2017年8月31日木曜日

2017.08.31 永谷園のお茶づけ海苔に入っている歌川広重「東海道五拾三次」のカード

● 永谷園のお茶づけ海苔を買うと,歌川広重「五十三次」のカードが1枚入っている。たくさん買えば,「五十三次」が揃うのかもしれないけど,そのためにこの商品を買いまくる人はよもやいないだろう。

● 応募券(製品の袋に印刷されている)を3枚集めて応募すると,カードのフルセットが当たる。毎月1,000人に当たるというんだから,応募すればだいたい当たるんだろう。
 セットで欲しければ,こちらに応募すればいいわけでね。

● これ,ぼくが子どもの頃からずっと変わらずにある。正確にいうと,ずっとあるんじゃなくて,中断していたのを復活させたようなんだけど。
 懸賞景品のロングセラーでしょう。妙に懐かしくなった。

● でも,これを欲しいと思う人がいるんだろうか。
 それともあれかい,本物を見たことがないんで何とも言えないんだけど,この印刷はけっこう細密なんですか。

● と言っておきながら何だけど,小学生の頃,これ欲しいなと思ってた。懸賞少年だったんだ。
 つらつら思んみるに,あの頃はまだまだモノが希少だった。玩具もそんなになかった。雑誌の付録がキラキラ輝いて見えた。
 ので,モノであれば持っておきたかった。タダでもらえるならもらいたいと思っていた。そういうことだったのかなぁと今は思っている。

2017年8月27日日曜日

2017.08.27 2日連続で「みやこ家」

● 今日は相方と氏家店。いつものつけ麺ではなくて,普通のラーメンを注文してみた。“煮干しそば”のあっさり。つけ麺の並みより量が少ない。
 ただし,“あっさり”とは言っても,そこは「みやこ家」のことだから,濃厚だと言われればあぁそうかと思う程度には濃厚なんですよ。煮干しのダシが鼻にツンとくるほど。

● 大昔,煮干しをポケットに入れて,それで焼酎を飲んでごらんよ,美味しいよ,と勧められたことがあった。さすがに実行はしていない。
 が,子どもの頃に煮干しをおやつ代わりに囓っていたことはある。ダシを取るくらいなんだから不味いはずがない。子どもでも旨いものだと思った。見た目の問題はあるけどね。

● それから。やはり子どもの頃。わが家では(わが家に限らず,同時の田舎ではたいていのところでそうだったと思うのだが)味噌汁のダシを煮干しで取った。
 で,ダシを取ったあと,煮干しを引きあげないんですよ。そのまま味噌汁と一緒に出てくる。その煮干しを食べるのも好きだった。

● 今から思えば,よほど貧しかったんだよね。二重構造という言葉があった。都市と農村の二重構造,大企業と中小企業の二重構造。
 都市と農村では明らかに生活に格差があった。文化的な刺激がどうのこうの,娯楽の機会がどうのこうの,という話ではない。それ以前の衣食住のレベルにはっきりした違いがあったと思う。

● その頃に比べれば,今は明らかに良くなった。いろいろ言う人がいるけれども,良くなっていると思う。
 人の記憶って不思議なもので,月日という篩にかけられると良いことだけが残る。幼かったときの楽しい記憶は,だからもちろんある。
 にしても,だ。昔は良かったなんてとんでもない。昔の農村はひどかった。

● ところで。つけ麺ではなくて,“煮干しそば”にしたわけは,麺以外にご飯も食べたいと思ったからであります。
 餃子セットを付けたんですよ。餃子でご飯を食べるのは旨いですからねぇ。

2017年8月26日土曜日

2017.08.26 みやこ家西那須野店

● みやこ家西那須野店でかなり遅めの昼食(兼夕食)。前回行ったときにはカレーのバイキングがあった。麺を注文すれば,カレーもいくら食べてもいいですよ,と。
 そのカレーを食べてみたかったんだけど,これ,なくなってた。

● みやこ家のガッツリ麺を食べた後にカレーまで食べる人はいなかったんだろうね。前回もカレーを食べている人,ひとりもいなかったから。ぼくもカレーには手が伸びなかった。

● 今回はつけ麺じゃなくて量の少ないラーメンを注文して,カレーを食べてみようと思ってたんだけどね。
 結局,“まぜめん”を注文。残った具で丼をつくるための半ライスも。

● みやこ家は,今どきでは珍しいと思うんだけど,客の主力は男性だ。ひとりで来ている人もいれば,グループで来ている人もいるけれど,男性が多い。女性は男性に付いてきてる感じ。女性だけのグループはあまり見かけたことがない。
 その理由は,とにかくガッツリ食べることができるからだ。

