2015年6月30日火曜日

2015.06.30 ローソン・パブ

● 困ったことに(っていうか,正直なところ,困ったとは思っていないんだけど),帰りがけのローソン行きがやまらない。
 駅を通り越してローソンに行く。ロングの缶酎ハイか缶ハイボールを買う。あと,“からあげクン”とミックスナッツなんぞも。

● それを持って道路沿いのベンチに座って,ひとり,飲み始める。575円のパブタイム。時間にすれば30分くらいか。けっこう酔って電車に乗る。
 まぁ,何と言いますか,大昔は立ち飲み屋があったらしいんだけど,その私家版現代タイプとでもいうか。

● 困ることといえば,家で何もできなくなること。

● でも,まぁ,こんなことしてないで,家に帰ってから飲めばいいんだよねぇ。もっといいのは,飲まないことなんだけどねぇ。

2015年6月29日月曜日

2015.06.29 安全保障関連法案

● マスコミ報道によると,安保法案,特に憲法学者の意見(違憲)表明以来,迷走の度を増しているように見える。
 特に,船田元さんのチョンボはお粗末な感じ。与党推薦の証人に違憲だと言われたんじゃねぇ。

● 今度は元内閣法制局長官がやはり違憲との見解。
 けれども,学者や元官僚の意見はあくまで私見であって,決めるのは選挙で選ばれた政治家だ。

● 95日間の会期延長。たぶん,今国会で決まるのだろう。安倍首相だからできる。しかし,ここまで反対があるのに,それを一顧だにしないように見えるのはなぜなのだろう。
 最大の理由は情報量の差だろうか。首相はじめ幹事長や官房長官が持っている情報は,ヒラ議員や野党議員が持っているのとはだいぶ違うのだろうか。まして,国民が持っている情報量とは。
 それらは公開するわけにはいかない機密に属する情報なのだろうか。

2015年6月28日日曜日

2015.06.28 旨いつけ麺屋

● 氏家にお気に入りのつけ麺の店がある。極太麺で,つけ汁は基本,濃厚。だいぶ前に宇都宮にも支店ができた。黒磯にも3号店ができたときくんだけど,そこまでは確かめていない。

● かつてはだいぶ流行っていた。っていうか,今でもお客さんは入っている。
 以前は家族でしょっちゅう行っていたんだけど(ぼくが嚆矢で,当初,奥さんは否定的だった。すぐに逆転したんだけどね),最近はだいぶ少なくなった。味に飽きたとかいうことではなくて,主に家庭の事情。

● で,先日,久しぶりに行ってみたら,メニューでは麺が増量されているようだった。
 並盛り 250グラム→380グラム
 大盛り 400クラム→600グラム
 特盛り 600グラム→900グラム
 特々盛り 1,000グラム→1,500グラム

● ところが。注文してみると,前と特に変わっているふうでもなかった。よく軽量したら,こうだったよってことだろうか。
 値段は若干上がっている。これは仕方がない。食べてみればやはり旨いんでした。

● この店はガッツリ食べられるんで,一人で来ている男性が多いのが特徴。男性のグループも。要するに,男性の占有率が高い。
 わりと珍しいのじゃないかと思う。カップルとか女性のグループとか家族連れでうまっているところが多いように思うので。

● しかぁし,濃厚ブーム(?)も峠を越えたようではある。あっさりさっぱり系の揺り戻しが起きているんですかね。
 このあたりが,飲食店の難しさだろうな。

2015年6月27日土曜日

2015.06.27 デジタルよりアナログが知的?

● モスでぼくの対面のカウンター席にひとりでいる初老の紳士。右手にボールペン(ジェットストリームのようだ)を持って,手帳をめくっている。
 きちんと上着を着ている。オンタイムなんだろう。

● 今どきだと,ノートパソコンを広げている人よりも,彼のように手帳をめくっている人のほうがやり手に見えるね。
 くだんの紳士,仕事の段取りがついたのだろうか,グイッとコーヒーを飲みほして出て行った。

● パソコンの黎明期には,パソコンを使う人=進取の気性に富んだ人=できる人,といったイメージがあった。パソコンがあたりまえになった今は,そんなイメージなど,跡形もなく消え去った。
 ので,知的な雰囲気を演出したかったら,アナログのペンと手帳,ノートを小道具にしたほうがいいですな。間違っても,スマホやタブレットじゃダメだよね。バカにしか見えないもん。

