● パソコンはWindowsを使っているんだけど,昔はMacに替えようかと何度か考えたことがある。
理由はMacってカッコイイから。パソコンのデザインや質感にこだわったっていうか,こだわりたいと思っていたっていうか。
● 今はそれがない。Macのほかにもうひとつ憧れていたのがThinkPadで,そのThinkPadを使っているせいもあるだろう。
でも,ぼくのThinkPadはヤフオクで17,000円で購入した時代遅れの中古品だ。それでまったく不満がないのはどうしたことだろう。
● 性能的には数年前に天井に届いている。これが主な理由だろう。
もうひとつ。昔,パソコンがまとっていたオーラが消えたこと。いわく都会的,時代の先端,できるビジネスマンを演出する小道具,そうしたものが消滅した。自分表現のアクセサリー的な意味合いを失った。いまどき,Macユーザー=クリエイティブ系の職業人,とは誰も思わないだろう。
● パソコンは完全に道具になった。スッキリした。道具なんだからどこまで使い倒すかだけだ。昔からそうだったはずだけれども,それが露わになった。
そうなると,「17,000円のパソコンでここまでやってるオレ,けっこうすごいじゃん」的な倒錯も出てくるわけで,これはこれでいやらしい。
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