● というわけで,バイキングカレーを食べる人はいなかったのだろう,と。でも,食べて見たかったなぁ。どんなカレーだったのだろう。

2017年8月25日金曜日

2017.08.25 香港から持ち込んだ“出前一丁”

● 今月初めに相方が香港に行った。お土産は香港で売られている“出前一丁”の数々。
 なかなか消費できないでいたんだけど,今日は九州濃湯猪骨湯味というのを食べてみた。博多の豚骨ラーメン。細い棒麺。旨いわ。
 相方は棒麺の“出前一丁”を買うために,もう一度香港に行ってくるなんぞとホザいている。それだとだいぶ高い即席麺になってしまうな。ネットで買えないかねぇ。

● でも,日本国内では「出前一丁」はさほど売れているとは思えない。置いていないスーパーもけっこうある。
 国内で日清の袋のインスタントラーメンといえば,「ラ王」と「北海道のラーメン屋さん」。「出前一丁」よりはずっとポピュラーのように思える。

● それより何より,ぼくらの味方は「チキンラーメン」だ。これ,日清の代名詞でしょ。ところが,香港ではチキンラーメンはあまり見かけないようなのだ。
 この違いはどこから来るんだろう。なぜ日本国内では「出前一丁」が低調なのだろう。

● 東洋水産や明星食品,サンヨー食品などが,それぞれ「マルちゃん正麺」だの「チャルメラ」だの「サッポロ一番」だのっていう,フラッグシップを押し立てていて,競争条件が違うからなんだろうか。
 国内では日清は袋には見切りをつけて,利益率の高いカップ麺に注力しているからだよ,ってことなのか。でも,カップ麺は香港にもあるわけでね。

● どうして,香港では「出前一丁」が即席麺市場を席捲しているのか。どうして,香港ではチキンラーメンが受け入れられていないのか。香港に進出したときの初期戦略の問題なの?
 という,どうでもいいことを,チキンラーメンを啜りながら思ってみたんでした。

2017年8月22日火曜日

2017.08.22 Facebookの魅力?

● Facebookを始めてまだ1年余にしかならないんだけど,一度,FBから離れようと思ったことがある。閉鎖的な空間でずっとここにいても仕方がないなと思って。
 閉鎖的であるのが,FBの特徴であることはわかっていた。

● 不特定多数に向けて情報を発信するのがホームページ以来のネットの真骨頂だ。ブログしかり,Twitterしかり。
 が,FBは“友だち”を作って,“友だち”の間でコミュニケーションを取り合うツールだから,自分の発信が届く範囲は“友だち”に限られる。“友だち”の誰かが「いいね」やシェアをすれば,彼の“友だち”にまで届くけれども,基本は情報拡散には適さないSNSだろう。

● 基本的にGoogleの検索にもかからない。そういう閉じた空間ってつまらないと思った。
 で,しばらく離れてみよう,と。が,1週間で舞い戻ってしまった。

● 舞い戻ったのはやはりFBにそれなりの魅力があるからだろう。その魅力というのは,雑談の魅力だろうか。アップされるのはおよそどうでもいいことばかりだ。自分の投稿も同じだ。
 夕食に何を食べたか。休日にどこに行ったか。そんなことは,基本,どうでもいい。そのどうでもいいことのやり取りはしかし,けっこう引力が強い。

● で,そうしたどうでもいいことのやりとりを楽しむには,“友だち”の数が一定数いることが前提だろう。ぼくがFBを離れようと思ったのも,“友だち”が10人程度しかいないからだと思う。それだけではないが,それが大きな理由であることは間違いない。
 ぼくはリアルでも友人は少ない。というか,ほぼいないので,それがFBにも反映されている。その結果,FBがあまり面白くならないのであれば,ぼくのリアルもあまり面白くないものなのか。

● ではあっても,“友だち”の数を増やすことを第一義にするのは,はっきり間違いだ。来るものは拒まずの結果だろうけど,4桁の“友だち”がいる人もいる。
 あらかた,フォローをはずしているのだろうと思うが,それでも使いづらいFBになっているだろうなと愚察する。

● しかし,だ。FB内をザッピングしてみると,面白い投稿が多いものはやはり“友だち”も多いようだ。しかも,類友の法則が利いていて,水準の高い人が多そうなのだ。ぼくが無理にそうした輪の中に入ろうとしても,いかにも場違いという気がする。
 FBはわりと正直にその人の格を写す。その人の性格や活動の質量,幅を総括して“格”という言葉を使っているのだが。

● 翻って,自分のFBはひと言でいえば貧相だ。ぼくの格を写した結果だと思う。友人の数を追うつもりはないけれども,そうはいってもかなり貧しい感じがする。
 それが現在の自分の実相なのだと思うしかない。

