2019年3月5日火曜日

2019.03.05 韓国は大丈夫なのか

● 右は3月2日の下野新聞。韓国の文在寅大統領が対日批判を転換したと報じている。しかし,日本側の反応は冷ややか。
 状況の変化に応じてカメレオンのようにクルクル変わるという印象しか持たないもんね。状況に応じて態度を変えることすらできないのでは話にならないのだけれども,それだけだとまた状況が変われば対日批判を繰り広げるのだろうとしか思えない。
 約束を守らない(したがって交渉ができない)大統領という抜きがたい不信感を,ぼくなんぞも抱いてしまっている。

● SNSには国交を断絶しろなどと威勢のいい意見が飛び交っている。日本政府は冷静に対応するだろうけれども,そうはいっても韓国が自壊するのは止めようがない。
 そろそろ,韓国の株とウォンの同時暴落を視野においた方がいいんだろうか。つまり,そうなったときにサッサと買い出動できる態勢を整えておいた方がいいのかということ。

● 一国のトップがここまでノータリンだと,他国に無限の富をもたらす源泉になるんじゃないかと思ったものだからね。
 暴落したところでサムスンでも何でも韓国企業の株を買っておけば,株と為替の往復ビンタで儲かるんじゃないかなぁ,と。

● 両班文化の名残なのかね。文班,武班の2つで両班。文班が格上。そういう学識を備えた文人が政治を担うべしという。
 その当時だって学識で政治ができたとは思えない。まして21世紀の現在,文人政治家ってのは害しか為さないと思うんだが。
 日本でもそうだ。政治家をマスコミが批判するが,そのマスコミ人はたぶん文人気取りなのだろう。文人を気取れるのは判断基準を少ししか持たない単純バカだからで,そのへんが見透かされているから,新聞は部数を大きく減らしているし,テレビはそっぽを向かれるようになった。

● 素人考えながら,政治というのはつまるところ現状分析ではないだろうか。現状を細かく分析してどう動くのが自国の利益に叶うのかを考える。短期,長期に。終わりのない現状分析と近未来の予想が政治の仕事だ。
 理想というテーゼにてらして是非を決めるのは,つまりイデオロギー優先ということ。自称文人に決定的に欠けているのは細かい分析を避けて通ってしまう知性の欠如だ。頭が(いいとか悪いとかではなくて)弱いことだ。

● 韓国のまともな経済人は苦虫を噛み潰しているのじゃないか。外界と不断に接している人なら,夜郎自大の危うさくらい,すぐにも気づく。危機感を持っていると想像する。
 が,トップと大衆がバカなんじゃ,手の打ちようがない。大衆がバカなのは世界共通だから仕方がないとして,トップがバカではどうにもならない。

● というと,おまえの国でも鳩山某とか菅某というバカをトップにしたではないかと言われるかも。唯一,そこだけが反論できない日本の傷であるわけだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