● 明日はどうしようか。盛岡? それとも青森まで行っちゃう?
結局,青森まで行こうとなったので,指定券を取りました。以上,昨日の話ね。
ぼくらのような大人の休日倶楽部パス族が多いのか。閑散期の需要喚起策として,大人の休日倶楽部ってけっこう効果的なのかなぁと,また思ったんでした。
● が。仙台駅の新幹線ホームに来てみると,爺婆より若い人が多い。新幹線の指定券を取るのは,大人の休日倶楽部パス族ではなく,インバウンド組が多いかもしれない。観光業は外貨獲得に大いに貢献しているね。今の日本は恒常的な貿易赤字国だからね。
つーか,そんなに混んではいないっぽいんだけどね。
こういう非日常の旅行気分を演出したがるのは,家人の性癖。女性はみんなそうだとは思わないけれども,こういうのってママゴト遊びの延長なんですかねぇ。
● 新青森から青森まではひと駅。距離も短い。何とかならなかったのかと言いたくなるのだが,ならなかったんでしょうね。
でも,このひと駅が大きい。待ち時間がバカにならない。ぼくらは盛岡以北の新幹線は初めてだから,キョロキョロしている間に時間が過ぎてくれるけどさ。
そのひと駅は特急スーパーつがる1号で移動。このひと駅間に限り,自由席なら乗車券のみで乗車できる。
前回は夜行バスで来たんだったかな。
● ひと口に東北というけれども,東北は広い。新幹線が盛岡までだった頃は,盛岡から先が遠かった。つまり広かった。
新幹線は東北を分断した。仙台からなら,青森に行く間に東京まで往復してお釣りが来たろう。
● 秋田新幹線,山形新幹線が開通し,東北新幹線が青森まで延伸されて,東北にはどんな変化が起きたのか。
“東京と近くなりたい” がすべての道府県の願いだろうが,高速道路ができ,新幹線ができて,生活は便利になったのだろうか。
● ここまで経巡ってきて感じたことは,仙台の巨大さだ。地方では東京への一極集中を批判する人が多いのだが,それぞれの域内でも一極集中が見られる。
北海道なら札幌への集中,東北は仙台,九州は福岡。一極集中は自然の流れのようにも見える。それに棹さしてもいいことは何もないのではないか。
高速交通網を整備することは,その一極集中を側面から援助する結果になる。基本的にけっこうなことなのだろうと納得している。
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