● FBを離れてみようと思ったのも,その実相から目を背けたくなった結果かもしれないと,今,思いあたった。

2017.08.21 セブン銀行のATM

● セブンイレブンやイトーヨーカドーやヨークベニマルに限らず,それ以外の場所にも設置されるようになりましたね。宇都宮でいえば,駅ビルとララスクには設置されている。
 これはとても便利で,たとえば新生銀行に口座を作れば,オールウェイズ,手数料なしでセブンのATMを利用できる。地元の地銀を使うのなんかバカらしくなる。

● セブン銀行の収益源は,ATMの手数料らしい。他の銀行の利用客が,その銀行のキャッシュカードでセブン銀行のATMを利用するたびに,手数料がセブン銀行に入る。他銀行のお客さんが収益源だ。
 どうして,他銀行のお客さんがセブン銀行のATMを使うのかといえば,セブンイレブンが24時間営業しているからだ。仕事が終わって外に出てみると,市中銀行のATMは閉まっている。

● ATMを使うのに手数料を払うというのは,ゼロ金利であることを考えれば,口座管理手数料を支払っているに等しい。
 ムダな出費の典型で,それを避けるには,新生銀行に口座を作るのはお勧めだ(新生銀行以外にもあるのかもしれないけど)。1年365日,1日24時間,セブンのATMを無料で使えるんだから。その手続きは,すべてネットですませることができる。
 あとは,暇があるとき,ついでの用事があるときに,市中銀行の普通口座に入っている現金を全部引きだして,セブン銀行に移し替えておくだけだ。

● 普段使いの銀行としては,店舗を構えて営業している市中銀行は,すでに要らなくなっている。
 まして,平日でも18時以降のATM利用には自行の預金者からも手数料を取るようなことをやっているところは,サッサと切り捨ててしまった方がいいのじゃないか。
 もっとも,セブン銀行でも自行のカードでは,19時から7時までの引出しには108円の手数料がかかる。その代わり,nanacoのポイントが貯まる。

● セブン銀行に不安があるとすれば,現金需要じたいが減っているってことでしょう。クレカを使えるところが増えた。電子マネーも普及している。
 ぼくも遅ればせながら,脱現金を試行。今日から。ぼくが単独で行く店はほぼコンビニに限られるので,コンビニで何か買うときに,金額の大小を問わず,現金ではなくクレカで支払うことにしたってだけなんですが。

● 昔,邱永漢さんが,クレジットカードを使うのは借金と同じと書いていて,それを読んで以来,頑なに現金主義を貫いていたんだけど,どうやら時代はだいぶ変わっていたらしい。
 少なくとも,コンビニの店員にしてみれば,現金よりクレカを使ってくれた方がありがたいだろう。

● Suicaは使ったことがない。JRの切符は自動券売機で現金で買っている。これも改めようと思う。遅すぎるんだが。
 ちなみに,バスに乗るときはバスカードを使用している。だいぶお得になるのでね。

● ともあれ,現金で支払うことが少なくなれば,ATMへの依存度も下がる。セブンイレブンも独自の電子マネーやクレカを運営している。セブン銀行はおそらくATMのみの運用だろうから,自分で自分の首を絞める結果になるかもね。
 とはいえ,特に地方では以前として現金組が多数派のように思える。セブン銀行の恩恵は地方の方が大きいかもしれない。

2017年8月19日土曜日

2017.08.19 親指シフトに復帰?

● 今どきはあたりまえかもしれないんだけど,パソコンの打鍵は両手のすべての指を使ってタッチタイプでやっている。打鍵速度もかなり速い方だと思う。
 のだが。タイプミスが一定の比率で発生する。その比率はもうずっと変わっていないような気がする。

● ミスるとイラっとする。自分が悪いのはわかってるんだけど,パソコンにあたりたくなる。
 が,使っているのはキーボードには定評のあるThinkPadなのだ。パソコンを替えたところで,ミス比率が下がらないのはわかりきっている。

● ミスが出る大きな理由はローマ字入力にある。1文字あたり2回の打鍵が必要だ。打鍵回数が増えればミスも増える道理だ。

● 初めて接したキーボードは富士通の親指シフトだった。昭和60年頃。職場に導入されたOASYS。
その後,自分用のワープロも買って,ずっと親指シフトを使っていた。
 当時は,1本指打法だったんだけど,現在とさほど変わらない速さで打てていたように思う。自分の指が,キーボードから吐きだしたい速度に付いていけなかった記憶はないから。

● その後,パソコンがあたりまえになったので,ロマかな入力に切り替えた。若かったんでしょうね,多少の苦労はしたけれども,わりとスムーズに切り替えに成功した。

● が,親指シフト1本指打法とロマかなタッチタイプの速度がそれほど変わらないなら,親指シフトに戻ろうかと,チラチラ思うことが増えた。
 親指シフトなら1文字1打鍵だから,タイプミスがずいぶん減りそうな気がする。イライラが少なくなるんじゃなかろうか。

● 圧倒的少数派には違いないとしても,親指シフトをめぐる環境も昔とはずいぶん変わっているだろう。少しずつネットで情報を集めている。

● ただ,職場のパソコンを勝手に変えるわけにはいかないので,親指シフトに戻るとしても,職場なるものと縁が切れてからということになる。
 2つの入力方法を同時併存させるのもできなくはないと思うんだけど。

2017年8月15日火曜日

2017.08.15 株価暴落?

