● 4月に真岡に通勤するようになった。三度目の真岡だ。で,4月以降初めて,真岡で飲むことができた(職場の儀礼的な飲み会を除く)。
市役所近くの「わりき」という店。焼き鳥屋といっていいんだろうけど,メニューは焼き鳥だけではない。魚もあるし,馬刺なんぞもある。
● 馬刺と焼き鳥でハイボールのダブル3杯飲んだ。ダブルというならもう少し濃くてもいいんじゃないかと思った。けど,けっこう深く酔ってしまったかもしれない。
真岡の酒場にハズレなし。過去二度の真岡勤務で確信していることだ。今回もそれを変更する必要には迫られなかった。
● 真岡市民は真岡で完結して(つまり,よそには出ないで)生活することもできるはずだ。その程度の都市集積はある。
けれども,そうしている人は少ないはずで,となると,車なしでの生活は難しいのが真岡のほぼ唯一の難点といえる。
真岡鐵道はある。が,向かう先は宇都宮ではなく下館だ。真岡市民が下館に用事があるとは思えない。したがって,真岡鐵道の利用者は高校生のほかには,周辺の町から真岡にやってくる年寄りだけではないかと思う。
あとはバス。宇都宮と真岡の間を東野バスが結んでいる。石橋-真岡もある。最近では雀宮との間も関東バスがつなぐようになった。
● というわけなので,真岡で飲むとなれば,そのバスで出勤しなければならない。朝は6時に家を出る必要がある。電車に乗って宇都宮,宇都宮からバスで真岡。
二等辺三角形の二辺を辿る形。バカバカしいこと,この上ない。公共交通機関で行くとなると,真岡は東京よりも遠いところに変わってしまう。
● しかも,だ。宇都宮行きの最終バスは20:24。ちょうど乗ってきたところで帰らなくてはいけなくなるのだ。
でなければ泊まるか。が,ビジネスホテルに泊まって,翌日出勤というのは,少し辛い年齢になっている。よほどのことがない限り,それは避けたいと思うようになっている。
真岡ってホテルが少ないんだろうか。部屋を取りづらい印象もある。
● 結果において,真岡の酒場のレベルはかなり高いのではあるけれど,真岡で飲むのはできれば避けたいという方向に傾いてしまう。
若かった頃のように,真岡で闊達に飲むというのは,しにくくなっている。真岡で飲むとなると,前後の負担が大きい。その負担を引き受ける気分にならなくなったというわけだ。
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