2015年6月26日金曜日

2015.06.26 パソコンをネットにつなぐ時間は激減している

● 理由の第一はスマホでネットにアクセスする時間が増えているからなんですけどね。ネットにつながっているトータルの時間は,以前とさほど変わらないかもしれないんですけどね。

● でも,こうしてブログを書くようになると,ブログをアップするためにしかネットに行かないようになってましてね。
 このブログは基本的にテキストエディタで書いて,その後,ネットにつないで,GoogleBloggerにコピー&ペーストするんだけど,そのときにしかパソコンをネットにつながないようになった。

● つまり,ネットを使っての情報収集ってあまりしなくなりましたね。人のブログも読まなくなった。自分が書いていないときのほうがずっと読んでましたよ。
 そんなもんなんですかねぇ。

● だいぶ前から新聞はとらなくなり,テレビは見なくなっている。ニュースなんてネットで読めるからそれで充分と思ってたんだけど,そのネットでもニュースってあまり見ないようになっている(あまりであって,まったくではない)。
 結局,ニュースなんて知らなくても,あんまり困ることはないようなんですよ。

2015年6月25日木曜日

2015.06.25 とはいっても,パソコンは便利なもの

● 昔,パソコンは高かった。高かったけれども,無理をしてでも手に入れたいものだった。
 今,パソコンは安くなった。安くなったけれども,無理をしてまで欲しいものではなくなった。なぜなら,すでに持っているから。5年前のパソコンでも充分に使える。

● という状況では,売れるパソコンを作るのは至難だろう。昔はWindowsがバージョンアップすれば,パソコンを買い換えることもあった。
 が,それも今は昔の話。ぼくの例でいうと,3.1→95→98→2000→xp→7と変わってきてて,今も7を使っている。

● パソコンを買い換えるのは,壊れてしまった場合のみになった。パソコンは特別な道具ではなくなった。
 かつてのMacintoshは,売れなかったけれども,特定の人たちには訴求力があった。が,それもだいぶ薄れているのじゃないかと思う。
 Appleもいずれ他メーカー群に呑みこまれると予想しておく。時代の然らしめるところだから。

● とはいっても。パソコンにはお世話になっている。もちろん,プライベートでの話。パソコンがなかったら,このブログだって続けられない。
 ま,やろうとすればスマホでもできるわけだけど,あまり現実的な話じゃない。やってる人もいるようだけどね。

● 年賀状を書くのだって,パソコンがなかったら,やってられない作業になる。スキャナをつないで紙資料の削減にもつなげられる。CDもパソコンに取り込んで,だいぶスッキリした。
 とりわけ,紙資料の削減効果は大きいと思う。

● 何だかんだいって,Excelは役に立つ。ぼくも1万件を超えるリストを作っているけど,これをカードでやったらどうなるか。1万枚を超えるカードをどうやって検索すればいいのか。それ以前にどうやって保存しておくか。

● そんなこんなで,パソコンはぼくが持っている道具の中で,最も活躍してくれている。パソコンのない生活は考えられない。パソコンのない老後も考えられない。

2015年6月24日水曜日

2015.06.24 マイクロソフトのSurfaceを使っている人

● SEなんだけど,MSのSurfaceを使ってプレゼンをしている人がいた。
 彼が言うには,Win8の場合,タブレットとして使うのは不適,中途半端な気がする,とのことだった。解像度も独特ですし,とも。

● Surfaceは気になる製品のひとつではあるんだけど,たぶん,タイプカバー(キーボード)は必須だろうと思う。
 タブレットとしてよりは,普通にノートパソコンとして使う局面がずっと多いだろう。

● ノートパソコンとしてもかなり以上に使えるに違いないけれど,タイプカバーのキーボードはキーストロークも浅そうだ。
 だったら,普通にノートパソコンを買ったほうがいいんじゃないかと思った。東芝やNECから軽いのが出てるし。

2015年6月23日火曜日

2015.06.23 電算システム化による業務の効率化に夢を見れた頃

● これで楽になる,すごい,便利だ,と思ったものだ。その後,だんだなコンピュータを使ったシステム化には疑問を持つようになってもいるんだけど,かといって,ではシステム化以前に戻れるかといえば,それはできない相談だ。

● 銀行のATMを廃止して,預金の出し入れをすべて窓口で対応するやり方に戻せるか。駅の自動改札をやめて,駅員を配置する昔のやり方に戻せるか。
 という話に通じるところがある。戻せるわけがない。

