2020年1月1日水曜日

2020.01.01 元日の宇都宮を探検する

● カプセルホテルからJR駅に向かう途中にこんな建物がある。予備校だった廃屋。昔は旺文社系の“宇都宮セミナー”も賑わっていましたな。旺文社のラジオ講座に出ている先生を講師陣に揃えていたんじゃなかったっけ。自分が受験生だった頃を思いだしましたよ。
 予備校にまで行って大学に入ってサラリーマンになって。膨大な時間とお金を無駄に投じてきましたなぁ。そのために存在していた搾取機構に進んで乗ってしまって。愚かでしたなぁ,ご同輩。

● ここは宇都宮で唯一,都会っぽい景観のエリア。ただし,人は歩いていない。
 昔は女性が1人では歩きづらいところじゃなかったか。危険というわけではなかったけれども,暗ったいところだったよね。
 今はここにできたホテルに入っている「焼き肉ソウル」という店が単体であって,一度だけ入ってみたことがある。何を食べたのかは忘れた。宇都宮にひとつだけあったストリップ劇場もこの近くではなかったか(ひょっとすると,ぼくが泊まったカプセルホテルがあるところがそうか)。
 が,今は無機質な都会的な景観に変わっている。宇都宮らしくない景観でもある。ちなみに,駅前に高層マンションがあるのだが,宇都宮でマンションに住むとすればここしかないとぼくは思っている。おそらく,すべて分譲済みになっていると思うが。

● その都会的なエリアに人はいないけれども,バスは走ってるぞ。元日から働かなくちゃいけない職業って,どうしてもある。伝統的な農業や工業に従事する人は休めるが,そんな人はさほどに多くないだろう。
 モスも吉野家も営業中。スタバもタリーズもいろり庵きらくも営業中。いつもと変わらんじゃないか。









● で,モスに入ってみる。働く人を応援する? たんに腹が減ったからだね。
 モーニングセット,520円。炭水化物をホイホイと摂ってはいかんのだが。

● 駅ビル「パセオ」は2日からだけど,ララスクエアは元日から営業。入ってみれば,正月気分はきれいに消える。普段の1日。
 5階の落合書店。この標語,昔から言われていることだよね。本は旅ってそのとおりだ。想像力をプラスすれば,リアルの旅以上かもしれない。小説なんか特にそう。でも,その小説を読まなくなってしまった。いかんなぁ。


● ヨドバシのオーディオ売場まで上がってみる。レコードが復権,レコードプレイヤーが各社から出てることは知っていた。
 が,ラジカセのコーナーまであるとは知らなかったよ。CDラジカセじゃないんだよ。半世紀前からあるラジカセだ。ラジオ番組をカセットテープに録音する需要って,今でもあるのか。あるんでしょうね。そう考えないと,ラジカセが製造されている理由が説明できない。いや,でも,それ以外にラジカセを使う理由があるのかも。
 ぼくはWALKMANしか持ってないし,それでいいと思っている人間だけどさ。つまり,レコードプレーヤーはもちろん,ミニコンポすら欲しいと思っていないんだけどね。

● 駅東の餃子広場も現実から営業中。う~む,これが普通なんですかねぇ。元日は休みましょ的な風潮が定着するかと思えたんだけどね,なかなかそうもいかないですかね。
 王者「みんみん」は堂々の休業。

● あれ? これは何だ。「いろり庵きらく」の納豆セットじゃないか。たしか430円の。ダメじゃないか。ご飯と蕎麦の炭水化物のダブルパンチじゃないか。さっき,モスでトーストを喰ったばかりだし。
 糖尿病患者がこんなことをしていては自殺行為だぞ。

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