● 東芝が2部に降格するときに,東芝株は値下がりすると書いた新聞があった。というか,多かった。各種インデックスの指標から外れるから,大手は買わなくなるだろう,と。
 が,現実はそうなっていない。昨日は下げたが,朝鮮半島情勢を嫌気して全体が下げているので,その流れにあるに過ぎない。東芝固有の理由によるのではない。
 ま,新聞記者のヨミなんてのはそんなものでしょ。

● 腕に覚えのある人なら,東芝株はチャンスをくれるかもしれない。が,普通人はやめておいた方がいいだろうね。ぼくもやめておく。

● ぼく一個は,今はキャッシュポジションを高めておくべきときではないかと思っている。ぼくがそう思うんだから,市場は逆に動くかなぁ。
 なぜそう思うのかといえば,朝鮮半島もだけど,ヨーロッパが不気味だから。ドイチェバンク危機説はだいぶ前から語られている(が,現在まで特に異変は生じていない)。
 こういうものって,徐々に兆しが強くなるというんじゃなくて,来るときは突然来るものだと思う。

● そうなったらユーロはどうなるのか。イギリスやフランスはどうなるのか。立て直すのにどのくらいの公的資金が必要になるのか。欧州各国はその負担に耐えられるのか。
 どのくらいで立て直せるのか。それまで,世界でどのような混乱がどの程度まで発生するのか。

● こういうとき,ネットにはあまり信頼できる情報はないように思う。ものがものだけに,欧州各国ともそんな情報が出ないように気を遣っているだろう。
 こちらの感度が悪くて,キャッチできないだけかもしれないけど。いわゆる“ここだけの話”的なものは,当然,情報から除外しなければならない。

● だから,ヨーロッパが不気味だというのは,データに基づいた予想というレベルのものではない。何となくそんな気がするという,大昔の天気予報のようなものにすぎない。

2017年8月13日日曜日

2017.08.13 宇都宮の「みやこ家」で昼食

● 宇都宮のジョイフルホンダからの帰り。「みやこ家」宇都宮店で昼食。相方は石焼き濃厚つけ麺。ぼくは,煮干しつけ麺。
 最近,中太麺にすることが多くなっているかな。「みやこ家」の特徴は何といっても,極太麺にある。だけれども,中太麺の食感と噛み具合もなかなかいい。

● 相方によれば,氏家本店よりこちらは量が多い。氏家本店も元々はこの量だったかもしれない。

● 相方は,東京から呼ばれないのかしらと言う。東京のショッピングセンターのようなところから出店要請がないのかっていう意味。
 すでに西那須野を含めて3店になっているからね,これ以上の拡張はあまり考えてないんじゃないか。わからないけどね。

● ぼくらが知ってるラーメン店っていうのは,きわめて限られている。東京だったら,チェーンの「味の時計台」新橋店以外には行ったことがない。地元でも「みやこ家」以外に行くのは2,3店に過ぎない。
 だから,広い世の中のことを知らないんだよね。東京からオファーが来るっていうのは相当にすごいことなんだろうけどね。

2017年8月12日土曜日

2017.08.12 鹿沼の黒川でローソン・パブ

● 鹿沼に行った。JR利用。帰りに,市内のローソン鹿沼上田町店で缶ハイボールと肴を買って,黒川べりで飲んだ。ローソン・パブ黒川版。590円の贅沢だ。

● 水が流れ下っていく様,その流れていく音。音楽を聴いてるより,こっちの方がいいかと思うほどで,ずっとこうしていたいと思った。
 曇っていて暑くなかったのも幸い。

● ぼくはピクニックとかハイキングとかトレッキングとかはやったことがない。そういうものは都会に住んでいる人たちが,田舎を楽しむためにするものだと思っていた。
 ぼくは田舎に住んでいるんだから,ことさら自然を求める必要はないと思っていた。

● でも,川の流れを間近に見ながら,安い酒を飲むのは気持ちがいいんでした。お金を使わないでできる独り飲みの究極はこれかもしれない。
 こういうのって,地元の川でもできるじゃないかって話だけど,車を運転するわけにいかないからね。地元でっていうのは,けっこう難しいんだよね。
 電車で行けて,しかも駅から徒歩圏内にある川ってほかにないですかねぇ。


