2014年6月23日月曜日

2014.06.23 喫茶店はどうなってしまうのか

● 今さらなんですけどね。ドトールが燎原の火のごとく広まったのは,もうだいぶ昔のことになるし,スターバックスもすっかり定着してるし。
 それ以前からあった喫茶店,だいぶなくなってしまいましたよね。さして旨くもないコーヒーをけっこうな価格で提供してもお客が来てくれた時代は去ったとか,味ではスタバに勝てないし料金ではドトールに勝てないとか,まぁ言われてきたわけで。

● マックやモスやロッテリアも競合するし,そこにきてセブンイレブンのセブンカフェ。百円であの味ですよ。
 ぼくにしたって,暑くなるこの時期,セブンのアイスコーヒーはちょっとしたオアシスになりますからね。

● であっても,スタバとモスとセブンイレブンでしかコーヒーを飲めないような街に住みたいか。うぅーん,と考えてみたんだけど,ぼくが住んでいる田舎町にはセブンイレブンしかなかったんでした。
 でも,ですよ。こうした店ってアルバイトしかいない。短期間でどんどん人が替わる。それで何も問題がないような業態のお店なんだけど,それしかないっていうのはどうなのかなぁ。

● というのは感傷ですかね。実際,昔からの喫茶店ってよほど田舎に行かないとないもんな(そんなこともないんですか)。
 で,そういうお店に入って,コーヒーを注文すると,たしかにさほど旨くもなくて450円とかだったりするわけで。べつな意味で,うぅーん,となる。

● セブンカフェは単純にコーヒーを売るだけだけれども,喫茶店はコーヒーを飲むための空間を提供する。しかも,喫茶店でコーヒーをそそくさと飲んで出てくるってことはないわけで,本や雑誌を読んだり,ちょっとした調べものをしたりする。喫茶店は簡易書斎を提供してもいる。
 このあたりで何か考えられますかねぇ。でも,この簡易書斎提供機能においても,競合するところはたくさんある。コーヒー1杯であまり長くいられても,っていうのもあるんだろうし。

● 素人の部外者が少しばかり考えても,使えるアイディアは出てきませんね。それでどうにかなるようなら,とっくにどうにかなっているはずだもんな。

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