2020年3月16日月曜日

2020.03.16 Amazonプライムビデオに復帰

● Amazonプライムの会員になったのは昨年の1月22日。プライム会員になったのは,送料無料で買物をしたいからではなくて,ひとえに映画を見たかったから。
 年会費が5千円に満たない額で,映画見放題なんて夢のようだ。ビデオのレンタルショップを初めて利用したときも,ここは宝の山だと思ったものだが,Amazonプライムはそれ以上だ。

● ショップに行かなくていい。期限内に返さなければというプレッシャーもない。延滞金もかからない。返す前に巻き戻す必要もない。まったく手間いらず。
 ビデオテープやDVDといったブツが介在しないのが何よりいい。デジタルってすばらしく便利だ。
 何より,レンタルショップより安い。利用すればするほど安くなる。毎日1本見ていくと,1本あたりの料金は13円だ。レンタルショップがどんどん少なくなっているのは,じつにもって理にかなっている。

● ところが,以上はあくまで理屈であって,それ以上ではない。リアルが理屈に添うとは限らない。というのも,プライム会員になってしばらくは怒涛の勢いで見ていたのが,だんだん疎遠になり,そのうちひと月に1本しか見ないようになってしまったからだ。
 結局,1年目は151本見たのだけど,あらかたは最初の半年に見たものだ。その8割は最初の3か月で見ているかもしれない。

● プライム会員になった頃は,たとえば三谷幸喜作品をまとめて見るとか,気になった俳優が出ているものを全部見るとか,下世話なテーマを作りやすかった。それが推進力になったかもしれない。
 ある程度,そういうことをやると気がすんでしまうところがあったのだと思う。自分の映画好きはその程度のものなのだった。

● 今年になってからは,今月に入った時点で2本しか見ていなかった。2年目に入ってからは1本だけ。義務として見るものではないから,これはこれで仕方がないと思っていた。
 ところが,10日に久しぶりに見たところ,再びエンジンに点火したようで,15日までに9本ほど見ることになった。復活したわけだ。きっかけ? 特にない。わずかに風が吹いたのかもしれないが,自分でも知覚できないのだが。そういうのを含めて,バイオリズムかもしれない。

● 勢いに乗ったら,棹ささないで,そのままその勢いに運ばれるのがいい。行けるところまで行けばいい。で,また,停滞期が来るのだろう。
 ことはAmazonプライムビデオに限らない。人生はその繰り返し。何度か繰り返して最期を迎える。そういうふうにできている。

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