(追記 2017.08.17)

同じことを宇都宮の田川でやってみた。宮の橋の少し上流側。
 でも,残念ながら,感興は今ひとつだった。黒川のような清涼感がない。水が流れ下っていくときの音もない。人工護岸で大きな用水路といった趣なのもマイナス点。正直,これは1回やってみてもういいやと思った。

 かといって,そのためにわざわざ鹿沼まで行くのはちょっとあり得ない
 どこかにないかなぁ。鬼怒川はダメだね。車が必要になる。自宅から五行川までは歩けなくはないんだけど,たぶん歩かないなぁ。

矢板の内川はありかもしれない。鹿沼よりは近い(少なくとも時間的には)。
 烏山線で滝駅で降りて,龍門の滝で飲むのもやってみたい。気持ちが良かろうね。この場合の問題は,運転本数が少ないことだな。

2017年8月11日金曜日

2017.08.11 東武電車で鹿沼へ

● 今回の休暇で最後の朝食。今日も「四川」で。
 昨日,学習したので納豆には手を出さず。果物のほかは,厳密に和食限定。ヨーグルトも食べたかったんだけど,我慢。もちろん,カレーもNGとした。

● 朝食後,ぼくだけ早めに出立。白金台から都営三田線,浅草線と乗り継ぎ,浅草へ。浅草から東武電車で新鹿沼に向かう。

● 浅草駅から東武に乗るのは久しぶりだ。安い準急か快速で行こうと思ったんだけど(新鹿沼まで1,200円),掲示板に出てるのが特急ばっかりで。
 仕方がないので1,230円を追加して,生まれて初めて(だと思う)スペーシアに乗ることにした。特急なんて乗りたくないんだけどね。短い時間しか乗っていられないのに,高いんだからさ。早く着いたところで,その浮いた時間を有効(?)に使えるわけもないしね。

● 日光へ行くお客さんなんでしょうね。満席に近い状態だった。特急券(全席指定)が取れたのはラッキーだったのかも。
 車内はフリーWi-Fiあり。問題なく使えた。

● 85分後に新鹿沼に到着。新鹿沼で降りるのは,たぶん,これが最初で最後になるだろう。
 都内での移動に際して「JR線で距離を測ってしまうんですよね。それしか知らないから」と反省したんだけど,これ都内に限らないね。鹿沼から85分で東京に行けるってのも,初めて知ったよ。
 しかも料金はJRの鈍行で行くのとさほど変わらない(JR鈍行がいくぶん安い)。大方の鹿沼市民にとっては明らかに東武が便利。お金のない学生さんは,時間をかければ1,200円で行けるんだしね。

● ぼくは東武を使える環境にないから,どうしてもJRしか視野にない。日光,鹿沼,栃木,足利,佐野に住んでる人たちって,安い運賃で東京に行けるんだよね。
 とすれば,宇都宮なんか相手にする必要ないんだな。オール栃木っていうのは,基本,宇都宮中心主義の発想なのかもね。

● 新鹿沼駅から市街に向けて歩く。っていうか,新鹿沼駅がありあたりが鹿沼の中心街なのかもしれないけど。
 途中,こんなお寺があった。開放的な雰囲気。

● 「道の駅新鹿沼」。道の駅って,どこもお客さんがいるねぇ。
 そこにこんな広告(?)があった。鹿沼三十三ヶ所観音霊場って,こんなの前から
あったんだっけ。最近作ったんだよね,たぶん。パンフレットとかないかと思って探したんだけど,あったのはこのポスター(?)だけだった。 

● 1週間前と同じセブンの鹿沼上材木町店でイートイン。400円の昼食。さっきまではホテルで食べてたのになぁ。日常に戻ったと痛感する。
 ただね,コンビニの400円昼食とホテルのラウンジやレストランと,そんなに差はないような気もするんだよねぇ。
 コンビニがこれだけできると,市井の食べ物屋は打撃を受けるかもしれないねぇ。イートインが普及すると尚更だろう。充分に旨いんだもんね,コンビニ。
 弁当もあるし,サンドイッチもあるし,飲物もデザート(和洋菓子)もあって,それぞれが水準をキープしていると思うんだよね。でもって,安い,と。

● イートインに先客がいた。幼稚園児とおぼしき男の子が一人。セブンコーヒーとマルカワのガムを傍らに,漫画本を読みふけっていた。保護者はいないようだ。
 こういう子を見ると,将来有望だなと思ってしまう癖がぼくにはある。根拠は何もない。単純な思いこみだ。

