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エントランス |
しかし,高い天井。主張しすぎない調度品。ぼくには過ぎたホテルというべし。
ずいぶんと薹の立ったお姫様だな,と思うけれども,口にすることはない。
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長い廊下 |
彼女はわりと平気でタオルや化粧水の追加を頼んだりする。よく言えば,ホテルの使い方が上手なのだろう。ぼくはあまりスタッフと話をしないので,その視点じたいが斬新。で,言われてみればそうかもなぁ,と。
● 浴槽が大きい。というより,長い。足を折りたたむ必要が寸毫もない。身長が短い人はむしろ長過ぎると感じるかもしれない。
加えて,水道の水圧が高くて,すぐに湯が溜まる。もちろん,トイレは別に個室になっている。
加えて,水道の水圧が高くて,すぐに湯が溜まる。もちろん,トイレは別に個室になっている。
このバス・トイレ分離は,面積が20㎡台の客室でも実現されているところが多くなっている。洗い場があるのも普通になった。今どきの常識なんでしょうねぇ。風呂の快適性が評価の大きな部分を占める。
納豆と似ている。よほどひどいものはひどいとわかる。が,一定の水準を超えているものについてはだいたい同じに思えてしまう。ほとんどの製品は一定の水準を超えているわけで,結局,区別がつかないということになる。
虎屋なんだから旨いはずだと思って食べる。ゆえに旨く感じる。そういうちょっと冴えない話になっている。
● 22日。東京ステーションホテルの朝食。この朝食が食べたいからこのホテルに泊まるというお客さんも多いんじゃないかと思う。
ここにはクラブラウンジはないが,朝食がそれを補って余りあるという感じね。洋も食べ和も食べ,朝から飲みたくなる。飲まないけど。
いや,ほんとにね,このホテルの朝食の品数の多さ,質の高さは,何だか奇跡を見るような気分になる。
ここにはクラブラウンジはないが,朝食がそれを補って余りあるという感じね。洋も食べ和も食べ,朝から飲みたくなる。飲まないけど。
いや,ほんとにね,このホテルの朝食の品数の多さ,質の高さは,何だか奇跡を見るような気分になる。
● 下世話な話で申しわけないが,この朝食を金額換算するといくらになるだろうか。1万円という見立てはどうだろう。そこまではしないだろうと言う人もいるかもしれないし,そんなものではないだろうと言う人もいるかもしれない。
しかし,大方の同感を得られるのではあるまいか。2人で2万円。とすると,宿泊料の半分は朝食代に充当される。やはり何というか,安いというほかはない。
● 最初にこの朝食を食べたときに感じたのは他にもある。客質の高さだ。
ぼくなんか典型的にそうなんだけども,ガツガツしちゃうのだ。満腹になっても目が食べたがってしまう。
ところが,ここにはそういう人がほとんどいないようなのだ。ちょっと驚いた。それが驚きに値することには多くの人が同意してくれると思う。
が,コロナで少し様子が違っているようだった。外国人がいなくなったのは当然として,爺ちゃん婆ちゃんのカップルも消滅。絵になるお客さんが消えた。
ところが,ここにはそういう人がほとんどいないようなのだ。ちょっと驚いた。それが驚きに値することには多くの人が同意してくれると思う。
が,コロナで少し様子が違っているようだった。外国人がいなくなったのは当然として,爺ちゃん婆ちゃんのカップルも消滅。絵になるお客さんが消えた。
トレーに置いてトングで勝手に取ってもらうという方式をそのまま採用することはできない。もしやるなら,そのたびビニール製の手袋をはめてもらうか,でなければトングを使わずにすむように予め小分けにして器に入れて用意するか。東京ステーションホテルでは後者を採用。コロナ以前からそうしている部分が多かったから,それが自然なのではあろうけれど。
フォークやナイフは使い捨て方式。プラスチック製に銀色のコーティングを施している。どうぞお持ち帰りくださいと言うのだけれども,これは置いてくるしかない。
● 客室の書斎スペース。朝は相方の化粧台になるのだけど,やはりデスクはあった方が使い勝手が良くなる。
こういう機能的で高級感に溢れたデスクが自宅にもあればな,とは,しかし思わない。これがシックリくる環境が自宅にはない。全体を作り直さなければならないとなると,億のお金が必要になる。
こういう機能的で高級感に溢れたデスクが自宅にもあればな,とは,しかし思わない。これがシックリくる環境が自宅にはない。全体を作り直さなければならないとなると,億のお金が必要になる。
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