2020年3月15日日曜日

2020.03.15 4月からの“毎日が日曜日”の予行演習

● 嫌味っぽくなるかもしれないが,今年になって初めて東京に泊まらない週末を過ごした。2日間とも家でグータラした。
 4月からの“毎日が日曜日”の予行演習にはなるまいが,見る,聴く,読むの受動態の趣味で,どうやら時間を埋めることはできそうだ。午前中は家事見習い,午後と夜は受動態の趣味。
 つまり,朝ご飯を作って(ただし,炊飯器で飯を炊き,ネギと油揚げの味噌汁を作るだけになりそうだ),洗濯物を干したり,家の周りの雑草を抜いたり,3日に1回は掃除機をかけたりして,午前中を過ごす。

● 午後はWALKMANで音楽を聴きながら図書館まで歩いてみたり,線香と百円ライターを持って墓参りに行ったり,Amazonプライムで映画を見て過ごす。
 そんな感じになるか。これで1,2ヶ月やってみて,それで行けそうならずっとそれで行く。映画も本も楽曲も無尽蔵にあるわけだから,見る,聴く,読むで時間を埋めるというスタイルに飽きない限り,5年や10年はそれで行けるだろう。
 それで行くならお金はかからないので,年金だけで経済的には足りる。

● 夕方は1週間に1回はカレーを作りそうな気がする。コーンとエンドウ豆とニンジンの冷凍ミックスだけのカレー。糖尿病だから朝食を食べたら,昼は抜く。夜はこのカレーだけを食べる(ご飯は食べない)。
 おそらく,ストレス激減によって,アルコールは身体が欲しなくなるだろう。いやはや,健康的なものだ。

● あとは自転車をどうするか。キャンプツーリングで日本一周くらいはやりたいものだが,踏み切れるかどうか。
 老後の暮らしにその程度の彩りは添えたいものだと思うが,ここは踏ん切りがつくかどうかだけの問題。踏ん切りがつくかどうかは,面倒くさいをなくせるかどうかの問題でもある。

● 休みに家でダラダラするのもいいわね,とホテル奉行の相方が言う。そりゃそうだ。お金を使って東京に泊まるのをいつまでも続けるわけにはいかないし。
 お金を使ってする遊びは必ず飽きるものだと思っている。東京にもホテルにもまだぜんぜん飽きないけれども,このまま続ければいずれは飽きる。
 飽きる前に家暮らしに切り替えるのが賢いやり方だ。飽きてないんだから,たまに行く東京はキラキラを湛えたまま,ぼくらを迎えてくれるはずだ。

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