2017年8月10日木曜日

2017.08.10 夜の新宿に行ってみる

● 昨夜は銀座に行ったので,今夜(10日)は新宿を覗いてみることにした。目黒駅からJR線で170円。

● が,着いたものの,一歩も先に進めない。とんでもない人圧(?)のせいだ。手も足も出ないとはこのことだ。
 若い頃に,歌舞伎町を歩いたことがある。昼間だったんだけど,それでもビビリながら歩いた。それが利いてたりするのかもしれないんだけど,何より人が多すぎる。

● この人の多さは何事だ。この人の波はいったいどこに向かおうとしているのか。秩序というものがまるでない。右に左に,西に東に。
 唖然,呆然。新宿,怖い。田舎者だわ,オレ。

2017.08.10 国立科学博物館付属自然教育園

● 今日は曇り日。気温も低い。街歩きに絶好。でも,街に繰出す気分にならず。何てこったい。
た だし,ホテルから徒歩圏内の「国立科学博物館付属自然教育園」に行ってみた。目黒通り沿いにあって,気になっていたので。入園料は310円。

● ただし,ホテルから徒歩圏内の「国立科学博物館付属自然教育園」に行ってみた。目黒通り沿いにあって,気になっていたので。入園料は310円。
 以前は庶民は踏み込めなかった場所らしい。今はこうして博物館の付属施設になり,わずかなお金を払えば,ぼくも中に入れる時代は進歩しているんですなぁ。

● 濃密な平地林。中に入ると,セミの声しか聞こえなくなる。ここはどこなのかわからなくなる。つまり,東京にいることを失念する。
 好きな人なら,おにぎりと水筒を持参して,1日過ごせるのではないか。園内にトイレもある。一人で来ている爺さまも何人かいる。リピーターかと思われる。

● ムラサキシキブ。何でもないただの雑木に見えるんだが。おまえはどうして,そんな雅な名前を付けられたのだ?







● 極相林についての説明板。わかりやすい説明。
 ぼくの実家は山の中にある。杉や檜を植林したので(苗木を植える作業を手伝わされたことがある),汚い山になってしまったが,今や採算に合わないどころではなく
なったので,放置されている。長年の間にはきれいな山に戻るんだろうかなぁ。

● ひょうたん池。江戸時代には回遊庭園だったらしい。その名残。




● 水生植物園。こういうの,昔の田舎にはけっこうあったような気がするんだが。 
 ぼくは自然しかないところで育っているんだけど,外で遊ぶ子供ではなかった
ので,自然に関してけっこう疎い。それでも,こういう風景には既視感がある。

武蔵野植物園

おろちの松
コナラ林









水鳥の沼



● 目黒駅前に「自転車文化センター」なるものあり。覗いてみた。昔の自転車が展示してある。もちろん,レプリカだろう。そのミニチュア自転車の展示も。期間限定だろうか。
 圧巻だったのは自転車に関する資料や書籍だ。ここに来ればないものはないのではないかと思えた。
 ただし,「友の会」の会員にならないと閲覧不可。貸出もしているんだろうか。どっちにしても,ぼくは利用できないから,詳しくは訊かなかったんだけど。
 別のところで,ルネ・エルスの3人乗り自転車を展示。これ,本物?

2017.08.10 シェラトン都ホテル,4日目

● 「四川」で朝食。お客さんは外国人比率が高い。和洋ブッフェだけど,大半の人たちは洋を選んでいる。
 ぼくは果物を食べてから,和でまとめてみたんですが。ホテルの朝食では珍しく,納豆も用意されている。味付け海苔も。
 その納豆にも手を出してみたんだけど,1回で気がすんだ。

● 隣のテーブルには中国人と思しき夫婦。ダンナの方はぼくより年上と思われたが,旺盛な食欲。
 奥さんの方は,丸いパンのうえに食パンを載せ,その食パンのうえにベーコンやらソーセージやらを載せて,テーブルに持ってくる。立体的という点で,アメリカ人のワンプレート主義をしのいでいる。テーブルマナーやブッフェマナーなどは眼中にない無手勝流。
 半世紀前の日本の田舎のオバちゃんはこうだったなと,少し懐かしかった。

● 今日は近くにある「国立科学博物館付属自然教育園」に行ってみた。目黒駅前を歩いて,昼過ぎにホテルに戻った。
 ラウンジで水分と糖分の補給。同じホテルに4泊5日では飽きるかとも思ったんだけど,そんな気配はまったくない。飽きない。
 唯一の気がかりは,炭水化物の取りすぎ。この5日間で3キロくらい太るかもしれない。

● だから,今日もサウナに行って汗を絞ったんだけど,こんなものは気休めにしかならない。でも,サウナは気持ちいいからね。
 相方の30分ですませなさいと言うので,大急ぎで入ってきた。

