2020年3月14日土曜日

2020.03.14 コロナと株式市場

● コロナ肺炎というか武漢肺炎というか,名前はどうでもこのウィルスによって人の移動が著しく制限されている。人が動けないということは,経済も動かなくなるというわけで,したがって株価に甚大な影響が出ている。
 正直,ここまで株価が木の葉のようになるとは、ぼくは予想できなかった。起きてみれば,これもありだよなと思うけれども,事前にはわからなかった。

今日の下野新聞
● 日経平均はつるべ落とし。対して,アメリカのダウは史上最大のという形容詞が付くジェットコースター展開。史上最大の下げ幅で下げて,史上最大の上げ幅で戻し,また史上最大の下げ幅で下げる。
 ジェットコースターになっていること自体,アメリカの活力の現れかと思う。日本市場はこんなダイナミックな動きは起こせない。

● こういうとき,大底で買おうなどと考えてはいけない。そんなのは神様しかできない。不思議なんだけど,株価には先見性がある。何で?と思う動きをする。その数ヶ月後にリアルが株価を追うように動いていく。
 ぼくらの意識はリアルを見て遷移するから(遷移しないこともある),リアルよりも更に遅れる。

● ゆえに,株価がどう動くかを読み切るなんて,人智を大きく超えたこと。ぼくらができるのは中長期的にどうなるかを予想することだけだ。
 だから,デイトレとか(株ではないけど)FXのようなものは,もしやるなら完全にAIに任せるのがいい。人間が口出ししないこと。

● しかし,これは言えると思う。株価は上がるのが常態であって,下げるのは異常局面だ。いくら下げようが一時的なものだ。
 いつまでも続く嵐はないということ。いずれ戻す。そして,戻したところからさらに上がっていく。
 したがって,ここは買い局面だ。今日買うのがいいのか,明日がいいのかはわからない。しばらく様子を見ることになるだろうが,いつまでも様子を見ていてはいけない。ここで買えないでいつ買えるのだ? 基本的にはそういうことだと思う。

● こういうときに機敏に動けないといけないのだが,わかっていても動けないという,ぼくは最悪のタイプ。なんだけど,まずやるべきは銀行に行って定期預金を解約することだな。200万円か300万円はあったと思うんだがな。
 全面安なんだから何を買ってもいいのだが,銘柄選びが株の楽しいところだろう。人が何を選んでいるかは気にせず,自分で決めるのが吉。

● 株はこういうことがいつ起こるかわからないのだから,信用取引には手を出さないのがいいと思う。レバを利かせるのもほどほどにしておくこと。
 株でギャンブルをしたいのなら別だけれども,何が起きても落ち着いていられるためには,現物買いにとどめておくべきかと思う。
 たぶん,報道されないだけで,自殺者が増えているのではないか。お金と命を引き換えるほどの愚はない。扱い方を誤ると,わかっていても,その愚に堕ちていかざるを得なくなる。

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