と言っても,大人の休日倶楽部パスがあるんだから(もう元は取れている)使わなきゃ。
● 仙台に出ることにした。ホテルはやはりダイワロイネットにした。
というわけで,今日は仙山線に乗るにとどまる。一昨日,昨日とけっこう乗ったので,今日は休憩。つーか,今日以後はだいたい休憩。
● 山形駅で “大人の休日倶楽部パスをお持ちの方は‥‥” というアナウンスを聞いた。駅に入るときはパスだけを,新幹線の改札機にはパスと指定券を一緒に入れろ,と言っている。
倶楽部パスの爺婆が多数出没しているのだろう。で,爺婆たちが改札機相手に戸惑って,佇んでしまうことがあるのだろう。
● 実際,こんなにいたのかと思うシーンがこれまでにもあった。宇都宮あたりじゃまず見かけないので,これってどの程度浸透しているのだろうと思っていたのだが,どうしてどうして相当多いんだわ。
“大人” って感じの爺婆じゃないけどね,大半は。もちろん,ぼくを含めて,ですよ。急いで付け加えておかないと,要らぬ誤解を招きそうだからな。
羽前千歳から仙山線に入る。山岳路線と言っていいと思う。今ならトンネルを掘るだろうに,レールを敷けるところを見つけて敷設している。おかげで気持ちの良い車窓になる。車内にいても森林浴をしたような気分になる。
このトンネルで県境を越えるわけだが, 1935(昭和10)年に着工し,1937年に開通したらしい。よく造ったものだなと思いがちなのだが,その感想は当時の日本人を舐めているからかもしれんね。
● なぜって,明治の初期,新橋〜横浜間に初めて鉄道を敷いたときにも,高輪築堤を造っちゃってるんだからね。海に堤防を築いて,その上を列車道にしてるんだから。
ちなみに,トンネル内走行中はけっこう揺れる。
このあたりから仙台市郊外といった趣を呈する。仙台〜愛子 の区間運転もけっこうあるっぽい。このあたりまでが仙台への通勤エリアになっているのだろう。
都会過ぎるぅ,が家人の第一声。東京と違うのは,空が高いことと山が近いこと。
● 山形もそうだったのだが,仙台の街を歩く人たちから,いわゆる東北弁は聞こえてこない。東北弁はもはや絶滅危惧種であるのかもしれない。
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