● でもって,夜のラウンジ。相変わらず,ハイボールしか飲まない。ワインとかその他の酒には手をだす気にもならず。
 料理は日によって多少変わ
る。今夜は野菜のカレーがあった。その代わり,ローストビーフがなかった。

● 泊まるのは今夜が最後。短いバカンスが終わってしまう。だんだんウツが兆してくる。その気配を感じながら眠った。

2017年8月9日水曜日

2017.08.09 夜の銀座と新橋を歩いてみた

● 平日の夜の銀座。中央通りと並木通りを歩いてみた。中国語が聞こえてこなくなった銀座は,気持ちがいい。いや,聞こえてはくるんだけど、ひと頃ほどではない。
 爆買いが減っちゃって,そこは痛し痒しというところなんだろうけどね。

● 外国人観光客は中央通りに集中しており,並木通りに移ると,ガクンと減る。
 酔客をホステスが出口まで送っている。幼児に戻ったお客を,ホステスが保母さんになってあやしているという図式。昔からそうだったし,これからもそうだろう。
 ホステスの仕事は,子供になった男性客をあやすこと。それと,愚痴と自慢話を聞いてやること。銀座のクラブの機能は単純なのだろうな。
 場末のスナックもまったく同じ。ぼくも,夜のカウンセラーにだいぶお世話になった。

● 銀座で男を磨く的な言い方を耳にすることもあるけれども,そこをあまり真に受けてはいけないのかもしれないねぇ。
 昔は銀座に文壇バーというのがあったと聞く。作家が集って四方山話に興じていたのだろう。作家たちにとっては居酒屋的なところだったのだろう。だいぶ高くつく居酒屋だったろうけど。
 その当時は,銀座で男を磨くなんてこともあったのかなぁ。いずれにしたって,古き良き時代という以上のものではないような気がするが。

● 今はどうなっているんだろう。接待に使われることはあるんでしょうね。
 が,モテる男性はこういうところにあまり出入りしないような気がする。なにせ行ったことがないので,空想と妄想だけでモノを言うことになってしまうんだけど,今の銀座ではクラブとキャバクラの境界線ってあるんだろうか。
 キャバクラなら,間違って場末の店に一度行ってしまったことがあるんだが,退屈きわまるところだったぞ。ホステスの素性が見えてしまって。というより,積極的に素性を明かしてきたな。公然の秘密で覆われている素性だから,隠す必要はないのかもしれないんだけど。

● どっちにしても,ぼくは銀座よりも新橋が似合う人間だ。その新橋に移動。
 明日も仕事だろうに,この時間まで飲んでる人,多し。
今の男たちは飲まなくなっていると思っているのだが,その分,女性が飲むようになった。パワーを感じる。
 ぼくもかなり飲んだ口だけど,もう深夜まで飲むのは辛くなった。

● 場所がらなのか,駅の周辺に立ち食いそばのスタンドが多い。その中のひとつ「かのや」でたぬきうどんを喰う。350円。
 本当は居酒屋で飲んで,新橋村の住民の一人になりたいんだけど,そこまでのパワーは(少なくとも本日のところは)ない。

2017.08.09 赤坂散歩

● 今日も,「もっと東京さんぽ地図」(昭文社)に紹介されているコースを歩いてみようかな,と。四谷に出ることにした。
 どうしてもJR線で距離を測ってしまう。白金から四谷に出るには,まず目黒駅に出て山手線で新宿,中央線に乗り換えて,と考えてしまう。けっこう遠いじゃん,と。
 実際は白金台から地下鉄の南北線に乗れば乗換えなしで行けるんでした。麻布も六本木もここから近いんでした。このあたりの感覚が,なかなか身につかない。もっと気を入れて地図を見ればいいんだろうけど。

● 永田町で下車して,まずは「東京ガーデンテラス紀尾井町」。垢抜けた人工的な空間。長居したくなる気分ではない。先を急ごう。

ニューオータニ
● 清水谷公園からニューオータニの日本庭園。ニューオータニは何度か利用しているんだけど,だいぶ以前のことだ。館内地理はすっかり忘れている。迷子になりそうだった。
 建物もいくつもある。このホテルの全体を把握するには,けっこう時間がかかりそうだ。

● 日本庭園は,今泊まっているシェラトン都にもあるし,昨日歩いた高輪プリンスにもある。そちこちにある。
 その中でも,ニューオータニの庭園は有名処のひとつですか。ニューオータニの知名度が高いから,庭園も知られているんだろうか。
 徹底的に人工的な庭園という印象。人工の滝があったりね。

