2014年7月4日金曜日

2014.07.04 スマホなしの8日間-3

● スマホがなくて困ったこと。まず,家から駅まで歩くときに,音楽が聴けない。たんに歩くだけになる。時間のムダじゃん,みたいな。
 もちろんのこと,1分1秒を惜しむような生活はしていない。いたるところにムダはある。通勤で歩くだけなのがムダだと感じるのは,何とも手前勝手な感覚ではある。

● で,そのムダな時間にちょこっとゲームをすることができない。これも困った。数分間で決着のつくゲームは重宝なものなのだった。

● 「Sleep as Android」のアラームが鳴らないのも困る。このアプリ,使い始めてそんなにたっていないのに,けっこう依存していたんだな。
 時刻がわからないこと。腕時計なんかしていない。時刻を知りたいときはスマホを見る。スマホがないときに限って,時刻がわからないと困る局面に遭遇する。

● 逆に,さほど困らないなと思ったのは,LINEとGmailが使えないこと。
 要するに,ちょっとした時間つぶしができないことが困ることであり,コミュニケーションツールが失われたという部分ではあまり困らない。
 コミュニケーションにあまり熱心じゃないんだね。もっとも,Gmailは家に帰ればパソコンで対応できるからね。

● どのくらい便利に使っていたのか,案外思っているほどでもなかったのか,使えなくなるとわかる。
 致命傷に至るものはない(あたりまえだ)。音楽を聴けなくても命には関わらない。睡眠ログなど最近まで録っていなかった。
 スマホがないとかえってノイズが減る。生活が落ち着く。

● 落ち着くというのは,しかし,欠落感を生む。落ち着きたくて落ち着いたわけじゃないからだ。今まであったものがない。不便の度合いはどうあれ,昨日までできたことが今日はできない。けっこう,イライラする。気持ちがザワザワする。
 アル中患者にとってのアルコールほどではないだろうけれども,立派にスマホ依存症だった。

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