2019年3月30日土曜日

2019.03.30 錦糸町散歩

● 錦糸町には何度も来ている。駅前のカプセルホテルに泊まって,錦糸町から東武スカイツリー駅まで歩いたこともあるけれど,基本,駅の近辺しか知らない。
 その近辺も当然ながら隈なく知っているわけではない。目下,それで困らない。錦糸町で用があるところは限られている。

● とはいっても,できれば点を線にして線を面にできれば,それにこしたことはない。今回,そのように動いたわけでもないんだけど。
 ここでも区界を頭に入れるのが難しい。錦糸町は墨田区だけれども,お隣の亀戸は江東区だ。錦糸町駅の南口を出て少し歩くと,やはり江東区だ。区界なんてどうでもいいとも思うんですけどね(たぶん,昔の人が便宜的に決めたんだろうから)。

● 墨田区っていうのは,都内で最も美人比率が高い区だと思っているんですよ。江東区とは一衣帯水の関係だと思うんだけど,墨田区の方が美人が多い。
 もちろん,向島芸者云々という故事来歴とは関係ないと思う。東京で代々同じ場所に住んでるってこと自体,あまりないと思うしね。というわけで,どうしてかわからないんだけども,墨田区は美人比率が高いように思える。

● 錦糸町に出るときにもずっとJRを使っていた。が,数ヶ月前に久喜で東武電車(半蔵門線直通)に乗り換えると楽に行けることを発見(?)した。JRよりいくらか安くなるうえに,乗換が1回ですむ。
 JRだと上野,秋葉原で乗り換えるか,東京駅で総武線の地下ホームに降りていく鬱陶しさを我慢しなければならない。久喜で乗り換えてしまった方がずっと安直だ(栗橋で乗り換えてもいいんだけど,これだと乗換えが1回増える)。

● 錦糸公園にさくら祭りの看板が出ていた。写真には撮ったけれども,中に入っていくことはしなかった。そのときは中に入るなど思いもしなかったんだけども,今思うとそこが自分のダメなところかなぁ。
 野次馬精神の不足。野次馬精神とは好奇心の別名ではないか。好奇心とは読んで字のごとく,奇を好む心だ。自分にとっての奇を排除してしまっては,世界が縮まるばかりだ。
 というか,排除するまでも行かない。奇を感じないわけだから。野次馬になるよう自分を駆りたてることは,ひょっとすると自分にとっては最大の課題かもしれない。

● 錦糸町駅前の吉野家。ひとりで東京に行ったときに入れる店は,吉野家が富士そばのいずれかだ。あとは怖くてダメだ。
 で,東京で吉野家に入ると,宇都宮と値段が同じなのが,奇妙なことに思えてくる。あたりまえなのに不思議な気分。地代がだいぶ違うはずなのに,価格が同じなんだからね。その分,回転が速いんだろうかね。
 で,ぼくのように外食は吉野家か立食いそば,着るものはユニクロだけっていう暮しなら,都会の物価は決して高くないと思うんだよね。唯一,家賃だけだ(それが大きいわけだが)。
 都会に住めば公共交通機関だけで動けるし(車を持つ必要がない),なんだかんだで安あがりのような気がするんだよなぁ。

● 都会に住んだことがないので。元日に玉ノ井を歩いてみたんだけど,古い木造アパートがあって,空き室アリ枡の貼り紙があった。ここなら4,5万円で借りられるかねぇ。
 ここに住んで,時々,近くのスナックに飲みに行く。そのスナックは婆さんがひとりでやっていて,その婆さんと茶飲み友だちのようになる・・・・・・という昭和レトロな暮らしを妄想してみたんだけど,まぁ,無理だね。その4,5万円が出せないもの。

● ま,錦糸町や墨田区に限らず,東京は時々遊びに行くところだね。その方が東京の魅力が色褪せないだろうしね。

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