ホテルから甘酒横丁に出るまでにこんな静かな道路があったりする。道路左側の緑は中央分離帯ね。中央分離帯がある道路で,しかもここは日本橋エリアなのに,車があまり走っていない。
● で,甘酒横丁。こんな居酒屋がある。縁起がいいや。
日本橋七福神巡りをすればよかったかなと思った。けど,爺様婆様が団体でこれをやっていてね。リーダーの爺様が旗を持って。しかも,その団体がいくつもある。地方からやってきたんでしょう。なので,個人でやる場合はこの時期は外すが吉か,と。旗持ちのリーダーの爺さまたちが先達気取りでウザったい。
若い女性が自分もオバサンになってしまうのかと考えて身震いするときの気分は,こんなものなんだろうか。いや,もっとずっとシリアスだろうな。
● 日本橋幼稚園,日本橋小学校,日本橋図書館,日本橋社会教育会館の4つが入っている建物。1~5階が小学校で3階が体育館になっている。6,7階が図書館。田舎ではまず見かけることのない複合ぶりだ。
では,小学校に校庭はないのか。そんなことはない。こんな感じの校庭というかグラウンドがある。
● 中に入って,図書館を覗いてみた。普通に図書館だった。あたりまえだけどさ。
小学校のエリアに侵入するわけにはいくまいから,図書館に行くにはエレベーターを使うしかないのだろう。同一平面を東西や南北に移動する方が上下の移動より楽だね。たまに高いところから外界を眺めるのはいいけれども,日常的にエレベーターで上下に動かなくちゃいけないのは,ちょっとしたストレスになるかな。田舎民特有の感想だとは思うんですが。
● 甘酒横丁は谷崎潤一郎の生誕の地でもあるわけだけど,かつてはこんなものもあったらしい。このあたりは元吉原でもあるわけで,何が言いたいのかというと,日本橋は何かと面白そうな街だということ。
まだまだたくさんお宝が出てきそうというか,地層が豊かだというか。
● 小網町を横断して兜町。小網町といい兜町といい,日本橋の各町は狭い。
東京証券取引所が兜町の象徴だけれども,取引自体はコンピュータが処理してるんでしょ。よろず仲介業務はコンピュータに任せればいい。ネット証券会社が1つあれば,じつはあらかたの用は足りてしまう。あとは,新規上場を手伝うコンサルティングができる証券会社があればいい。これもそんなにたくさんは要らない。
● 兜町でも証券会社の立地の集積度は減ったのだろうか。邱永漢さんが“銀行よさようなら,証券会社よこんにちは”と書いたのははるか昔のことだけれども,今では証券会社も人を雇って実店舗を構えている必要はなくなった。大半の証券会社はもはや不要だろう。
総じて,証券業界は不要な仕事と不要な雇用を抱えすぎ。それを法外な売買手数料で賄ってきたという印象がある。しかし,それも終わりつつあるのじゃないか。
● 兜神社に参拝。兜神社に来るのはこれが二度目。ここも小さな神社。神社は大きいがゆえに尊からず。どうですか,この風情。なかなかいいじゃないですか。業界関係者は打ち揃ってここに初詣に来るなんていうことをしてるんだろうか。
株で財を成した人が10人いるとすれば,株で身上を潰した人が100人はいる。誰でも知っていることだ。が,自分は10人の方の1人になれると何の根拠もなく思う人が次々に現れる。それを愚かと嗤うのはたやすいが,それは活力の源でもある。
以上は博打的に株を売買する場合の話。預金がゼロ金利になった以上,金融資産は株で持つべきではないか。細かく売買しないで,3~5年は持ち続けるつもりで,のんびりと株を持つのがいいのではないか。
写真はそれとは何の関係もない児童公園。児童はおらず,年寄りが何人か屯している。
● わが屋ではホテルはロイヤルパークに決めているのだが,もちろんホテルは他にもある。マンダリン・オリエンタルにも泊まってみたいが,財布ががうんと言わない。
東横インやスーパーホテルもある。今回もいくつかのホテルを見かけた。左は西鉄,右はJR西日本が噛んでいるビジネスホテル。宿泊料金はいかほどか。
おそらくだけれども,2人で泊まるなら,ロイヤルパークの方が安いんじゃないかと思う。1人で泊まることがあれば(ないと思うが)こうしたビジネスホテルを検討することになる。
● ホテルの近くにこんな店があった。伊勢うどんも日本橋で食べることができるのだな。ぼくは糖尿病でダメだけどさ。
と思ったら,伊勢うどん,猛烈に食べたくなってきた。腰がないうどんだよね。細長い団子って感じの。
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