の山小屋風。

● ぼくはコーヒーフラペチーノ。相方は今日から登場のメロンのフラペチーノ。
 満席なのはメロンフラペチーノが理由だと相方は言う。みんな,これを飲みに来たのよ。
 たしかに,それを注文している人が多いんだけどね。昨日来ても満席だったんじゃないか,とも思いますよ。

● 夜の鎌倉はどんなだろう。20時の小町通りは人っ子一人いない。とまでは行かないけれど,昼間の喧騒は幻だったのかと思わせる程度には段差がある。場末の温泉街にこんな通りがあるよな。御成通りも同様だった。
 鎌倉駅も夜はただの田舎駅になる。夜の駅前風景が川崎とは対照的。普遍性があるのは川崎の方でしょう。あの程度の猥雑さがないと生きていくのが苦しくなりませんか。

鎌倉駅
● 飲屋街がない。鎌倉の人は仕事帰りに1杯ひっかけることをしないんだろうか。って,そんなはずはないよねぇ。一見の観光客にはわからない場所にひっそりとあるんだろうか。
 駅前から若宮大路が延びるから,法律か条例かで規制がかかっているのだろうが,その分,どっかで弾けているんでしょうねぇ。そう考えないと辻褄が合わない。

● 鎌倉に観光に来た人たちの多くは,鎌倉には宿泊しないで,横浜に泊まってしまうんだろうか。あるいは日帰り。
 ぼくも鎌倉には何度か来ているが,泊まるのは今回が初めてだ。と考えると,小町通りの昼夜の違いも納得できるというものだが。

● 夜の鎌倉を唯一,彩ってくれたのがこれ。鎌倉駅の東西改札口を結ぶ地下通路にかかっている,横山隆一さんの「鎌倉カーニバル」。
 “かかっている” と書いてしまったけれども,実際にはタイルに直接描かれている。原画は別にあるのだろう。「市制50周年記念事業 鎌倉古都展 1989.11.3」とある。

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