● 金銭でも人の移動でも,とにかくフローがとんでもなく増えた。従前のやり方で捌けるはずがない。
 われわれの仕事も同じなのだろう。通過する情報量が増大していて,コンピュータなしでは処理できなくなっている。
 もっとも,コンピュータ化したことが,無意味な情報や手間を作ってしまったという面も相当以上にあるかもしれないけれどね。

● ともかく。あの頃感じたほどに実際の仕事が楽になったか。かえって忙しさを招いて,自分の首を絞める結果になっていないか。
 でもね,他社がやっているのに自社がやらなければ,競争に負けて,自分と家族が路頭に迷うことになってしまったかもしれない。

● でもなぁ。事務効率化の果実を誰が取るのかといえば,普通は経営側が取る。授業員がその果実を味わえるケースはたったひとつしかないだろう。
 自分だけが効率化を果たし,他の人はそれを知らない,という場合。この場合だけは,その果実を自分が味わうことができる。

● パソコンが本格的に普及する前のわずかな期間,この果実を味わった人がいたかもしれない。しかし今や,そんな状況はほとんど想定できない。
 情報化,システム化は,会社主導で進められる。これはイコール労働強化だ。免れる術はない。

● 問題はこれがエンドレスに続くのか,どこかで止まるのか。正直,わからない。
 ただ,今のところは何とかついて行けてるけれども,これからさらに一段,システム化が進むと,さてついていけるかどうか,まったく自信がない。
 けれども,若い人にとってはそれが普通になるんだろう。

● こうして役者が交替していく。そうして世の中が進んでいく。

2015年6月22日月曜日

2015.06.22 読書ペースが上がっている

● 起きているとき,プライベートで何をしているかというと,飲むか読むか聴くか書くかだ。
 酒と本と音楽とブログ(を書くこと)。これ以外にやることといったら,食事とトイレくらいのものですな。食事はともかく短時間ですむものを好む。食事をゆっくり楽しむなんてのは,ぼくの辞書にはない言葉だ。というか,ぼくにはないスタイルだ。酒は時間をかけて飲むんだけどね。

● で,本なんですけど。最も読めるのは電車の中。4月から転勤で職住接近が一気に進んだ。ありがたいっちゃありがたいんだけど,電車に乗ってる時間はわずか5分。自転車通勤をすることもあるので,その場合は当然ながらゼロになる。
 これ,読書にとっては逆境だ。

● なんだけども,5月以降,読書のペースがあがっている。たぶん,次のような理由によるものと思われる。
 宇都宮市立図書館を利用できるようになって,前から読みたいと思っていた本が(タダで)読めるようになった。脱兎の勢い。これがいつまで続くのか不明だけれども,今はその勢いが本を読むペースを押しあげている。

● 下川裕治さんの紀行文が昔から好きだった。何冊か未読のまま積んでおいたものを,これまたひもとく機会を得て,ひもといたが最後,一気に読まないと気がすまない状況。
 要するに,読みたかった本や面白い本を読むようになった。これが理由のほとんどだと思う。

● 我慢しなければ読めない本を読まないこと。大事ですよね,これ。

2015年6月21日日曜日

2015.06.21 宇都宮市立図書館の利用者カードを作った

● 市町村の図書館って,そこに住んでいるか,そこに勤務していないと,利用できないものだと思っていたんだけれども,そんなこともなくてね。ぼくは宇都宮市に住んでいるわけでもないし,宇都宮にある事業所に勤務しているわけでもないんだけど,利用者カードを作れましたよ。
 広域利用というのがあるんですな。市町村で連合して,互いに利用できるように協定しているんでした。

● といっても,宇都宮市民が他の市町村の図書館を使うってのは,あまり想定できない。勤務先の図書館を使うことはあるかもしれないし,宇都宮って市域面積に比べて図書館の数は少ないから,利用不便地がけっこうある。その限りで利用はあるかもしれないんだけど。
 といっても,県立図書館もあるわけだしね。宇都宮の利用不便地って,他市町の図書館を使うにはもっと不便だろうしな。

● 結局のところ,広域利用協定というのは,近隣市町の住民が宇都宮市立図書館を使えるということであって,その逆ではない。
 実際,蔵書数も段違いだし,こちらとすると利用効果は大きい。もちろん,運営は民間に委託していて,接客もたいへんよろしい。
 雑誌・新聞コーナーに行くと外国の雑誌もあったりする。さすがは県都宇都宮だなと思いますよ。

● で,そのカードをぼくも発行してもらった。今のところ,利用価値は大きい。

2015年6月20日土曜日

2015.06.20 高級レストランと立ち食いそば屋ではどちらが儲かる?

