2020年1月5日日曜日

2020.01.05 シェラトン都ホテル

● 3日。東京ステーションホテルからシェラトン都に移動。2泊の予定。
 そのシェラトン都,かなり混んでいる。チェックインの列がなかなか短くならない。チェックイン時にアップグレードを要求するバカがかなりの数いるようなのだ。っていうか,ぼくらが手続き中に隣にそういうバカがいた。
 アップグレードは結果的にあるもので,要求するものではない。アップグレードを当然の権利としてホテル側に要求した顛末を本に書いた女性ライターがいて,周囲の失笑をかっていた。この女性ライターは言論界から消えたけれども(その顛末を書いたことが理由ではないと思うが),この風潮がけっこう蔓延しているっぽいのだ。

● 理由は各予約サイトが利用回数に応じてゴールドだのダイヤモンドだのというグレードを作り,アップグレードを差別化の手段にしていることだ。これが宿泊客を下卑させた功績は特筆ものだ。
 どうすればアップグレードしてもらえるのかという話題で,ネットにコミュニティができているほどだ。人はここまで下品になれるのかという標本がここにある。
 シェラトン都はその種の輩の巣窟になってしまったようで,そろそろ手を切る時期かもしれない。直接的にはホテルの責任ではない。というより,ホテルも被害者かもしれないのだが,しかし。

● 1248号は初めて。ジュニアスイート仕様。簡易デスクが設えられているのはありがたい。
 もっとも,あまり部屋にはいないので,部屋はどうでもというところはある。が,相方はずっと部屋で過ごすので,ジュニアスイート仕様の便益は大きい。これなら長期間,ここで暮らすこともできる。

● ラウンジでハイボールを2杯。肴はこんなものなんだけども,このあと焼きうどんをそれなりの量,食べてしまった。少し胃がもたれる。糖質制限以降,“それなり”でこの状態になるようになった。
 しかし,今日はラウンジも混んでいる。雰囲気は,おまえが言うなという話ではあるんだけど,その辺の居酒屋より程度が低いかもしれない。これで,どうやってスタッフのモチベーションを維持したらいいのか。言うにや及ぶなのだが,大衆化はいいことばかりではない。

● その後,サウナ。ここのサウナは東京ステーションホテルのより使いやすい。カジュアルということ。
 サウナ後に体重を測ったら,昨日より1kg増えていた。体重計の違いによる?
 今日は昼は完抜きだけども,朝と夜に炭水化物を摂取しちゃってるからな。人為的な糖質制限で減量しているから,体重は復元したいんだろうな。事あらば元に戻ろうとしているのだと思う。

● 4日。ホテル内「四川」での朝食。ひよこ豆のカレー。ご飯少なめ。






● ヨーグルト。そんなにハチミツをかけたら(ご飯少なめにしても)何にもならないでしょ,と相方に叱られた。





● 果物も食べすぎるな,と言われているんだが。







● 温野菜だけにしとけばいいものを。コレステロールもバッチシ高いんで,卵もね。焼売は炭水化物だよなぁ。
 けど,そんなこと言ってたら,食べるものなくなるって。

● これはね,うどんのつけ汁なんですけどね。うどんなしでも,けっこうなすまし汁でございますよ。でも,うどんも食べたいよぉ。




● 朝食後,ホテル敷地内の庭園を散歩。この庭園は斜面を使っている。その分ワイルドで,視界の変化に富む。この庭園を持っていることは間違いなくこのホテルの強みだ。
 庭園を眺めるだけにしたいなら,ロビーにある Link@Sheraton のパソコンを使いながら,眺めるのもいい。

















● 9時半に朝食会場にやって来て,順番待ちをする人たち。OFFだからといって,ここまでゆっくりしてしまう人って,仕事でもプライベートでも,遅れをとって割を喰うに違いない。
 正直者は馬鹿を見るなどと見当違いの慰めを自分に与えつつ,政治や社会に文句を垂れつつ,ショボい人生を生きているのではないか。だとすれば,合掌。
 それとも昨夜は遅くまで活動していたんだろうか。そうだとするなら,どうもお疲れさん。

● 街をふらふらしてきた。ホテルに戻ってサウナ。昨日は1日で1kgほど体重が増えたんだけども,今日は1日で800gほど減っていた。
 休憩室で週刊誌を読む。これが週刊誌を読む唯一の機会。どうもね,週刊誌の読者はジジイばかりなことが明白な記事や読み物になってるね。だからつまらない,とまで言うつもりはないけどさ。

● っていうか,ラウンジよりもサウナの休憩室の方が快適だ。ドリンクバーの機械があって,喉が乾けばいくらでも水分を補給できるし,週刊誌をチンタラ読んでいくのはなかなか快適なのだ。
 なので,ラウンジよりここで過ごす方をぼくは好むし,ここで過ごす時間の方が長くなったと思う。

● 「週刊現代」の今週号に小佐野賢治特集。10兆円もの会社(国際興業)資産を残したものの,後を継いだ弟たちが5,000億円の借金を作って,アメリカの投資ファンドに身売り。かつ,弟たちの内紛。
 諸行無常だね。一族の繁栄なんて長続きしないよ。その無情が昔ほどゆっくりしていない。有為天変の速度も上がっている。われとわが身に引き比べてさ,そう思えるとホッとしない? 俺だけじゃないんだって。
 週刊文春には読み応えのある連載が多数。週刊新潮の佐藤優氏の連載対談。今週は渡邉恒雄さん。これも面白い。

● 今日もカクテルタイムのラウンジは激混み。入れない人のために,ホテル側が弁当を作っていた。これを部屋で食べながらお待ちくださいというわけだ。ラウンジにある缶ビールもどうぞお持ちくださいと。しかも,全員が入れるまで営業時間を延長するという。
 中には大ぶりのグラスにワインをなみなみと注いで部屋に持ち帰る人もいた。ここは戦争直後の難民キャンプか。
 こういう現象を招来してしまったのは,やはりホテル(の経営)側に責任があるでしょうねぇ。いいのか,こういうことで。
 第1にスタッフを疲弊させる。第2に負のイメージを広告ではなく実演しているようなものだ。これを機に来なくなるお客もいるかもしれない。

● と言いながら,その弁当をひとつもらって部屋でビールを飲んだんだけどね。ラウンジよりもこの方がずっといいと思った。逆にありがたかった。
 でもさ,ジュニアスイートに泊まってるんだったら,普通にルームサービスを利用しろよ,ってことですかね。

● 5日。朝食のあとサウナ。このあたり,昨日と同じ。
 年末年始のプチバカンスの最終日。今日1日への強烈な執着があると若い頃なら言ったところだけれども,ぼくはあと3ヵ月で完全引退。そうなれば毎日が日曜日になるわけでね。したがって,さほどの執着もないっていうかね。

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