大間産のマグロ(393g)が15,000円。それがタイムサービスで10,000円になっていた。こういうものにもタイムサービスがあるんですなぁ。
日本各地の菓子が売れらているところには,わが朝日屋本店のきんとん饅頭もあるぞ。ともあれだ,京都の生八つ橋も松山のタルトもここで手に入るわけだ。便利といえばすこぶる便利。糖尿病のぼくには関係ないが。
なんなんでしょうなぁ,この光は。ぼくらはまるで誘蛾灯に引き寄せられる蛾のようなものでしょうかなぁ。
● 銀座で最初に覗いたのも三越。やはり地階の食品売場へ。食品ではなくてお客さんを見たい。
でもさ,ぼくらとそんなに変わらないんだよねぇ。顔つきも着ているものも話していることも。目の保養になるねぇなんて言ってるしね。ま,彼らの多くもぼくらと同じお上りさんなんでしょうね。
ここにいるお客の2割が売上の8割に貢献しているはず。パレートの法則が妥当する典型的な局面でしょ。さらにその中の2割が8割の中の8割を購入しているのかもしれない。
● ただ,その2割がね,分別できない。ぼくらとそんなに変わんないのかねぇ,2割のセレブも。
いかにもヤクザという格好のヤクザはいない。同様に,いかにもセレブというセレブはいないのかもね。その他大勢に紛れているのが最もカンファタブル。
いや,ぼくに見る目がないだけかもしれないんだけどさ。
● 久方ぶりのG-SIX。6階の蔦屋書店。商品の並べ方を分類ではなくデザインして提示するというやり方の店,基本的にぼくはあまり好きじゃないんだけど,蔦屋書店のデザインの仕方には反論できない。参りましたって感じになる。
銀座のこの場所でこれだけの広さを占有していると,テナント料は月額いくらになるんだろうか。普通に本を売っていたのでは,テナント料を払えるだけの儲けはでない。それはぼくにもわかる。
こうすればいいんだよっていう具体的な答えが目の前に展開しているわけだけれども,それでもぼくにはピンと来ない。
● ここにあるスタバは日本で唯一のワインも飲めるスタバなのかもしれないが,そんなものでいいんだろうか。1本50万円の万年筆がこれでもかっていうほどに陳列されているんだけど,どれほど売れているんだろうか。
蔦屋書店に来るお客さんの生活水準あるいはスタイルというのは,ぼくが想像できる範囲の外にあるのかもな。日本でも貧富の差が拡大していると言われるようになって久しいのだが,アッパー層の生活を自分を基準に想像してはいけない?
● 昨夜と同様に,新橋から地下鉄に乗ってホテルに帰着。ぼくらも目の保養だけはたっぷりしたかな。この目の保養ができるってところが,銀座の最大の魅力ですかねぇ。
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