● 高級ホテルとカプセルホテルでは,と言い換えてもいい。商売についてはよくわからないけれども,流行っている高級レストランと流行っている立ち食いそば屋を比べれば,おそらく,立ち食いそば屋のほうが儲かるんじゃないかと思う。
 高級ホテルよりもカプセルホテルのほうが旨味があるだろう。

● 高級を演出するためには人手が必要だ。人件費をかけないとね。立ち食いそば屋もカプセルホテルもセルフサービスを極限まで広げている。
 会計も機械でやれるから,間違いはないし,文句を言わずに早朝でも深夜でも働いてくれる。

● だいたい,高級ホテルやレストランを使える人は数からいえば少ないだろう。少数の金持ちよりも多数の貧乏人を相手にするほうが,実入りがいいはずだ。商売は貧乏人を相手にするに限る。

2015年6月19日金曜日

2015.06.19 地図を見る楽しみ

● 高校のとき,地理の授業はつまらなくて仕方がなかった。試験ではいつも赤点だった。だいたい,どの国どこが綿花の生産が盛んで,どこは機械工業の生産額が多いなんていうのは,およそ興味が持てなかった。どうでもいいじゃん,みたいな。
 その代わり,歴史の年号を憶えるのはさほど苦にしなかったんだけどね。

● ところが,今は地図を見るのが楽しみのひとつになっている。妄想にひたるのに地図帳は必須のツールだ。
 帝国書院の『TVのそばに一冊 ワールドアトラス』は何度か買って,今も手元に置いてある。前半が世界で,後半が日本。資料が巻末にまとまっている。索引もきちんとしている。ぼくには充分な情報量があって,しかも安価だ。

● これを開いて妄想を膨らませていく。もちろん,通過できない国境とか,道路があっても治安その他の理由で通行できない区間があると思うんだけど,そこまでは地図帳ではわからない。
 そういうことは考えに入れずに,ともかくルートを頭の中でああでもあるかこうでもあるかと考えている。これをやっていると,あっという間に時間が過ぎる。

● あと,ダイソーの東京23区の地図も見ることが多い。ぼくの中では,最も面白い街が東京。少なくとも,国内最大の観光地が東京だ。
 交通費をかけて遠いところに行くんだったら,その分を宿泊や食事に回して,近場の東京に行くほうがずっと実があるように思う。
 実際には,その分を回すなんてことはしなくて,カプセルホテルに泊まったりしてるんだけど,安上がりですんで,しかも面白いのが東京だな。

2015年6月17日水曜日

2015.06.17 朝は憂鬱,でも週末になってもあまり嬉しくない

● 人並みにぼくにもブルーマンデーはある。あぁ,これから1週間が始まるのか,今日は休みたいなぁ・・・・・・。
 でも,金曜日の夜を迎えても,あまり解放感がないのはなぜだ。

● 週末の休日にもワクワクしない。普通の日の夜と気分は同じ。どうなってるんですかねぇ。休日なんてすぐに過ぎてしまうことがわかっているから?

● ただね,毎日が日曜日になる定年が待ち遠しいのはたしかだ。慎ましくやれば,何とかやっていけるだろうと思っている。
 実際,お金のかかる遊びはしないから。ゴルフもパチンコも麻雀もやらないし。それと,子どもの頃に貧乏は経験済みだから,たいていのことには耐えられる自信がある。わが家が特に貧乏だったってことでもなくて,あの頃の田舎はひとしなみにみんな貧乏だったんでね。

2015年6月16日火曜日

2015.06.16 モスが値上げをしたので・・・・・・

● タリーズに行く回数が増えてますかねぇ。タリーズに格安感が出てきたといいますか。スナック類はスタバより旨いと思ってるんですけどね。

● どうでもいいことなんだけど,先日は5人がノートパソコンを開いて何事か作業をしていた。そのパソコンがすべて東芝。もちろん,たんなる偶然だ。が,こういうこともあるんだねぇ,と。
 今回は,レッツノートを開いている人(女性)がひとり。