● 相方のiPhoneナビを頼りに,迎賓館 赤坂離宮へ。残念なことに水曜日が定休日だったんですねぇ。門が閉まっていて,入ることはかなわなかった。
 今日は昨日以上の猛暑。すでにバテ気味。自転車だったら必ず風を作れるからまだいいんだけど,徒歩ではきつい。
 加えて相方が一緒なもので,どうもペースに乗りにくい。そこに,迎賓館が休みだってのがトドメになった。もういいやと思ってしまった。

● 残りはやめて,四谷駅に向かうことにした。アトレ四谷に入ったら涼しいこと。助かった。成城石井でペットボトルのお茶を買った。ひと心地つくとは,こういうことをいうんだろう。
外濠公園
 相方は新宿に行くという。ぼくも気を取り直して続きをやろうかと思ったものの,一歩外に出たら,その気も失せた。
 日陰を求めて,外濠公園でさらに休んでから,ホテルに戻った。今日は何とはなしの敗北感がありますなぁ。

2017.08.09 シェラトン都ホテル,3日目

● 今日はホテル内の「大和屋」で朝食。セルフではなく,配膳してくれる。ので,炭水化物過剰摂取を回避できる。ぼくには過ぎた食事というべし。

● そのあとは相方と赤坂に出てみた。死ぬほど暑かった。ホテルに戻ったときは,心底ホッとした。
 風呂に入って,ついでに下着を手洗いして,着替えてから,ラウンジで優雅な昼食兼用のお茶タイム。はぁ~ぁ。

● 今日もサウナを使わせてもらった。トレーニングマシンとプールもあるわけだけど,どちらもあまり使っているひとがいない。マシンは外人サンが時々使っているが,プールは貸切で使えそうだ。
 だったら,おまえが使えばいいだろう,って? それは無理。なぜなら,ぼくは泳げないんだから。

● 今夜もラウンジで飲む。比較的空いている。ラウンジの様子は電車の中と同じ。外国人比率が高いんだけど,彼らを含めてほぼ全員がスマホをいじっている。
 パソコンを持ち込む人もいるが,これは外国人に多い。西洋系,東洋系を問わず。彼らの特徴は長居すること。 
 気持ちのいい空間に適度の雑踏観があるわけだから,そうしたくなるのはわかる。しかし。それは部屋でやるべきことではないのかと思う。

● ホテルラウンジでの目撃談。あるカップル。男は30代の半ば。女は50に届いているかもしれない。
 男が,オレは英語が堪能なんだよ,と女に自慢していた。見せてやると言って,ブッフェ料理を取っている外国人の子どもの前に立ちはだかって,言葉を発した。
 何と言ったと思いますか。How old are you? だったんだよ。
 その子はキョトンとしていた。近くにいた父親も唖然としていた。そりゃそうだ。突然,無作法を突きつけられたら,キョトンとするしかない。
 女はそれを見て,すごぉいと拍手してた。絵に描いたようなバカップル(ひょっとすると親子なのか。そうは見えなかったんだが。最近,女の方が大幅に年上っていう組合せを見かけることが多くなった印象がある。流行りなのか)。
 しかも,10代や20代の若者ではなくて,いい年こいたオッサンとババァだってところが,何とも切ないじゃありませんか。
 人はここまでバカになれるのだというサンプルとして,記憶にとどめておくことにする。

2017年8月8日火曜日

2017.08.08 シェラトン都ホテル,2日目(その2)

● ホテルのラウンジでアフタヌーンティー。リンゴジュースを意地汚いほどに飲んで(3杯ほど),水分をとった。
 そうしてから,今日もサウナ。歩いているときにかく汗は不快だけれども,サウナでかく汗は気持ちいい。同じ汗なのに,この違いはどこから来る?

● 夜もラウンジでハイボールを。料理の取り方がアメリカ人並みのワンプレート主義になってきた。
 一人で来てる人もいる。中には妙齢のお嬢さんも。お仕事頑張ってる自分へのご褒美かい? お嬢さんが一人でいるというたたずまいは,それ自体が悪くない。っていうか,たいていの場合,絵になる。友だちと一緒に,彼氏と一緒に,とか考えないで,どんどん一人で動けばいいのに,と思う。

● 会社の上司と部下とおぼしきカップル(50代と40代)もいる。50代の男の方はどう見てもモテるタイプじゃないんだが。エラそうだし,頭は露骨にカツラだし。今夜はお泊りか?
 ラブホ的な使われ方をされないホテルはダメなホテルだという意見に,ぼくも賛成なんだけど,恋愛ってのはこれから生殖期を迎える若い人たちに似合うものだなという気はする。
 “黄昏流星群”じゃダメだというわけではないのだが,“黄昏流星群”はひっそりやるべきだな。目立っちゃいけない。正確にいうと,目立たない方が風情があるというか,お得というか。