● 大手町の丸善を覗く。高校の社会科の教科書があったら買おうと思って。学習参考書の類いは3階にある。日本史と世界史は山川の『詳説』があったんだけど,それ以外はなし。
山川の日本史,世界史の教科書だけは,一般的に需要があるんでしょうね。ぼくのように高校の教科書を読んでみようとするオッサンより,山川以外の教科書を使っている高校生が,参考書代わりに買っていくんだろうな。
● ぼくとしては山川にこだわる理由はない。山川でもいいが,山川じゃなくてもいい。
地理,政治経済,倫理も含めて,Amazonでまとめて買おうかと思ったんだけど,Amazonだと高額になる。どういうわけだ。
大久保には教科書専門の販売店があるらしい。これって,都道府県ごとにあるようなのだが,どうもわかりづらくていけない。
● ともあれ。「現代社会」はいいとして,高校社会科の5科目の教科書を読めば,この分野については日本人の中で上位5%の知識人になれるだろう。もちろん,高校の社会科教師全員を含めたうえでの上位5%だ。
そんなものだよね。ぼくらが知っていることなんて,その程度のもの。上位5%に食い込むなんてそんなに難しいものではないわな。
● 高校教科書は別にしても,こういう大型書店を覗いてみることも,たまにはした方がいいと思う。夥しい書籍を見て,教科書から哲学,サブカル,音楽の楽譜に至るまで,この世の森羅万象はすでに書かれている,自分が付け加えることなど何もない,という気分に浸ることができるからだ。
圧倒的なボリュームを目の当たりにすることが必要で,これは図書館よりも新刊書店の方がいい。当然,大型書店でなければならない。
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