● スマホをいじっている人はもっと多いわけで,つまり,ひとりで来ている人が多いですよね。高校生でも一人でいることがある。個化(?)が進んでいるんですかねぇ。
 昔の喫茶店もひとりで行くのに抵抗がない場所ではあったけど,今はカウンター席ができてたりして,いよいよお一人様歓迎の色彩が濃くなっている。

● ま,ぼくは昔からずっと一人で動くのが好きだったんだけど。これからもそうだと思うんだけど。

2015年6月14日日曜日

2015.06.14 野望というか妄想

● 世界一周をしたい。しかも,二度やりたい。ひとつは鉄道を使った旅。下川さんの『鈍行列車でアジア旅』を読んだばかり。こういうことを自分でもやってみたいなぁと思った。
 昔,宮脇俊三さんの作品を次々に読んでいた時期がある。シベリア鉄道に乗りたいと思った。アメリカ横断鉄道やオーストラリア横断鉄道のような大物に惹かれた。

● そうした大物も魅力なんだけど,とにかく鉄道を乗り継いで世界をぐるっと回ってみたいな,と。
 下川さんによると,鈍行列車はどんどん消えているらしい。鈍行列車にはこだわらないけれども,できるだけ遅い列車で。

● 世界地図を見ると,鉄道だけで世界一周は物理的に不可能であることがわかる。途中,バスや飛行機や船を使うのは避けられない。
 でも,鉄道メインで世界一周ってのに憧れる。

● 昔は全線に乗ることにこだわっていた。これも宮脇さんの『時刻表2万キロ』の影響。はるかな昔,ソウルオリンピックで韓国ブームが日本を覆いつくしていた1988年,まずは韓国国鉄を乗りつぶしてやろうと思って,挑戦したことがある。
 下関から関釜フェリーに乗って,釜山から東に進んだ。各駅停車を乗り継いで,木浦まで行った(途中,馬山~鎮海を往復)。当時は最速だったセマウル号でソウルに行き,ソウルからムグンファ号で釜山まで戻って,関釜フェリーで帰ってきた。

● 当時は京橋に三中堂という韓国専門の書店があって(経営者も韓国人だったのじゃないか),韓国の時刻表も手に入った。
 日本の時刻表に比べると,だいぶ小ぶりでしたね。実際,韓国では鉄道よりバスがメインの移動手段で,その程度のことは行く前に知っていた。

● 現地調達主義で(当時はそうするしかなかったはずだ。高級ホテルは前もって予約もできたのかもしれないけど),身ひとつで出かけたんだけど,切符を買うのも,ホテルを取るのも,なかなか大変だった。
 一度で全線に乗るつもりが,あえなく挫折し,わずかしか乗らないままで逃げだしてきた。

● 言葉が通じないのはわかりきっていたこと。が,その状態でこちらから韓国人に話しかける勇気を欠いていた。これが敗北の最大要因。麗水では酔っ払いに絡まれて,なす術がなかったという屈辱も味わって,いやになっちゃった。
 こんなことじゃ,世界一周は無理だね。が,生まれつきの性格も寄る年波でカバーできないかと思っているんだけどねぇ。

2015年6月13日土曜日

2015.06.13 ブログを書くときの注意点

● 音楽や読書や文具を語るブログでも,高みから語るとかニュース性を重視するより,自分の体験や見聞をメインにした小さな記事の方が読んでもらえるように思う。
 高みから語るっていうのを,ぼくは時々やってしまうんだけど,世の中を動かす,社会を正す的な指向はマスメディアに任せておけばいい。パーソナルなブログやSNSにおいては論外だろうな。

● 大きなことは書けないんだけど,高みからは書けてしまうんだよ。これがまずい。どれだけ抑えたつもりでも,“オレがオレが”は出てしまう。
 自分に身近な小さなことしか書かないことが,それを防いでくれるかもしれない。

● 基本的には自分以外には誰も登場させないこと。匿名で書いていようが,登場人物をどれだけデフォルメしても,とんでもないルートから彼(彼女)が誰だかわかってしまうということがないとはいえない。
 その結果,彼(彼女)にどんな迷惑がかかるか,事前に予想することはできない。

● 面白い体験をたくさん持っていると強い。ただ,面白さというのもほとんど主観的なものだから,自分が面白いと思っていても,読む人は別段何とも思わないこともある。その逆もあるだろう。
 自分では面白いと思っていない,したがってわざわざ書くに値しないと脳内をスルーさせている話題の中に,じつは誰かにとっては面白いものがあるかもしれない。それを見逃さないコツがあればいいんだけどね。

