● 上野発22:02の電車で宇都宮まで戻ってきた。最終の黒磯行きはとっくに出た後だから,宇都宮から先には行けない。
こういうとき,朝まで飲んで始発で帰るということをしたこともあるのだが,そんな消耗の大きいことはもうできない。ので,宇都宮のカプセルホテルに泊まる。3,200円だった。
● チェックインしたとき,“マルちゃん緑のたぬき”をくれた。年越しそばを食べてね,ってことでしょ。給湯装置は館内にある。
大晦日に宇都宮のカプセルホテルに泊まる人ってどんな人なんだろう。ぼくは遊びの帰りだ。気楽なものだ。が,シリアスな事情を抱えている人もいるかもしれない。そういう人にはしみじみと嬉しい心遣いになるんでしょうかね。
年越しそばはね,これで充分だと,ぼくは思うんですよ。もちろん,どん兵衛でもいいわけですが,カップ麺で充分。
● 比較的小規模なカプセルホテルなので,サウナはない。けれども,浴場はあるので,いくらでも温まることはできる。酒は電車の中で飲んでいるので,これ以上飲む必要はない。では,お休みなさい。
はい,朝になりましたよ。カプセルホテルのカプセルから,明けましておめでとうございます。
● 起きて最初に何をするかといえば,風呂に入る。何日循環させてるんだと思うお湯だけども,手足を伸ばせる大っきいお風呂はいいですなぁ。
朝風呂ですよ。何はともあれ,けっこうな贅沢でしょ。
● 寝るだけだったら,ほんと,カプセルで充分だよね。タオルもバスタオルもパジャマも歯ブラシもひげ剃り用のカミソリもあるんだからね。しかも,大浴場付き(これでサウナまであれば言うことなし)。
Wi-Fiも飛んでるし,スマホの充電もできる。ほかに何が要るのかってなもんだ。
● チェックアウト前に,元日の新聞を見る。新聞まであるのだ。
でも,まぁ,ニュースは圧倒的にTwitterが速い。専門家の解説記事も付く。新聞が読まれなくなっているのは,フェイクや提灯や誘導が読者に見破られるようになったこと以上に,遅いからだとわかる。1日に1回では勝負にならなくなった。厳しい時代だ。
● 食事はできない。パンの自販機と給湯器はあるが,それだけだ。
が,カプセルホテルの多くは街場にある。ホテルの中ですべて賄おうとすることはない。街も使えばいいだけだ。今日は元日だけれども,ファーストフードのチェーン店はたいてい営業しているし,カプセルの付かないホテルのレストランも営業している。そういうところに行ってブッフェの朝食を食べてもいいだろう。
● 以上を要するに,寝るだけならカプセルホテルで充分だということ。しかし,寝る以外のことをやろうとすると(たとえば,パソコンを広げて作業をしたい),カプセルホテルではどうにもならなくなる。
そういう場合はビジネスホテルを予約しておくしかないでしょうね。あるいは,ここでも街を使うか。スタバでパソコンを広げるとかね。
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