2017年2月10日金曜日

2017.02.10 N905iを棄てた

画像はアマゾンから拝借
● ぼくがスマホを使い始めたのは8年前。docomoのSH-12Cを買って移行した。そのときに,それまで使っていたガラケーのN905iは使わなくなったはずなのだが,捨てないで持っていた。
 どうしてそうしたのかは,今となっては記憶がない。自分のことなのに。

● その後,SC-06DとかiPhone5CとかF-02Eを使ってきた。途中,docomoを解約してOCNのSIMを挿した。このときに,通話だけはdocomoに残して,N905iが通話専用として現役復帰したというわけだ。
 ただ,ぼくは通話って基本的にしない。少なくとも自分からかけることはない。友だちもほぼいないに等しいから,かけてくるのも相方くらいのものだ。細々と使ってきた。

● ちなみに,わが家でケータイを導入したのも,相方の主導による。ぼくが使っていたN905iも名義は相方。解約しても解約金がとられない時期になったので,相方が解約してくださった。
 その代わり,SH-07F(ガラケー)を渡された。これを使いなさいというわけなんだけど,これまでは義母が使っていたものらしい。このあたり,あまり深い詮索はしないでおく。

● しかし,このN905iには思い出がある。あまり思いだしたくない類に属するんだけどね。相方が息子と二人で,国内外のそこここに出かけていた時期がある。ハワイに行ったとき,ぼくのN905iを貸してくれと言われた。現地で息子と連絡を取り合うのに,ケータイが2台あると便利だからという理由のようだった。
 ぼくは抵抗した。残って仕事に行くのだし,その間,ケータイがなくては困ることだってあるかもしれない。そもそも,夫婦間といえケータイの貸し借りなんてぼく的にはあり得ないことだ。
 が,彼女の要求に応じたのだった。力関係でそうなる。

● ところが,そのケータイを相方はハワイで水没させてくれた。ぼくが怒り狂うだろうと息子は思ったんだろう,帰宅してからぼくをなだめようとしてくれた。でも,動くんだよ,ほら,と。
 ぼくは不機嫌を隠さなかったと思う。今思うと,すまないことを息子にしたなと思う。
 ちなみに,保険をかけておいたので,5千円(だったと思う)で新品と交換できたから,さしたる損害はなかった。だから通話専用で使っていたN905iは2代目になる。

● そのN905iも完全に不要になった。宇都宮駅前のララスクエアに入っているヨドバシにケータイ回収ボックスが置いてある。そこにN905iを棄ててきた。いや,投函してきた。
 少しだけ,チクッと胸が痛んだような気がした。

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