● あと,写真。写真を入れた方が読んでもらえそうだ。わかっていても,ぼくはそれをやらない。
 面倒だからだ。これを面倒がっているようではいけないね。

2015年6月12日金曜日

2015.06.12 オジイチャンと呼ばれて

● 帰りにコンビニに寄って,缶酎ハイとつまみを買って,近くに設えられたベンチに腰をおろして,20分程度のパブタイムを過ごす。
 5百数十円の息抜きの時間。まぁ,お金があれば,飲み屋に行くんだけどね。

● 3月まではハイボール2杯にモツ煮でちょうど1,000円の店があったんで,しょっちゅう寄って帰ってたんだけど,4月からは勤務場所が変わって,3,000円は見なきゃいけないような普通の飲み屋しか近くにない。
 ま,それはそれとして。

● ベンチのあるところが学習塾の建物の隣でね。勉強を終えた子どもが出てくるわけですよ。迎えに来るお母さん方の軽自動車も連なる。
 で,その子どもたちが,オジイチャン,こんにちわ,と挨拶してくるんだよねぇ。

● こらっ,どこの家の子だ,おまえ,って毒づくわけにはいかないやねぇ。子どもたちはまったく無邪気で,挨拶してくるわけだからねぇ。
 そっか,オジイチャンに見えるのか,オレ。

● ま,不思議はないんだけど。自分が見てもそう見える。総白髪だし。

2015年6月11日木曜日

2015.06.11 平均寿命

● 平均寿命が延びることに対して,世の中はまだウェルカムだと思う。いいことじゃないか,長生きしてなんぼだぜ,的な。

● しかしねぇ,これが100歳まで生きるのがあたりまえになり,120歳まで生きられるとなったら,まだウェルカムでいられるかねぇ。もういいよ,もうたくさんだよ,もう死なせてくれよ,ってことになるんじゃないかと思うんだけどね。
 もし,120歳まで生きるのがあたりまえになったらどうなるか。自殺者が今以上に激増するような気がする。

● 平均寿命が延びていく過程のどこかに,その逆転ラインがあると思う。もうこれ以上はいいよ,っていう。
 人はそれぞれ生命力の保有量が違うだろうから,120歳になっても生に執着する人もいるかもしれないけれども,まだ死ねないのかと辟易する人のほうが多数派になるんじゃないかと思いますね。

2015年6月10日水曜日

2015.06.10 煙草を吸わないのにモスの喫煙席にいた女性

● 年寄りの男性と中年の女性。女性のほうは煙草を吸わない。が,男性が吸うので,自身もおつきあいで喫煙席に来たようだ。
 どうも,俳句か短歌の先生なんですな,年寄り男は。で,先生のお供をして自分は吸わないのに喫煙席にというわけだった。

● これ,逆はありますかね。吸わない男性が,吸う女性の上司について喫煙室に入るってこと。あるか,普通に。

● 俳句とか短歌とかやってる人って,独特の風情(臭さと言ってもいいんだが)がありますね。いかにもって感じの。
 先生がなにやら講釈を垂れるのを,弟子のほうがなるほどという感じで,大げさに肯く。ま,俳句や短歌に限らないか。

● でも,いつまでも俳句の話をしているわけではない。世相とか子育てとかという話題に広がっていく。そうなると,先生は先生でいられなくなるね。世間知の蓄積は女性のほうが多いぞ。20歳や30歳の年齢差はかるがると逆転する。

● 先生が先生であるためには,その分野で圧倒的な差を見せつけるというプロセスが絶対に必要だろう。いつかは弟子が越えていくとしても。
 しかし,それを何度も見せつける必要はない。1回でいい。
 かの年寄り男性もそれをやってきたのだろうな。中年女性の従順ぶりを見ていると,そんな感じがした。

2015年6月9日火曜日

2015.06.09 飲み過ぎた

● という意識はないんですけどね。でも,降車駅を寝過ごして,降りた駅で数度にわたって吐いてしまった。
 飲んで吐くなんて,10年ぶりか20年ぶりか。

● ぼくが若い頃は,男たちは今より飲んでいた。ぼくも飲んで吐くのは,わりと親しい感覚だった。
 が,年をとってくると,二次会なんてまず行かなくなる。というより,行けなくなる。

