が,ぼくが糖尿病になっちゃって。さすがに,兎屋のつけ麺大盛りはまずいだろう。かといって,小盛りで我慢できるかというと,さてさてどうだろうか。その我慢をするくらいだったら,そっくり全部を我慢する方が面倒がない。ま,この程度の我慢は我慢のうちに入らないか。
● となると時間ができる。ので,年末から東京駅まで歩くようになった。相方は東京に来るとたくさん歩けるからいいと言っている。昼間も銀座を歩いているようだ。
で,今夜も東京駅まで歩いてみることに。こんな百円ショップがあった。何度も前を通っていたのに気づかなかったな。商品はダイソー系か。陳列の圧縮ぶりが面白い。百均のドンキ。
● どんどん行く。交差点の角に成城石井。先日もこの時間帯にこの店に入ったらしいのだが,憶えていない。相方に言われても記憶が甦らない。
ほとんどコンビニ感覚。立地のしからしめるところだろうか。
● 東京のイルミネーションを見ると,つい,写真を撮りたくなる。
これだから田舎者は,とブツクサ言いながらスマホを取りだす俺。
● 東京駅に向かうつもりが,銀座に進路を変更。奥様のご指示による。
高島屋のショーウィンドウ。このドレスのお値段はというと・・・・・・本当か。2桁間違ってるんじゃないか。装うってお金がかかるねぇ。隠すべきもを隠せるだけじゃダメなのかね。
● 千疋屋とすき家が隣り合う。違和感なんかあるはずもない。それが日本だ。ブランドショップの隣にダイソーがあったって,さほどの違和感はないだろう。
つまり,セレブと庶民の棲み分けというのが,日本にはない。混ざっている。富裕層が百円ショップにも出かけていく。ひとつには,富裕層を排斥する空気が百円ショップに限らず安売店にないからで,もうひとつは,百円ショップに並んでいる商品の品質に問題がないからだ。
現在の日本は,お金がない層にとってかなり暮らしやすい国のはずだ。縮こまっていないで,そこを存分に享受した方がいいと,ぼくは自分に言い聞かせている。
● 明治屋。相方と違って,ぼくは明治屋初体験。ノドグロの缶詰とかあるんですなぁ。鰻の蒲焼の缶詰も。
相方は獺祭の安いのを買っていた。ぼくが飲めなくなったのは知っているはずだから,自分が飲むつもりだ。彼女は飲めないタイプなんだが,獺祭なら飲めるんでしょうな。たしかに旨いものね。
● はいはい。これだから田舎者はとブツクサ言いながら,またまたスマホを取りだす俺,でした。
● アップルストアに初めて入ってみた。ぼくはアップル製品を使っていないので,気
礼賛者とアンチが共にいるのは,アップルが強いことの証明。株価も好調。識者の予想を裏切ってね。
スタッフが多国籍。ダイバーシティ,アップル。ミニスカートにTシャツのお姉さんたちがにこやかに対応する。こういうのを見ていると,日本の“おもてなし”は優位性を失っているかもしれないと思いますわね。
● ではあるんだけれども,アップルストアってさ,docomoショップと変わんなくね? スッタフが座っているか立っているかの違いだけでさ。
慇懃無礼じゃなくてフレンドリー。回線契約なんて無粋なものがない。そういうことは本質じゃないからさ。
いや,それこそが本質か。契約書にサインしてくださいなんてやってたら,アップルストアは成立しないか。
● 途中から並木通りに。並木通りもブランドショップが軒を並べるようになって久しいけれども,ぼくなんぞがイメージする銀座は並木通りのそれなんですよね。
高級クラブが社交ビルに雲霞のごとく入っていて,ネオンサインで誘ってくるっていうイメージなんですけどね。
● ともあれ,銀座は世界の銀座でしょうなぁ。ソウルの明洞は祝祭空間ではあるんだけども,大阪チック。銀座に比するのはそもそも間違い。
パリのシャンゼリゼだって,こんなに洗練されていない。ニューヨークの五番街? 行ったことないから知らないけれど,銀座ほどに洗練と安穏を併せ持ってはいないと推測する。
只今現在の世界で最も賑わっている商業地は東京の銀座だと思う。商業地もここまでになれば観光資源としても一級品になるのだ。
● 帰りは新橋から銀座線。地下鉄といっても,地下の浅いところを走っているから,ホームに出るのが楽というか早い。
三越前で半蔵門線に乗り換えるときには,地下の深いところにエスカレーターで下って行く。どうもあまりいい気持ちのものではないですなぁ。
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