駅ビルのサイゼリヤも時間帯を問わず,お客さんが入っている。サイゼリヤっていうと中高生御用達のイメージがあるんだけど,青森は違うぞ。爺婆の語らいの場になっているようだ。コメダ珈琲的というかな。
耳を澄ませてみるんだけど,津軽弁は聞こえてこない。
青森駅の長いホームに2両編成の電車がポツネンと停まっている。かつては,長大編成の特急やら寝台列車やら機関車が引っぱる客車列車が,このホームに発着したわけだ。
まぁ,この光景はひとり青森駅に限った話ではないのだけれど。
● 奥羽本線の13:35発弘前行きも2両編成。始発駅から乗っても座れなくて立つことになったんだけども(すぐに着くから座る必要もない),若い外国人(白人)のお嬢さん。
きっちり化粧をしているが,だいぶお疲れの様子。荷物を席に置いてお休み中。おそらくだけれども,売春を生業にしているんじゃないかと察せられる。彼女の人生に幸多かれ。
● 新青森発14:09の はやぶさ30号 に乗車。この列車は宇都宮には停まらないから,仙台で やまびこ62号 に乗換えるのだが,はやぶさ30号 は臨時列車にもかかわらず,指定席は完売らしい。この1本前のは取れなかった。
仙台からの やまびこ62号 も家人と並びの席は確保できず,バラバラに座ることになる。
● 何でこんなに混んでるんだろうと思うわけですよ。大人の休日倶楽部パスの爺婆のせいかと,またしても思うわけだけれども。
ところが仙台に着いて,向かいのホームに停車していた 16:01発の やまびこ216号 を見たら,自由席がガラガラなんですよ。じゃ,これにしようか,と迷うことなく,やまびこ216号 の自由席に乗り込みましたよ。すこぶる快適でした。
何だかな,あんた方,そんなに忙しいのかね。
ただね,暇人でも速いのに乗りたがる,混んでいてもいい,と考えるものだということは,知っておいた方がいいよね。
● というわけで,無事に宇都宮に着。
東北を経巡って宇都宮に戻ってみると,宇都宮は明らかに仙台ではなく青森型。人口圧も感じなくてすむ。いい街なのかもしれないよ。
その割に,けっこう人がセカセカしている感じを受けるんだけどね。
● 昔,東北新幹線がなかった頃。東京本社から宇都宮に転勤辞令が出ると,奥さんは同行を嫌がり単身赴任になるが,仙台だと奥さんもついてくると言われたことがあった。都会に慣れちゃうとそうなるかね?
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