● なので,吐いてる自分に驚いたというか。吐くのを他人事のように見ているもうひとりの自分がいるっていう感じだった。

● でもねぇ,ほんとにそんなに飲んだわけじゃないんですよ。ハイボールをジョッキで6杯くらい。外で飲むときはこんなもんだ。
 それで吐いてしまうっていうのは,要は身体が悲鳴をあげているんでしょ。もう少し,オレをいたわってくれよ,と。

2015.06.08 ズル休み,二度目

● 鬱の気配があるわけじゃない。いい職場だと思っている。行ってしまえば別に何でもない。
 でも,行きたくないなとふと思ってしまうことがある。当然ながら,月曜日に多い。ふと思うっていうのが曲者で,ふと思ったら,もう抵抗できない。

● 着替えて出かけるだけになっていたのに,この「ふと」に襲われてしまった。たいていの職場では月曜の午前中は休むなと言われているのではないか。
 休日明けだから,普段の日より電話も多いだろう。クレームも含めてね。だから,月曜日は休んではいけないというのは,健全な大人の常識というものだろう。

● その月曜日にズル休みを決めこんでしまったわけですな。その後ろめたさといったらもう。背徳の密やかな喜びっていうのもね。

● でもさ,そういう日もスルスルと過ぎていくわけね。時間よ,とまれ,と言いたい。で,火曜日になる。今日も休めればなぁと思う。が,ズルを2日連続するわけにはいかない。それほどの度胸もない。

2015年6月7日日曜日

2015.06.07 モスの喫煙席と禁煙席

● モスの喫煙席に入ってみる。ここは言葉を選ばなければいけないところなんだけど,禁煙席に比べると貧困者の割合が多いと感じるときがある。
 正確にいうと,貧困度が高いと感じる人たちが目立っちゃってることがある。

● 声がデカいオバチャンがふたり。傍若無人の趣もある。自分家の居間か縁側にいつがごとし。ひょっとすると,ごく軽度の知的障害があるのかもしれない。年とった小学3年生がふたりで喋っているような感じ。

● でもね,それが人間の正常というものであって,ひとりで黙ってスマホをいじっているほう(これが禁煙席でも喫煙席でも,お客の大部分)が異常なのかもしれないな。

2015年6月6日土曜日

2015.06.06 自家製格言

● 人の言うこと,書物に書いてあること。正確には,“こと”ではなくて尺度となる言葉。困難だとか,苦労したとか,そういった類いのことだ。
 それを額面どおりに受けとめてしまう愚。その愚をずっと続けてきた。額面どおりの深刻さであることなど,まずないものだ。

● 物事は何であれ,小さく受けとめたほうが解決しやすい。

● どんな会社にも役所にも団体にも,小世界がいくつもある。当然だ。そうでなければ息をすることができない。

● 家でも職場でも我を独走させないこと。己を空しうすること。かといって,あまり我慢はしないこと。我慢しないで我を消せるようになること。

● 相手は鏡のようなもので,こちらの気持ちや姿勢をそのまま反射して返してくるものだ。だから,テクニックではなく,思いや気持ちを調整する必要がある。
 これが,案外,どうにかできるものなのだ。

● 自分の役割を限定しないこと。課長という限定,夫という限定,男という限定。すべからく限定から自由でいること。

● 仕事を手抜きしていた。手抜きが常習になると,手抜き水準がぼくのレベルの最高限度になった。

● わが信念。大衆は常に間違う。必ず間違う。したがって,大衆のあとを付いていってはいけない。

● 自分は自分の人生しか生きられない。そう思い切る(諦める)ことが,自分の人生を生きられる力の源になるだろう。

● つまらない規則を作って,それを守らせることに生きがいを感じるやつがいるものだ。

2015年6月5日金曜日

2015.06.05 アル中か 2

● 今度は帰りにローソンで缶ハイボールと“からあげクン”を買って,近くの小公園のベンチに座って飲んだ。
 家に帰る前のことだ。家に着くまで待ちきれない。

● では,近くの酒場に行けばいいではないか。3月までは格好の場所に格好の飲み屋があって,大変に重宝したんだけど,4月の転勤が効いている。
 安くて旨いという飲み屋を見つけられないでいる。

● であれば,家に帰って,家飲みでどうですかってことになるんだけどね。そこがどうもな。
 3月までは飲みたくなるとその飲み屋に行っていたから,帰りの通勤電車の中で飲むことは皆無だったんだけど,今度は,家に着く前に野外で飲んじゃってる。

● 飲み屋で飲むときは,多少気が張っているんだろう,そんなに酔わないでいられる。対して,こうして野外で一人で飲んでいると1本の缶ハイボールでだらしなく酔い,ヘロヘロになってしまう。

2015年6月4日木曜日

2015.06.04 アル中か

● 某日。仕事帰りに,近くのコンビニではなく,スーパーに寄って。ロング缶の缶ハイボールと“おつまみ天ぷら”なんぞというのを買って。
 店の軒下に並んでいるベンチに座って,飲み始めてしまった。

● 目の前をひっきりなしに奥様方が行きすぎる。なに,この人? と思われたかなぁ。露骨に視線を向けてくる人はいなかったけど,こんなところでのんでるのね,とは思ったろうなぁ。
 まだ明るい時分,ロング缶1本でほろ酔い気分になった。ふらふらと駅まで歩いた。なんだかなぁ。

● 家に着いたら,床にゴロン。そのまま眠ってしまった。夜中に目が醒めて,今度は眠れなくなった。
 ということは,歯も磨かない。風呂にも入らない。乱れているねぇ。初老の自分よ,こんなことでいいのか。

● もっとも,コンビニで酒を買って電車の中で飲むのは,あたりまえにあるようになって久しい。あれだけはやらないでおこうと,若い頃は思っていたのに。

2015年6月3日水曜日

2015.06.03 セブンプレミアム

● 今日の読売に“セブン&アイ専用商品続々”という見出しで,キリンやコカ・コーラなど国内大手メーカーが,セブン&アイ専用商品を相次ぎ発売しているっていう記事が載っていた。
 セブンプレミアム商品ですね。これのありがたいところは,セブンイレブンで買うと割安感があることだ。基本,イトーヨーカドーで買ってもヨークベニマルで買っても,値段が同じだから。
 メーカーブランドの商品に比べると,けっこう安くなっているしね。

● ところが,安くなるのはなぜなのか,いまいち腑に落ちてこなかった。そういうことだったのかと,今さらながらわかりましたよ。初歩的なことなんですけどね。
 要するに,セブン&アイHDが全量買い取るんですね。これは魅力ですわね。で,メーカーも利益を確保できるわけなんでした。

● セブン&アイと組みたがるメーカーは後を絶たないらしい。セブンイレブンの売場は魅力なんでしょうねぇ。
 それと,セブン&アイの情報分析力もメーカーにとっては垂涎の的らしい。

● 強いんですねぇ,セブン&アイ。

2015.06.02 サンマを食べた。何年ぶり?

● サンマの塩焼きを食べた。職場で。っていうか,いつも届けてもらっている日替わり弁当(470円)のおかずのひとつがサンマだった。
 半身でしたけど。今の時期だから冷凍物でしょうね。でも,充分に旨かったですよ。

● サンマって久しく食べていないような気がする。ひょっとすると,回転寿司屋で食べたかもしれないし,缶詰を食べているかもしれない。サンマの竜田揚げなんていうのを,スーパーの総菜売場で買っているかもしれない。
 けど,塩焼きを食べたのはね。この前食べたのはいつだったか,思いだせない。

● 大昔は大量の大根おろしを作って,その中にサンマの肉をこそぎ入れていた。旨いものでしたな。その旨いものを久しく食べなかったというのは,何だかとてももったいないと思えますね。
 焼くのが面倒とか,家の中に臭いがこもってしまうとか,そんな理由で避けていたのかな。

● 安価で楽しめる食の贅沢。身近にあったというお粗末な一席。

2015.06.01 読書のコツ

● まず,学生が教科書を読むとか,ビジネスマンが仕事の本を読むというのは,読書の中には含めないことにする。

● 面白い本を読むこと。ページを繰るのがもどかしいくらいに面白い本を読むこと。コツはこれに尽きるんだと思う。
 面白ければ,読もうとしなくても読んでしまう。

● したがって,勉強のための読書はしないと決めてしまうこと。そう決めてそのように実行できる人はそんなにいないか。
 もうひとつ。読書は消費であると悟ること。映画を見たりゲームをしたりするのと変わらない。そこから何かを生みだそうなどという妄想を持たないこと。

● そう思い決めたうえで,面白い本しか読まないこと。以上がコツだと思う。